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ルビンの壺が割れた
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ルビンの壺が割れたの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.85pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全151件 121~140 7/8ページ
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| 新潮社の担当編集者が、「作品がすごすぎてキャッチコピーが思いつかない」と、読者にコピーを募ったキャンペーンで話題になった小説。そこまでのものかと好奇心をそそられ、購入した。 小説は、五十代の男女のフェースブック上の往復書簡で構成されている。学生時代の暖かい思い出を淡々と語り合っているうちに、不穏な空気が漂い始め、そしてラストへ。典型的なミステリーの構成だと思う。 ネット上には色々な批評がある。「情報を小出しにしているだけ」「重要な情報はほとんど後出し」といった批判は、まあミステリーだから仕方ない部分もあると思うし、「二人の間だけのやりとりなのに読者を意識した説明が目立つ」という批判も、まあ小説だから仕方無いかなと思う。それらの点を除けば、エンタメ小説としては良い出来だと思う。構成の仕方と伏線の張り方、ラストの展開などは湊かなえを想起させるところがある。滑らかな読みやすい文章は評価できるし、穏やかな文章に妙な緊張感を漂わせるような言葉選びや、当事者間の腹の探り合いの見せ方も、かなりの技術を要するものである。題名「ルビンの壺が割れた」も、よく付けていると思う。作者は覆面作家とありますが、プロの大衆小説作家の別名義の作品でなければ、普段からミステリーを読んでいるか書いている人に違いない。 とはいえ、「作品がすごすぎてキャッチコピーが思いつかない」という、あまりにも大袈裟なキャンペーンに見合う出来の作品かどうかというと、決してそうではないと思う。このような構成の物語は過去に絶対あったし、この作品より上手いミステリーも沢山ある。作品自体は悪くはないけど、新潮社のキャンペーンはハードルを上げ過ぎている。あのキャンペーンはただ宣伝のための話題作りだ、という謗りは免れられないだろう。 | ||||
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| SNS上のメッセージのやり取りという形で、物語が進行します。 初っ端、気味悪い文章で始まりますが、 そのあとには、主役2人の書く鮮やかな文章で、輝くような青春を、文字の向こうに見ることができます。 出だしはそんな感じですので、 読んでいる最中の感覚としては、 物語と手を繋いで仲良く楽しく散歩をしているような心地です。 しかし、読み進めて行くうち、最初に感じた違和感が、繋いだ手から徐々に滲み出してきて、 気がつくと、豹変した物語に無茶苦茶に振り回されていて、 ぐんぐん勢いがついてついて振り幅を増して、 限界を超えてさらにさらにさらに加速したところで、 ぽーん、と 手を離され、放り出されてしまったような。 そんな感じで、 今はただただ呆然としています。 面白かったかどうかは、よくわかりません。 そんなに良い話でも凄い話でもなかったかもしれません。 ただ、私と同じように、読み終わって呆然としてしまった方がいるのなら、 今すぐ会ってお茶したいです。 | ||||
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| 途中から、もしかしたら、と思い始めますが、それでも最後まで楽しく読みました。 ただ、この手の小説は、一度読んだらそれで二度と手にすることは無いと思いますので、結末を明かして、サスペンス調にするのもいいかもしれません。 ともかく、他の人にオススメしたくなるような内容で、とても面白く読み終えました。 | ||||
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| ありとあらゆるものが,伏線になって絡んでたんだな...と 読み終わらないと何も先が見えない不思議な小説でした。 | ||||
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| 甘酸っぱい恋愛モノかと思っていると、後半にえええっ? という展開が。意外性は楽しめるのですが、ミステリと考えると伏線がないまま重要な人物が後から登場してくるので、これはどうなのかと。出版社がこれをどういうジャンルとして売るのか、逆に興味が湧きますね。 しかし、こういう企画はNetGalley Japan https://www.netgalley.jp/ を使えばよいのに。 | ||||
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| 小説ではなくメッセージのやり取りです。極めて私的な。それでいて、なにかがじょじょに見えてきます。 だからやっぱり小説と呼んでもいいんじゃないかな。 | ||||
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| 今の自分にとってスマートフォンは生活必需品であり、ビジネスツールとなって一番身近な存在の一つです。 毎日当たり前の様に使ってるSNSですが、使い方を考え直すきっかけを頂けました。 | ||||
