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暗殺者の飛躍
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暗殺者の飛躍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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アクションシーンそのものは、主人公の活躍には胸がすくし描写力も巧者の貫禄。 このシリーズらしからぬ、彼と女性諜報員との邂逅シーンも面白かった。 しかし、いくつかある見せ場のシチュエーションがほとんど同じで、読者の予見を覆すような展開もないので単調な印象はぬぐえない。 「共産党から逃亡中の中国人天才ハッカーを確保するために、敵が大勢集まっている建物などに主人公が潜入し、様々な国の特殊部隊やギャングとドンパチを繰り広げる」 これの繰り返し。 今回のCIAの作戦の陰謀的な側面が終盤で明らかになるが、そこから反撃という流れにはならず、そのまま話は終了。 上下巻分冊で、1冊時よりもページ数多いぶん密度が下がり、緊張感も前作までと比べると少なめで、全体的に薄味になってしまっている。 シリーズものの宿命で、同じ高水準を維持し続けるのはなかなか難しいもの。 それに加えて、前作でとりあえずの大団円を迎えている事もあり、本書を手に取る事には、しばらくためらいがあったのだけど、残念ながら悪い予想が的中する形になってしまった。 あらすじを読む限り次作は面白そうなので、今回の消化不良感をそちらが晴らしてくれる事を、多少の不安とともに期待したい。 | ||||
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前作迄はテンポの良さとスリル満点で大満足でしたが、残念ながら本作は、飽きる場面が多く、なかなか読み進めますません。 | ||||
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中国人の天才ハッカー(人民軍所属)が、香港経由で台湾に亡命希望の逃亡を図る。もちろん、中国軍は絶対に阻止するために暗殺を主人公に依頼する。しかも、恩人を人質にして「NO」といえない状況を作り出して、である。主人公は、CIAから救出を請け負っており、中国軍の目を欺き、生きたままアメリカに提供できるのか?というストーリー。 価値ある天才ハッカーを手に入れたいのは、香港の不法組織、ベトナム軍、ベトナム不法組織、さらにロシア特殊部隊まで加わって派手な争奪戦を繰り広げていく。1か所滞在型ではなく、東南アジアを駆け巡るロードムービー型の戦闘を続け、なんとかハッカーと2人で逃亡に成功するのだが・・・。 スピード感溢れる上巻ではあるが、先人の皆様もお書きのとおり、アッというまに淘汰されてしまう人物ばかりなので、感情移入ができにくく、ある意味さらっとお話は進んでゆく印象です。 | ||||
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上巻で押し寄せる組織に加えて、さらにタイ・マフィア、イタリア・マフィア、マレーシア反政府組織まで介入。どうやって圧倒的不利な状況を打破して、天才中国人ハッカーを暗殺したと見せかけて、アメリカに手渡し、監禁されている大恩人を救出できるのか?というお話。 ジェットコースター型のロードムービー風冒険小説なので、戦闘シーンは満載だし、リゾートとして名高いプーケットまで遠征するし、オチの大ドンデン返しも秀逸。さらに、組織の都合に振り回されるだけの捨て駒なのだが、それでも人としての感情と強い義侠心を持つ主人公には自然と引かれてします。 P.224「オーストラリア産シラーズの栓を抜いた」その後に、「白ワインを飲み」。シラーズは「赤ワイン」ですが・・・。 | ||||
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中国の天才ハッカーが香港で逃亡した。重要な機密を握る男の逃亡により、アメリカ・ロシア・中国そして各国の犯罪組織が一斉に彼を追い始めた。それぞれの思惑を達成するための、死の争奪戦が始まる、という内容。 ストーリーだけ見れば非常に心躍るのだが、かなりの乱戦模様となってしまい、1つ1つの組織やキャラの描写が希薄になっている印象。 次々出てきて、次々退場、みたいな。 私の中では「暗殺者の復讐」が最高点なので、それを超える内容には、上巻ではまだなっていない感じ。下巻に期待したい。 決してつまらないわけではないが、期待が高すぎたか。 | ||||
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下巻も上巻に続いて大混戦、という感じです。 アクションも大味な感じで、安手のアクション映画を見ている感じ。もう少し重厚さが欲しかった。 次回作は「Agent In Place」でシリアが舞台になるよう。 しかし、本作の邦題「暗殺者の飛躍」、はダサすぎる。「飛躍」という言葉もダサいし、内容とも合っていない。 純粋にアクション小説として見るなら、トム・ウッドの「ヴィクターシリーズ」の方が面白い。 しかし、2作翻訳されたあとは放置されている。アメリカでは6作か7作目までいっているのだが、なぜ翻訳されないのか疑問です。 ジャック・コグリンのシリーズや、ロジャー・スミス、スコット・マキューエンなど、最初の数冊を翻訳したら、あとはほったらかし。読者を大事にする姿勢が見えないのが残念。 | ||||
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