蹴りたい背中

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評判

蹴りたい背中の評価:

3.63/5点 レビュー 175件。 B ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全350件 341〜350 18/18ページ
No.10
(3pt)

軽い小説

適度な長さの小説。小気味よい比喩。技巧のある文章。一つの読み物としてはまとまっている。だが内容の稚拙さは否めない。
この小説は「世界観が狭い」と言われがちである。私自身の考えでは小説世界の広い、狭いは問題でなくその広さに見合っていかに濃さを出せるかだと思う。しかしこの小説は世界観も狭いし濃さもない。話は終始意外な展開はせず、少し世間から外れた(またはごく一般的な)男女にも大きな変化がない。正直もう少し長ければ退屈になっていたかも知れない。
けれども、高校生が読むに適していると思う。すこし胸を締め付けられるような恋とも言えない儚さ、学校生活の期待からくる苦しみは彼らの興味はくすぐるだろう。
芥川賞最年少受賞は芥川賞最年少読者向け図書なのではないか。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.9
(3pt)

軽い小説

適度な長さの小説。小気味よい比喩。技巧のある文章。一つの読み物としてはまとまっている。だが内容の稚拙さは否めない。
この小説は「世界観が狭い」と言われがちである。私自身の考えでは小説世界の広い、狭いは問題でなくその広さに見合っていかに濃さを出せるかだと思う。しかしこの小説は世界観も狭いし濃さもない。話は終始意外な展開はせず、少し世間から外れた(またはごく一般的な)男女にも大きな変化がない。正直もう少し長ければ退屈になっていたかも知れない。
けれども、高校生が読むに適していると思う。すこし胸を締め付けられるような恋とも言えない儚さ、学校生活の期待からくる苦しみは彼らの興味はくすぐるだろう。
芥川賞最年少受賞は芥川賞最年少読者向け図書なのではないか。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.8
(1pt)

どこが評価されたの?

感性が貧しいと言われそうですが、これって一冊使って書く内容でしょうか。
蹴りたい背中という複雑で現実的な表現が見事だからなんなんでしょうか。
蹴りたくなる背中という感情以外の描写に重点を置いて見るならば、
これよりも優れた作品は他にもあるはずです。立派そうな賞に選ばれた理由がわかりません。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.7
(1pt)

どこが評価されたの?

感性が貧しいと言われそうですが、これって一冊使って書く内容でしょうか。
蹴りたい背中という複雑で現実的な表現が見事だからなんなんでしょうか。
蹴りたくなる背中という感情以外の描写に重点を置いて見るならば、
これよりも優れた作品は他にもあるはずです。立派そうな賞に選ばれた理由がわかりません。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.6
(5pt)

ひたすらに読んでみれば

クラスで孤立している人がどのような形で(意識面、行動面とも)しのいでいるかはそれぞれだろう。本作の主人公・ハツが選んだ(選ばざるを得なかった)その形について、いい悪い、好き嫌いなどを云々せず、ただひたすら彼女の心情に寄り添うことに徹して読んでみれば、たいそう胸の痛くなる小説だった。

そんな学校生活の中で、ハツが興味をもった一人の男子・にな川。彼もまた孤立しているのだが、熱狂的ファンである「オリチャン」が心を占有しているため、孤立の事実にすら無頓着に見える。

そんなにな川に対し、ハツが抱いた名づけがたい感情を、一見子どもじみた、しかしどのようにも受け取れるふくらみをもつ「蹴りたい」という衝動で表現した手際。実際に蹴るシーンの熱っぽくて濃い独特の空気は、なかなかのものと思う。

目に見えて何が変わるでもないラストは、好みが分かれたことだろう。ハツのクラスでの状況がよくなる見通しは全くなく、にな川も同様。二人の間柄も「蹴る―蹴られる」関係のままである。

彼らのそれからが気がかりで、しばらく尾を引いた・・・どんなふうにであれ、登場人物が長く読者の心に居座り続けるというのも、魅力的な小説の要件のひとつではなかろうか。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.5
(5pt)

