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バビロン 3 ―終―
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バビロン 3 ―終―の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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アニメを見て釈然としなかったので原作を補完剤として読みました。しかし、依然としてそれは残り、寧ろ増していて余韻は最悪。 曲世愛の魅了した相手を自由自在に弄ぶ異能に依存しすぎている。せっかくのテーマや設定、伏線が台無し。何故この帰結で観客が満足すると思ったのか不思議でならない。 おまけに続きがある雰囲気を漂わせて未だに発信はなしのつぶて。 本当は星0.5にしたいけど仕様上できないのでこの評価です。 | ||||
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自殺の善悪どうこうレスバしてたけど、それをスーパー能力で締めちゃった。 すごいっすね、終わりです。ばいばい。 | ||||
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まず、私はこの作品は現代社会においての自殺への忌避感、マイナスな印象をひっくり返そうとする政治家と、それを止めようとする現代社会の番人たち、もしくは現代社会の倫理観の体現の戦いだと思っていた。 囁いただけで自殺を強要できる彼女は、あくまで自殺法という現実では成立不可能なものを成り立たせるための、ハンデ、ガジェットのようなものだと認識していた。 G7で善悪と自殺法を討論させ、肯定させることで勝ちに行く、という戦略は納得のいくものだった。 が、流石に肯定させる部分まで彼女を用いるのはやりすぎである。ガジェットを乱用しすぎて根幹に据えられても困る。 これでは結局デスノートだ。 デスノートは好きだが、私はバビロンが読みたかった。 | ||||
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アニメの3話くらいまで観て、面白そうだと思い、3巻まで一気に購入。 1巻は面白いと思いました。★は4つくらい。 2巻はもう、主人公側が悲惨過ぎると同時に、少し胸が悪くなった・・ので★3くらい。 主人公がこの先どう切り返すか楽しみで読み始めた3巻は・・ ???? なんで、外人?え?数年後?いや違う・・ しばらく読んでも主人公出てこないし、つまらない話が続くしと、もう飛ばし読みというか読まないでも大丈夫。 ようやく主人公出てきたと思ったら、FBIですかぁ。 その先もなんか話が変な方向に行って、あんまり進まない・・のでどんどん飛ばす。でも大丈夫。 ラスト10数ぺーじで、もうラストがわかってしまい、その通りになってもあまり驚きませんでした。 で、つづく・・と。 普通、1,2巻であれだけ主人公側が痛めつけられれば、かなり悲惨なラストにはなるが、少しくらい逆襲はあるもの。 でも、この3巻は残念ながら最初数ページと、ラスト10ページくらい読めば、十分なくらい自分には薄い内容でした。 ああいう、超能力者(だよね?どうみても)に対抗するのに真逆の超能力者くらい出せばいいのにと思いましたが、出ませんでした。 (ああ、もしかしたら4巻で出るかもしれない。そうでもしないと対抗できない) これはもう落としどころを間違えた小説としかいいようがない。だから2年以上も間が空いているのか?と勘繰りたくなる。 ここまでけちょんけちょんに言うのは久しぶりですが、面白いと思ったアニメも見る気無くす内容で個人的には残念でした。 | ||||
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何かが「続く」ことがそれだけで「善い」ことなのであれば、世界で絶え間なく「続く」戦争や憎しみの連鎖も「善い」ことなんでしょうか? って、とりわけ米国の大統領なら疑問に思いませんかね…。それとも私がラノベに期待し過ぎたのでしょうか。 舞台と視点を変えて、2巻ラストからの逆転劇が始まって行くなら面白いかも、と中盤までは楽しく読んでいましたが終盤で一気に萎えました。 せめて「善い」感じに「終わらせて」ください…。 | ||||
