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火車



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【この小説が収録されている参考書籍】
火車 (新潮文庫)

火車の評価: 3.95/5点 レビュー 519件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全373件 301~320 16/19ページ
No.73:
(5pt)

一気に読みたくなる…

宮部みゆきさんの本は、これまでに『R.P.G』しか読んだことなくてあんまり面白いとは思いませんでした。だから今回もあまり期待はしていませんでした。ただミステリーものが読みたくて。。。しかし…見事にその期待は裏切られました…。すごく面白くて、どんどん話に吸い込まれていき、読み始めたら、先が気になって気になって止められなくなりました。宮部さんの本をまた読もうと思いました。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
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No.72:
(4pt)

戦慄しました

確かにこれは凄いです。哀しくも美しく、そしておどろおどろしいラストシーンには戦慄しました。このラストシーンのために物語があったのでしょうか。消費者金融の説明は、ちょっと教科書的で血が通っていませんでしたが。
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No.71:
(5pt)

火車のすすめ

初めて僕が宮部みゆきさんの本を手にしたのが「火車」でした。なにげに買ってみたのですが、後から考えるとこれが宮部作品で一番だじゃないかと思っています。ストーリー展開が早い上に読みきれず、いい意味で裏切られてどんどん先が読みたくなりますよ。どこか身近でありそうでなさそうな怖~い話です。まずは読むべし!また読み返したくなる本だと思います。
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No.70:
(5pt)

一気に読んでしまった

実をいうと、ここ数年あまり、ミステリー小説を読もうと思ったことはありませんでした。理由は簡単、読み飽きたり、途中で大体のシナリオが見えたりとこんな感じで、なんとなく、友達の勧めで この本を購入して読むこと初めて背中がぞくぞくするような、緊張を覚えました。内容は借金地獄から逃げる展開を、ある人が追いかける物語です。そのなかで、えっなんで? と思うようなというか、こんな方向に持っていくのか?いろいろな展開の複線が張られていて、読んでいるほうもかなり緊張していきました。とにかく、この小説で安定という状況を作らせない 宮部女史のすごさを肌で感じました。まるで、映画のような面白さです
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No.69:
(4pt)

すごくおもしろかったけど・・・

おもしろかったけど、どうしても好きになれない話でした。それは、ヒロインに感情移入できなかったから。彼女の過去には同情するけれどだからといって彼女のやったことには納得いかない。ヒロインに感情移入できていたら大好きな1冊になっていたと思います。
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No.68:
(5pt)

傑作

初めて読んだのは長時間列車に乗るとき何となく買って乗ったときでしたが、そのときその長時間が全然知らない間にすんでしまった、のを覚えています。今でもちょっと暇が出来て特に読みたい本がないときは迷わず本棚から取り出してしまいますし、そのたび最後まで読み切ってしまいます。今の社会より若干前の時代設定にもかかわらず、ローン関係の描写などは今読んでも同じぐらい迫力がありますが、なんと言ってもこの作品の傑作ぶりは見事なプロット(まさに最後の1点に向かって絞られていきます)もさることながら、やはり犯人(と呼ぶのも難しいところですが)の女性の書きっぷりが見事なことだと思います。悪人、というか罪を犯した人を読み手がきらいになるように描写するのはたやす!いことですが、どうしても憎むことは出来ない、という状態に描写するのは大変難しいのに、これはその点がとても優れていた、と思います。単に人情的に同情をひく程度に描かれているのではないのでよけいです。もちろん回りの人物像もみな生き生きして実感がありました。(ちょっと、大阪弁の「せんせ」は若干東野圭吾の「なにわ少年探偵団」のせんせが入ってましたが、、)終わり方に関しては賛否両論のようですが、私は長い間彼女を一緒に追いかけている気分になっていたので、あの終わり方の方が臨場感があって好きでした。べつに勧善懲悪ものではないので、捕まえてどんな罪を受けるか、とかはどうでもいいわけですし。
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No.67:
(4pt)

うまいが・・・・・

この著者の作品に共通する、ミステリーにあってはならない現実感の無さやご都合主義が、何とも悩ましいところ。彼女は、もう少し警察や記者などについて真剣に取材をしてから執筆する必要がある。また、文庫版の解説に佐高信を起用し、「社会派作家」という評価を下してるところには、失笑せざるをえない。
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No.66:
(5pt)

自分の人生を・・・

独りでがんばってた女性にこの本をあげた時、「他人になってまで、自分を幸せにしたい」の気持ちわかると、感想を聞きました。現代の「独りでがんばってる」と思っておられる女性にお薦めかな・・・この本を読んでみてください。きっと「独りで」生きてるわけじゃないと気付くかも・・男性にはスリルある追いかけっこ小説かな?楽しめますよ。Michael.I
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No.65:
(5pt)

