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ヒトラーの試写室
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ヒトラーの試写室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ここ最近、主に明治維新以降第二次世界大戦辺りまでの人知れず活躍、または偉大な業績を残した日本人に関するノンフィクションや “史実に基づいた”フィクション作品を結構読んできたが、偶然にも本書はその一つで、正規職員でも無いイチ雑用係にも等しい日本人青年が、戦中ナチスドイツの招きにより渡独してナチスのプロパガンダ映画の制作に、特殊技術スタッフとして関わった物語だ。 当時、政治家や軍人以外で黄金党員名誉バッジを授与された日本人はどれだけいたのだろう?ある程度居たとしても、恐らく本作の主人公はその中でも最も無名な人物であろう。 その様な人物にスポットを当てた松岡氏。非常に面白いエピソードを読ませて貰えたと感じた。 評価が低いのは、物語が余りにも淡々と進んでいき、少々あっけなかったから。勿論、千里眼や高校事変の様な奇想天外な内容やアクションを期待した訳では無い。しかし、せっかくの人材を上手く活用仕切れなかった感が若干あった。無名の人物故にエピソードが少な過ぎ、でもフィクションのエピソードを余り使いたくないと言った所なのだろう。 ところで、本書の解説にも他のレビューにも一切触れられていないが、主人公が敗戦した日本に帰国した際、東京駅近くの建物でGHQによる取り調べを受けている。その際、英語と日本語の通訳をした人物が藤田田と書かれている。物語にも後記にも一切書かれていないが、これはあの藤田田なのか?それはそれで凄い “史実” だなぁと思った。 | ||||
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時代背景が戦時中でドイツと日本の微妙な関係やユダヤ人虐殺に関係してゆく主人公の家族など、非常に興味深い内容でした。 私個人の趣味とはいくらかかけ離れていたので、特撮技術というよりも、当時の時代背景に惹かれました。 | ||||
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