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このシリーズは人に勧めらられて読みました。 1巻、2巻はまあまあでした。 ラノベと普通のミステリーの中間くらいの読み応えで、 よく言えば楽に読める、悪く言えば軽い。 テーマが重いのに、軽いってどうなんだ、というのが正直な感想でしたが、 1巻、2巻はそれなりに「驚き」があったので楽しめる部分がありました。 ところが、この「最終巻」と思っていた「終」を読み始めて違和感を覚えます。 主人公が出てこないのです。 そして延々と、どこかのアメリカンドラマで観たような、 ありがちな会話劇が続きます。 どこで本来の物語に戻るのかと思っていたら、 本の半分を超えたあたりで、ようやく本来の主人公がでてきました。 しかし、視点はあくまで3巻の主人公であるアメリカ大統領。 この時点で、もうこの作品は「失敗」としか言えません。 まるでスターウォーズ8で、変なアジア人が主人公になって 作品をぶち壊したのと似ています。 読者をいい意味で裏切ってるつもりかもしれませんが、 悪い意味で裏切られました。 そしてラストはまったくの予定調和。 誰もが想像する通りの終わり方です。 つまり、この3巻は、なに一ついいところはありません。 褒めてる人は出版社の方でしょうか。 書いてある内容も無駄、文体も幼稚、オチもバレバレ。 それがこの3巻です。 4巻は買いません。 | ||||
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ま た か この一言につきます 最後のために引っ張り続けてるのが透けて見えてしまった | ||||
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米大統領を主人公として話が進むのですが、正直なところ正崎の話が読みたかったので少し残念。 物語としては、延々と机上の空論を続けた挙句、ああまたこのパターンねという締め方でがっかりしました。 小説として大して面白くなかったです。 また、自殺法から、より物語の核心に迫る善と悪について話が進むのですが、 その議論に説得力がなく、この物語における現時点での善と悪の定義に首をかしげてしまう。 大統領を自殺させた理由について曲世が語る内容も、はぁ?って感じです。 なんというかこれまでの作品と比べて全体的に登場人物の言動に対する違和感を強く感じました。 次巻以降でそれらをひっくり返してくれれば良いのですが、このままいくのであれば、個人的には残念です。 野崎まどさんは好きな作家なのでこのシリーズも読み続けはしますが、この巻が底だと信じたい。 | ||||
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本作は「バビロン」シリーズ3巻、最後の「どんでん返し」に定評のある野﨑まど氏の小説になる。 前巻までの捜査劇から一転し、米大統領を通して舞台を「世界」に移しての本作だが、読者を牽引する力に欠け、粗が目につく作品となっているように感じられた。 世界という舞台に移行したために、主人公や敵役の行動について動機を問うことができなくなった。曲世愛という人物を形容するのに「ヴィラン」や「ファム・ファタール」という言葉が用いられているが、とにかく人知を超えて大変な敵なんだ、という定義づけを超えるものはなく、キャラクターは深化していない。 他の部分で進展があったかといえば、物語の根幹、「自殺」「善悪」の定義づけくらいだろうが、この問いに今作の主人公(米大統領)が答えを出す過程が必然性に薄く乱雑にすぎ、「バビロン」シリーズが問う「善悪」のかたちの説得力を失わせてしまっている。 最後の結末も特段驚くべきものではなく、最後の「どんでん返し」で読者を突き動かす作者の得意技に疑問符が投げかけることとなった。「非論理的な事象」が非論理的に何かを行う描写を読んでいても、読んでいる自分の心を刺激するものは何もなかった。 最近、筆者は「世界」単位での物語の描写を多くしてきているが、今のところ、キャラクターの「動機」の描写が薄くなってしまう負の効果の方が強いように思われる。ダイナミックな「世界」の動きと、計算された「どんでん返し」、魅力的なキャラクター、『野﨑まどここにあり!』という小説を次に期待したい。 | ||||
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内容の八割方が大統領執務室でのやりとりで、半ば読み進めるのが苦痛で後半まで流し読みしました ぶっちゃけ問題無かったです 内容があるようで深い意味は特に無い ただラストシーン演出の為の情報箇条書きというか・・・ knowを書いた野崎はどこにいったんでしょうか? 私は前巻から批判的なことばかりレビューしていますが、それは読前の期待感との落差から生じています タイトルからこれで完結だと思っていましたが、最後の〜つづく〜を読み呆気にとられました このシリーズ売れているんですかね?(終と題して続けるという叙述トリックかもしてませんが) 作者の才能はずば抜けていると思いますが、このシリーズには毎回がっかりさせられています 恐らくテーマと作者のテーマが一致していないのではないでしょうか? 担当の三木編集も自演星五つけるのやめましょう あとこのシリーズも終わらせましょう | ||||
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