私たちの足元は実は危ういのかもしれない・・・・

これを読んで借金が怖くなった人は多いでしょう。「返せないのに借りるのが悪い!」というのが当てはまるとは限らないのです。我々が生きている社会というのは、かくも危ういモノなのか・・・・。とにかく傑作です。ちなみに私自身はこの作品から宮部ワールドにはまり、宮部作品を追いかけていくようになりました。オススメです。
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No.64:
(5pt)

幸運の始まり

初めて読んだ宮部みゆき作品です。他の多くの読者と同様に、知らないうちにその世界にひきこまれ、これをきっかけに手当たり次第に彼女の作品を読み進めています。この作品に最初に当たったのは幸運だと思いますが、仮にそれ以降読んだどの作品が最初だとしても同じような感想を持ってしまいそうなので、特別幸運だったのかは自信がありません。ある人気作家に言わせると、現代日本には2種類の作家しかいないとか。片方が「宮部みゆき」で、もう一方が「それ以外」。大げさな言い方ですが、この言葉に触発されて読み始めたのも事実です。この作品の良いところは、長さを苦痛に感じさせないのにもかかわらず、長編の読み応えを実感できること。長い小説でないと体験できない物語の膨らみや、早く先を知りたいと思うワクワク感でいっぱいなのです。クレジットカードの多重債務者が一つの大きなテーマとなっていますが、この小説が書かれた数年前と比べてカードはより身近になっているはず。昨今のもっと悪辣な金融商品への自己防衛策としても、少しはためになるのではないでしょうか。
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No.63:
(5pt)

自分の暮らしを見つめてしまう1冊

これぞ宮部みゆき! という1冊。推理小説の形を取りながら、まさしく人間を、人生を、日々の暮らしを、社会の恐ろしさを描き切っていると思います。そして随所に宮部さんらしい暖かさもあって、決してサスペンスだけにならないところなど、彼女にしか描けない小説の形だなと思いました。そして、自分がいかに世間を知らず、ぼやーと生きているかも深く考えさせられました。推理小説なのにそんな本ってあるでしょうか?!社会勉強にも非常にためになる1冊だと思います。借金から始まる犯罪を扱っていますが、決して人事ではない。誰にでも、どこにでも起こり得る恐怖と教えてくれるすごい本でした。こわかったです。
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No.62:
(4pt)

社会の裏側

カード破産と孤独な女性をテーマに社会の裏側を見せてくれる作品。宮部さんの作品は初めて読みましたが、自己破産などの難しい話もわかりやすかったです。単なる説明ではなく、でも分かりやすく・・・すばらしいです。少しずつ犯人に近づいていく展開やそれぞれのキャラクターもリアルで想像力を掻き立てられます。一度読み出したら、気になって読まずにはいられない!!「どうなるの!?」という気持ちが抑えられない一冊でした。
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No.61:
(5pt)

時の過ぎるのを忘れる。

突然姪の婚約者が疾走する。調べていくうちに実はその婚約者はまったく別人であることが判明する。のろわれた自分の運命を変えようとした女を休職中の刑事が追う迫力のミステリーです。この作品は誰に聞いても「一気に夢中になって読める。」「時間の過ぎることを忘れて引き込まれる。」と返ってきて、私もその一人に仲間入りです。カード破産という誰でも聞いた事のある題材を扱い、この物語をフィクションとは思わせないリアリズム、次の展開を読者に期待させる展開が一因だと思いますが、もうそうゆうレベルではなく文体・心理描写・サイドストーリー等、全てがすばらしいと思います。とにかくこの本を読んでいる間は読者冥利に尽きる1刷で、まだ味読の方はぜひ読んで頂きたい。
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No.60:
(5pt)

宮部みゆきの最高傑作

宮部みゆきファンならずとも、一度は読むべき傑作です。社会問題に鋭くメスを入れ、陰惨な場面も少なからず書かれているのに爽やかに読み終えることができるのは、温かな目で人間を見つめている宮部みゆきならでは。書き出しのうまさもラストシーンの印象の強さも、ほかではちょっとお目にかかれません。本格ものの推理小説が嫌いな人でも、一気に読めてしまうこと間違いなしです。個人的には「理由」よりもこの「火車」こそが宮部みゆきの最高傑作というのにふさわしいと思います。
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No.59:
(5pt)

