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ピリオドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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特に大事件が起きるわけでもなく、謎やスリルにハラハラするわけでもなく、 どこにでもありそうな、家族、親類、友人の不信と別離がある。 それをたんたんと描いていく、長い長いストーリーが続く。 主人公の葉子は言いたいことを言わず、多くの人が隠し事をしているようでした。 それを読んでいる間、「この作品は何のために世に送り出さたんだろう?」という疑問を持ちながら読み進みました。 最後の終章でがらっと変わったと思います。 ここで急に皆が言いたい事を言い、将来への展開が少し見えて救われたように思います。 この部分だけは、少し面白さを感じました。 ごめんなさい。それだけです。 ほんの少しの意味のある部分の為に、長い長い前置きを読まされたような読後感です。 あまり好きにはなれない作品でした。 | ||||
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これは悲惨だよぉ~という感じですすめられ、どんんなストーリーか想像できませんでした。 台風の最中、外にいくこともできず、自宅でこもりっきりで読んだせいでしょうか? どよーんとした読感がありました。 主人公が自分自身を好きでないのか、保身するあまり自分の周りの人間たちを気持ちの上で排除していきます。どこかで家庭というものに「憧れ」を抱きながら、それに頼り切っている人間に対し卑下する部分を感じてしまいました。推理小説というよりも独身で働く女性のジレンマみたいなものが見え隠れし、どうにもならない自問自答する人間という印象を受けました。個人的には、廃屋の描写に様々な想いが自分も交差して、その立場におかれている人間の気持ちを巧みに表現していて、乃南アサさんの力量を感じます。 何れはだれもが経験する寂寥と人と関っていく煩わしさを自分の中出、処理していきます。親戚の子供たちが登場し、主人公の生活パターンに変化をあたえ、人生を示唆していくキーマン的人物になっていきます。リアリティある作品で、暗さはありますが、一気に読めました。 | ||||
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乃南アサさんの作品は大好きで、ほとんど読んでいるのですが、これについてはなかなか最後までたどり着けません。 ミステリー以外に、こんなのも書くんだ・・・と思って買ってみましたが、前回の「ボクの町」同様、最後まで行けません。 今までのミステリーだったら、一気に読んでしまったのに・・・。 | ||||
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