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イン ザ・ミソスープ
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イン ザ・ミソスープの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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| 全体の7割まではヒトコワ、サイコホラーだが、終盤になって急にトンデモな描写が連発される 具体的にはフランクが店で大立ち回りするシーンだが、血が飛び散ってサイケな模様を描いたり、フランクが瞬間移動したり、殺された人が笑顔だったり、刺された人がそのままピアノを弾いていたり、(あまりにバカバカしくて萎えたので正確に覚えてる自信はないが、こういった類の荒唐無稽さ)といった具合に、急に現実ベースじゃなくなる 終盤に来てぶん投げやがったなぁ、と思いつつあとがきを読んでみると、どうやら本作は娯楽ホラー小説ではないらしく、登場人物たちは日本やアメリカのメタファーであり、西洋の個人主義と日本人の精神性について何やら語るのが目的だったようです 悪の教典と並べてサイコホラー小説のくくりで紹介されてるもんだから、てっきりそういうのだと思って読んじゃいましたよ 真面目な推理小説だと思って読んでたのに、宇宙人の超テクノロジーが出てきたら萎えますよね そんな感じです | ||||
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| 感想…①ストーリーは単純だし、たった三日間の話ではありますが、ケンジの見たものや感じた心情がかなり細かく描かれています。しかしその内容や、フランクが単調に?話す内容などはだらだらとながったらしくて、ページを開いたときに段落変えもなく長々と書かれている文章をみるとちょっとつかれます。②フランクがパブで五人に殺戮を行うシーンは、現実感から遠のいてなんか怖いけど、しかしストーリー中でフランクに殺されたひとたちは、読者がみてもべつに好きになれない、というかさほどかわいそう・気の毒といった感情もわかないキャラクターたちだし(これはケンジ目線・ケンジの心情で描かれてるためですが)。フランクがほんとうに悪だったのかは読者正直にもわからない。悪意のない悪というか…。③しかしジュンとケンジに直接的な危害がなくて、そこはよかった。ほっとした。④フランクはとびおりたのかな?それとも闇夜にまた消えたのか。⑤昔、映画化のはなし?があったみたいだけど、流れたのかな。 | ||||
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| グロテスクな描写に定評があるということでこの本を読んでみたが、物語の進むスピードがおそい。ケンジがフランクに違和感を強めていく段階であんなに丁寧にケンジの心情を描写しなくてもいいのでは?くどい。グロテスクな場面まで飛ばし読みした。確かにグロい。 | ||||
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| できない。 主人公の「ケンジ」は歌舞伎町の風俗の案内人。登場人物の「フランク」は「一応」観光客。 「ケンジ」が「フランク」を日本の風俗に案内する設定ですが、フランクは何しに日本に来たか謎。「ケンジ」がなんで風俗の案内人になったのかも謎。フランクが風俗店で事件を起こしますが事件の動機が不明で読んでてワクワクしませんでした。 | ||||
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| ちゃんと読める状態でしたし、 いいんですけど………、 臭いが!!!!! 私はとても気になりました…泣 | ||||
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| はっきり言って、作者はこの作品で何を伝えたかったのか、よくわからない。 殺人描写がグロテスクで、読後感が不快なものでした。 もちろん、現実社会では、無差別殺人が起こったり、サイコパスのような人物がいることも確かです。 それを考慮しても、私には理解できなかった。 | ||||
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| 内容についてはほかのレビューを書かれている方がいるので割愛します。 僕は日本の小説家や映画の「社会派」という類の作品が激しく嫌いです。反吐が出ます。なぜならそのぼくのかんがえた「しゃかいもんだい」というのがきわめて薄っぺらいからです。 そしてその「社会問題」の薄っぺらさの根底には小説家に限らず、日本人が「データを見ない」からだと思っています。 半径5メートルのテレビとか週刊誌で取り上げられていた事を鵜呑みにして、データを見ずに勝手に社会問題を作る。 例えば、少年犯罪は昭和30年代は減ってるにも限らず、事件が起きると「少年が残虐になった」そして、それは「現代の闇である孤独が原因だ」と勝手に決めつけてそれをテーマにする、と。 アホなのか?と思う。 今回の作品もそこらへんの週刊誌ネタレベルの社会認識で書いた作品にすぎません。 日本人はもう「社会派作品」を作らないでほしい。 | ||||
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| 端的に言えば、日本国がいかに平和ぼけしているかってこと。 "海の向こうでは戦争によって惨殺されている人がいる" それを伝えるためだけに西洋の殺人鬼を描いたような印象を受けた。 せっかく主人公ケンジが英語を話せる設定になっているのだから、 外国人フランクと有意義な対話をたくさんしてほしかった。 もっとも殺人鬼が偉そうにあれこれ語ってもだけど。 つまりプロットそのものに無理があったように思う。 海外の人が日本人の精神世界を知りたがっても、僕なら本書を薦めないし、 あるいは海外の人が日本人をどう見ているのかを知るにあたって、 僕はこの本を参考にしたりするようなことはないだろう。 | ||||
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| 村上龍のファンではあります。 しかし、この作品はあきらかに、「悪いときの村上龍」そのもののような作品だと思います。 まず、描写の仕方が説明口調なところが多く、あからさまに説教くさい。 ストーリーの展開も、そこまでドキドキするようなもんじゃないし、だいたいこれは純文学なのか? 小説って、読者に対して説明的になってはいけないと思う。読者に想像させたほうがいいと思います。 フランクの怖さはわかるけど、人物造形としては、何となく説得力に欠ける。 この作品がなぜ讀賣文学賞なのかわからない。 村上龍にはもっと評価されてしかるべき作品があるのに。 ファンですが、これはだめなときの村上龍のすべてみたいな小説。 他の作品から読むのをおすすめします。 | ||||
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| とにかくここに出てくるいかれたアメリカ人の殺人鬼、やたら日本批判されるんですが、その批判ぷりが日本のテレビとか週刊誌のコラムで「日本はだめだ」風なご託宣される評論家さんのノリなもんで、殺人鬼のイメージとのギャップにずっこけてしまいます。 出版当時タイミングよく登場して、この本の宣伝に利用された神戸の酒鬼薔薇聖斗君に失礼かと。 殺人鬼の正体見たり外国コンプレックス | ||||
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