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| テンポが良くて読みやすい。テンポの良さが終盤の狂気を見事に演出している。 | ||||
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| とても面白いです、何度も読み返したくなる物語でしたし、深読みをするとまた楽しめると思いました。 | ||||
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| 面白かった | ||||
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| 最後のうちはなんともなかったのですが、読み進めていくうちに、謎が深まる一方、次から次へと新事実がでてきて驚きます。最後まで一気に読んでしまいました | ||||
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| 普通に面白いとは思うけど、買ってまで読むか?って言われると⁇ | ||||
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| 刊行前に全てを出すはずがないので、現在の公開分は序章的なものではないかと思われます。穏やかに流れる川が、徐々に水かさを増し濁流へと姿を変えていくような展開は、怖いもの見たさの好奇心を刺激します。 | ||||
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| 対話形式の構成から最後の1行まで衝撃的でした。 キャンペーン版で拝読しましたが、二人のメッセージの行間が読み取れるにつれ背筋が凍る思いがしました。勢いで読んでしまいました。 | ||||
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| 文章が稚拙で表現もウザくて、文章としては甚だ読み辛いけど、最後まで読むとそれすら計算されつくした演出ではないのか?と、疑心暗鬼になる。 | ||||
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| 大学で演劇をやっていた2人の男女が、30年以上の時を経て行ったメールのやりとりの体裁を取ったミステリー小説です。 お互い遠慮がちに学生の頃の懐かしい思い出話をメールします。とても美しい思い出が続きます。しかし、しだいと思い出の裏に隠されていた秘密が暴かれていきます。「実は〇〇は〇〇と〇〇〇をしていたんだ」とか「あの時の君が〇〇〇にいたことを知ってたんだ」とか。 心を無にして読むと、けっこう楽しめると思います。 でも、サプライズというよりは、「ええ!? そっちに話がいっちゃうの??」という感じで、残り20%くらい(高野君のあだなが暴露される辺り)からは、笑いが止まりませんでした。よくもこんなクズ人間ばっかり集まったものだ。 ミステリーを読みなれている人なら、序盤ですぐに謎を見破ると思います。けっこうしっかりとヒントが散りばめられていますので。新潮社の編集の人はミステリー小説をあまり読まないのでしょう。それで絶賛しているのでしょう。 | ||||
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| やや退屈な場面もありましたが 長さ的にさほど苦にならず。 もしや他にも伏線があったのか?と 読み返してしまいました。 | ||||
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| これはこれで面白いと思いました。 メールの内容だけなので物足りなさはありますが人物像・状況などはご想像くださいってことでしょうか。 過去の男性が一方的に3年間の内に3通メール(メッセンジャー?)を送って女性側が3通目でやっと返信を返した。 何故3年間無返信だったのか、何故3年間も送り続けたのか。何故突然今頃連絡をよこしたのか。 女性は過去に何事もなかったかのように返事を書き、男性は未練はないと言いつつ居場所や現在の本名に探りを入れる執拗さ。 そして抑えきれなくなってどんどん暴露されていく過去。 SNSは便利で時として恐怖に変わる。 | ||||
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| お金を出してまでは買わない 普通に生きてたら多分読まない けれど、今回読めてよかった。 | ||||
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| この物語を読む際には、ネタバレ等の予備知識は、一切頭に入れない状態であることを強くお勧めします。 この作品を、何らかのカテゴリへ分類してしまうことさえネタバレになってしまう。そういう作品です。 とは言っても、これだけではこの作品の魅力をお伝えする事は出来ませんね。 読み進めると分かる事ですが、独特な雰囲気の作品で、先の展開が全く読めない所に面白みがあると思います。 読み終えた後、しばらく鳥肌がおさまりませんでした。 | ||||
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