ひたすらに読んでみれば

クラスで孤立している人がどのような形で(意識面、行動面とも)しのいでいるかはそれぞれだろう。本作の主人公・ハツが選んだ(選ばざるを得なかった)その形について、いい悪い、好き嫌いなどを云々せず、ただひたすら彼女の心情に寄り添うことに徹して読んでみれば、たいそう胸の痛くなる小説だった。

そんな学校生活の中で、ハツが興味をもった一人の男子・にな川。彼もまた孤立しているのだが、熱狂的ファンである「オリチャン」が心を占有しているため、孤立の事実にすら無頓着に見える。

そんなにな川に対し、ハツが抱いた名づけがたい感情を、一見子どもじみた、しかしどのようにも受け取れるふくらみをもつ「蹴りたい」という衝動で表現した手際。実際に蹴るシーンの熱っぽくて濃い独特の空気は、なかなかのものと思う。

目に見えて何が変わるでもないラストは、好みが分かれたことだろう。ハツのクラスでの状況がよくなる見通しは全くなく、にな川も同様。二人の間柄も「蹴る―蹴られる」関係のままである。

彼らのそれからが気がかりで、しばらく尾を引いた・・・どんなふうにであれ、登場人物が長く読者の心に居座り続けるというのも、魅力的な小説の要件のひとつではなかろうか。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.4
(2pt)

芥川賞受賞作?

近年の芥川賞受賞作のレベルの低下には驚かされる。
この作品も例外ではない。
作者の並ならぬ才能は感じる。絶妙な表現のうまさもある。最近のものを読んでいて久しぶりに嬉くなった。この作者の将来の作品は読んでみたい。
けれど、この作品の線の細さ、文体・文章の危うさは、本来の芥川賞に値しないのではないか。
出版業界の起死回生?
そんな商人根性で、憧れと栄光と門出の「芥川賞」を安売りするようだから、
最近の若手作家の作品はどれも深みがない。
そういったことがよくわかる本。

物語のはじめと終わりで主人公に決定的な変化が無い、
(例えば三島由紀夫は10代の頃すでに、その様な作品を「下らない」と評しきっている。)
そう思ったのは決して私だけではあるまい。
この作品を読んだ後の率直な感想。「下らない」。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.3
(2pt)

芥川賞受賞作?

近年の芥川賞受賞作のレベルの低下には驚かされる。
この作品も例外ではない。
作者の並ならぬ才能は感じる。絶妙な表現のうまさもある。最近のものを読んでいて久しぶりに嬉くなった。この作者の将来の作品は読んでみたい。
けれど、この作品の線の細さ、文体・文章の危うさは、本来の芥川賞に値しないのではないか。
出版業界の起死回生?
そんな商人根性で、憧れと栄光と門出の「芥川賞」を安売りするようだから、
最近の若手作家の作品はどれも深みがない。
そういったことがよくわかる本。

物語のはじめと終わりで主人公に決定的な変化が無い、
(例えば三島由紀夫は10代の頃すでに、その様な作品を「下らない」と評しきっている。)
そう思ったのは決して私だけではあるまい。
この作品を読んだ後の率直な感想。「下らない」。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.2
(5pt)

小説を読む愉しさ

文字を読む楽しさが、ぎっしりと詰まった作品だと思います。
物語の展開に魅力を感じた読者は少ないかもしれませんが、
この作品がここまで支持され、売れたのはやはり綿矢さんの技量だと思います☆
一文、一文が素晴らしい☆
文字を読むのが愉しい☆
そんな印象を持ちました☆
同時に、小説の技巧について勉強したい作家志望の方にとって
「勉強」になる一冊にピッタリ!――ではないでしょうか。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.1
(5pt)

小説を読む愉しさ

文字を読む楽しさが、ぎっしりと詰まった作品だと思います。
物語の展開に魅力を感じた読者は少ないかもしれませんが、
この作品がここまで支持され、売れたのはやはり綿矢さんの技量だと思います☆
一文、一文が素晴らしい☆
文字を読むのが愉しい☆
そんな印象を持ちました☆
同時に、小説の技巧について勉強したい作家志望の方にとって
「勉強」になる一冊にピッタリ!――ではないでしょうか。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419