借金苦の人はシャレにならないので絶対読まないほうがいい

一昔前にはこういう借金地獄も多かったなぁというのが感想です。小学生の頃に家族と共に夜逃げした友達を思い出しました。宮部みゆきはとにかくおもしろい。何がすごいって、人間に対する観察眼が鋭いところ。本当は思っていても口にしたら、なんて性格の悪い人なんだろうと思われるから言わないようなことをさらりと表現してくれて、「そう、そうなのよ!」って思わず拍手したくなるような痛烈な人間批判。実際に借金地獄を味わったことがあるんじゃないかって思うくらいにリアリティがある。最近、会社倒産で借金地獄に苦しんでいた友達が、やっと自己破産しました。その友達にこの本を紹介したら、「シャレにならなくて、まだ読めない。私にはまだ辛すぎる」と言っていました。
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No.58:
(5pt)

星6つ

星6つつけたいんですけど、5つしかつけられないんで、5つにしてます。宮部みゆきの本は10冊以上は少なくとも読みましたが、この本が文句なく一番面白かった。「一体どうなっているんだろ?」とどんどん頁をめくっていってしまうこと請け合いです。ナゾがナゾを呼び、そのナゾの答えを知りたくてどんどん読んでしまうのです。テストの前日とかには手にとってはいけない本です。止まりませんから。
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No.57:
(5pt)

フィクションの感じが全くしない作品

 推理小説なのでストーリーに関することは書けませんが、この本は推理小説の中でも新しいジャンルを開拓したのではないでしょうか。この本が扱うテーマは、カード破産という我々にとっては人ごとでない問題です。私はこの本を最初に手に取ったとき、松本清張のような社会問題を取り上げたミステリーなのかな、と単純に思っていましたが、毛色は全く異なっていました。 一言で言えばミステリーであるにも関わらず、犯人がわかったときの満足感やアリバイが崩されたときの驚き、自分の予想と本を照らし合わせる、といったミステリーなら必ず読者が行う基本動作がほとんど必要ないことです。通常のミステリーならば読後感として「ぞっとする」「トリックに驚き」「真犯人に驚き」といった感覚を持つでしょう。しかしこの本は読後何とも言えない悲しさに包まれます。ミステリーを読んでこのような感覚を持つとは。正直この本の奥の深さにはびっくりしています。フィクションとは思えない作品です。お薦めです。
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No.56:
(5pt)

みんなが読むべきでは?

 大学生の教科書にしてもいいぐらいでは無いかと思わせます。 現代日本の一面を見せてくれます。 知らずに終わるよりも、知っておくべき内容ですね。 主人公が、依頼人と話す所は、ゆったりですが、徐々に真相が明らかになるにつれて、テンポが速くなります。 真ん中ぐらいから後半は、一気に読めました。  
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No.55:
(5pt)

カードは・・

私はカードに無知でした。今は一応持ってますけど、使った事ないです。「火車」を読んで本当に怖いって思いました。でもこの中で弁護士さんが言うように、それでも無くすことは出来ない大きな事業のひとつなんですよね・・しかし!使い方さえ間違えなければ、やっぱり・・便利、ですよね。
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No.54:
(5pt)

人が犯罪に至る理由を見る

人はなぜ犯罪に手ã‚'æŸ"めてã-まうのか。そã"にはさまã-まな理ç"±ãŒã‚り、中にはとても安æ˜"であったり、はずみから結果とã-て犯罪に至るケースがあるだろう。だが、ã"の作å"ã§èªžã‚‰ã‚Œã‚‹çŠ¯ç½ªã«ã¯ã€æ·±åˆ»ã§ã‹ã¤èª°ã‚‚æ­¢ã‚ã‚‰ã‚Œãªã„ç†ç"±ãŒã‚った。失踪ã-た女性ã‚'探ã-出すうちに浮かび上がるひとりの別の女性。彼女が事ã‚'èµ·ã"すには、想像ã‚'絶するような過去が秘められていたのだ。読み進むうちに、どうã-て彼女がそã‚"なã"とã‚'ã-たのか、興å'³ã‚'惹かずにはいられなかった。事件ã‚'追いかã'るåˆ'事と、いつã-か同じæ°-持ちになってã-まったのである。どうã-ても彼女に会って話ã‚'聞きたい。そうさせるé­...力、というか人それぞれが持つ事æƒ...の深さにはまらずにはいられない。å'¨è¾ºã®äººã€...の話からå¾-られるç"¨æ„å'¨åˆ°ãªçŠ¯ç½ªã®çµŒç·¯ã ã!'でã"ã‚"なに人物ã‚'語れる作家は、宮部みゆきã‚'おいてä»-にいないのではないのだろうか。あまりにもリアルでç"Ÿã€...ã-い人é-"の恐ろã-さに触れるã"とのできた一冊である。
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