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(短編集)
夢みる葦笛
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夢みる葦笛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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早川書房が選ぶ2016年に出版された国内ベストSFということで読んでみた。 10篇中最初の4篇はSFとはちょっと違う印象。個人的には「世にも奇妙な物語」を連想する。 敵の群れの中に武器を持って突っ込むような、「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドが4篇。 親しい人や協力者を殺すエンドが3篇。一番最初に連発するので、そういう共通テーマがあるかと思ったがそうでもなかった。 このように、短編集としての構成がちょっと雑な感じがする。 内容は、特異なテクノロジーや存在が投入されたときの社会の反応にいまいち整合性がなかったり、異質の知性との接続とか、 自然破壊の結果として自然に報復されるとか、高次の知性が歴史に介入するとかのSFとしてはど定番のものが目立つことから、 著者は科学フィクションを作ることそのものよりも、よくあるSF設定の中で登場人物がどういう心情になるか、という 「小説」のほうに重きを置いているように感じる。ここは好みが分かれるところだろう。その場合の自分基準として、星三つ。 | ||||
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