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水曜日のジゴロ 伊集院大介の探究



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水曜日のジゴロ 伊集院大介の探究の評価: 2.67/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

伊集院大介シリーズの変質か

伊集院大介シリーズは一通り読んでいるが,ここらあたりからちょっとシリーズが変質しているような気がする.同じ主人公の登場する前作「魔女のソナタ」まではいわゆるミステリーだったシリーズが,アウトサイダーたちの六本木ストーリー(?)といった様相,あるいは最後まで読み手が謎解きは決して出来ないタイプのミステリー風ストーリーというものに変化してきているように思われるのは私一人ではあるまい.登場人物「千秋」や「樹」の内容的に繰り返しの多い語りは,かつての平井和正『幻魔大戦』を思い出してしまった(あれも繰り返しが多かった).本書が一応エンドを迎えたときは正直ほっとした.ミステリーと思って読むとちょっとつらいが六本木風俗の一風景と思って読むなら良いかもしれない.
水曜日のジゴロ―伊集院大介の探究Amazon書評・レビュー:水曜日のジゴロ―伊集院大介の探究より
4062108836
No.2:
(1pt)

もうこのシリーズ読まないかも…

もはや推理小説ではなくただの小説。それはそれでかまわないのだが、なぜ登場キャラ(非常に美形な男という設定)の一人に「だれも俺の中身なんてみてないで見かけだけで判断している」(大意)といわせておいて、他の場では伊集院大介に「家や家庭などの守ってくれる存在から自分を切り離し、身を守る術を持たない、特別なところもない女の子たち」と断定させるのか。
この人にかかると、「わたしを含めて、わたしの思いいれのある登場人物は人と違うすごい人間で理解されないの。でもそれ以外の人間はみんな同じ」となるらしい。作者の自己顕示欲がとても漂う作品。さらに伊集院大介がほとんど推理していない。前作よりさらにパワーダウン。
同シリーズが好きで、全部買っていただけに残念。
水曜日のジゴロ 伊集院大介の探求 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:水曜日のジゴロ 伊集院大介の探求 (講談社文庫)より
4062751259
No.1:
(1pt)

限界、なんだろうか。

「魔女のソナタ」の続編的位置に当る作品である。
しかし、読んだ後のこの疲労感はなんなのだろう。
物語の世界観が弛緩しきっているとしか思えない。
せめて次回作こそはプロの文章を読ませて欲しい、と思う。
この作品がシリーズ最終作だとしたら、余りにも遣る瀬無い。
水曜日のジゴロ―伊集院大介の探究Amazon書評・レビュー:水曜日のジゴロ―伊集院大介の探究より
4062108836

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