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(短編集)

政治的に正しい警察小説



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【この小説が収録されている参考書籍】
政治的に正しい警察小説 (小学館文庫 は 17-1)

政治的に正しい警察小説の評価: 4.08/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

長めの星新一?

カレーの話は笑えましたね。「ロストケア」で作風にハマりましたが、短いのもいいですね。さっと読めるし、長編と違って区切りがあることでエンドレスにならない。期せずして食事や睡眠時間が削られることはなかったです。
政治的に正しい警察小説 (小学館文庫 は 17-1)Amazon書評・レビュー:政治的に正しい警察小説 (小学館文庫 は 17-1)より
4094064648
No.9:
(5pt)

全然警察小説ではない短編集。

短編小説は苦手なのですが、これはそれぞれの物語にすっと入れて読みやすく、違う小説の合間に少しだけ読もうと思っていたのに、つい一気読みしてしまいました。
あれっ?と思うほど最後のオチが分かりやすいものもありましたが、叙述トリックとか、グロテスクなものとか、バラエティーに富んでいて飽きなかったし、あらすじも面白かったです。個人的には最後の話の『政治的に正しい警察小説』に出てきたキテレツな編集者のキャラが面白く、一番楽しめました。
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No.8:
(4pt)

バラエティに富んだ短編集

各作品、それぞれ異なる味付けながら、最後に隠し味が利いてくるところは共通。
最後の表題作以外は・・・
短編集のタイトルをこれにしたのは、読者の興味を惹いて本を手に取らせるという点で正解。
そして最後に持ってきたところも、正解。
最初にこれを読んでしまったら、残りの作品を読む気が失せていたかも・・・
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No.7:
(5pt)

トリックにあふれた名短編集

著者は骨太な作品も多いが、短編も面白いと聞き読んでみました。
たしかに評判通りのテンポの良さと、トリックの鮮やかさ、またキャラクターの人間味もよかった。
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No.6:
(4pt)

葉真中 顕のポテンシャルを示す1冊

他にも同様の意見があって私だけじゃないんだと安心したが、表題作はいらなかったなあ。せっかくの読後感が・・・。だからマイナス1点。もし私が編集者なら、この本のタイトルは「神を殺した男」にする。
とは言え、全てが高い水準を保った短編集であることは間違いない。これほどの短編集はなかなかない気がする。葉真中 顕という作家のポテンシャルが示された一冊と言えよう。
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No.5:
(4pt)

ブラックユーモア

最近こういう短編をかける作家さん少なくなったと個人的には思います。非常に面白かったです。喫茶店でコーヒーでも飲みながらニヤッとする内容です。表題の政治的に正しい警察小説以外は、ニヤッと出来ました。リビングウィルは脳死ではなく、医学的にはロックドイン症候群だと思いますが、そこはご愛嬌
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No.4:
(4pt)

ブラックユーモアミステリー短編集

タイトルに惹かれて読んでみた。
まさに、ブラックユーモアミステリー短編集。
面白かった。
表題作以外は。

カレーの女神様が一番ひきつって笑った。

表題作が一番最後にあるので良かった。
他の人も書いてるが、
もしも冒頭にあったら私もこの本ぶん投げてる。
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No.3:
(5pt)

レベルの高い作品を並べた傑作短編集!

様々なジャンルかつそれぞれレベルが高い傑作短編集。
まず「秘密の海」は葉真中さんらしい作品でほろりとされます。(ただし、これも後半の変化球へのミスリードとしての役割もあり)「神を殺した男」は正統派。「推定無罪」は少々不気味。そこから「リビングウィル」と「カレーの女神様」は感動ストーリーと思わせて、なんとうっちゃり。最後の「政治的に正しい警察小説」は読者の好みがわかれるかも知れませんが、私は筒井康隆風と受けとめました。各作品がまったく違う味わい、だけど完成度は高い、これぞミステリー短編集。どうぞご賞味あれ。
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No.2:
(5pt)

多彩な変化球が楽しめます

書き下ろし1編を含む全6篇の短編集。2013年から2017年に書かれた作品で、題材がバラエティーに富んでおり、面白さの水準は一定レベルを超え、文庫本ということも相俟ってお得感ありです。ミステリーっぽいもの、ホラータッチ、コミカル、サスペンス、ナンセンスもの、とにかく長編でも切れ味鋭い著者が短編でもその技術を思う存分発揮しています。

ラストが哀切極まる「秘密の海」、現実なら笑えない、でも考えさせられる「リビング・ウィル」や前半と後半のコントラストが素晴らしい「カレーの女神様」(タイトルも秀逸と思います)、禅問答のような面白さの表題作が印象に残りました。いずれも例え結末が予想できそうなストーリーであっても、著者らしいエッジが効いていると思います。
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No.1:
(5pt)

吸い込まれてる

共感性の高い設定で引き込み、最終盤の畳み掛けで鮮やかに一本を取る。これまで、長編でそのようなカタルシスをもたらしてくれた筆者の短編集。
どの話も気持ちよくひっくり返してくれて、お得に快感です。
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4094064648

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