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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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よい | ||||
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この本の読後感は、押さえた表現でジワリジワリと迫ってくるようで、爽やかでした。 | ||||
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特になし | ||||
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綺麗でした。 | ||||
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女性総理 越村みやび が誕生する直前の出来事。 現在の黛総理のマウンティングが、 実に巧妙で、スキャンダルを利用しながら 人を操っていく。頭が上がらないようにする。 越村みやびが、政治献金と賄賂の区別が 明確でなく、賄賂に手を染めていく過程が、 もう少し 心理的葛藤があってもいいのだが。 それでも、清廉潔白と言い切るには無理がありそう。 富永という検察のエース。その上司の羽瀬。 羽瀬は癖がある。豪胆で、狙いも特捜だ。 特捜の手口があからさまで、特捜がメディアにリークして 犯罪の既成事実化していく姿は、日本の暗部だね。 神林という新聞記者のエース。その上司の東條。 なぜか、富永とは背とよく似た関係になっている。 記者と検察の深いつながりが見える。 3億円を受け取った俊策が、会社の1億円融資で あたふたしているのは、どうかな。 それにしても、結末が結末として、闇の中に放り込まれる。 実際の政治は、もっときな臭いだろうけどね。 | ||||
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政治家を罪に問うには、今、流行りのソンタクがなされ、検察も思うように物事を動かせないのは、正義を標榜し国民から絶大な信頼を得ていない状態では、何ともしがたいということか。現在の状況も似たようなもののように思える。何を信じればいいのかわからなくなる。越村みやびが起訴後どうなったかが気になる。国民は一時的に熱が上がってもすぐに覚めて何もなかったかのようになる。なんともあさはかな生き物でもある。 | ||||
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真山さんの作品は、読むものを引き込む 池井戸さんと同じくらい好きな作家ですね。 今回、読み始めは面白くなかったですが、だんだんと面白きストーリになりましたが、最後が無やりですね笑 でも、政治家らしいいやらしさをかいていたのそれなりに面白かったです^^ | ||||
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立て続けに読んでいます。抑えどころがとても面白い本で現実味があります。 | ||||
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検事と記者、政治家それぞれの視点から、良く取材してあると感心した。 | ||||
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初の女性総理大臣を狙う議員と、検索、 マスコミを軸に複雑な物語となっていて読み応えのある内容でした。 高齢者に関する社会問題を絡め進んでいく物語。 そこにうごめく汚職など、、テンポよく進む物語に引きこまれます。 今の安倍政権で問題になっている部分も似たようなことが裏で起こっているのではと思える、 政治の裏を想像できるいい一冊だと思います。 | ||||
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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)といった話題性の高い社会問題を取り入れています。 そんな中で、大物政治家の汚職を絡め、マスコミと検察がうごく姿にリアル感があります。 本書では、今まさしく流行りの「忖度」という言葉が3回も出てきます。 そして、日本初の女性の総理大臣が誕生するのかといった期待感。 さまざまな人間模様が渦巻いていく様子が映像として見えてきます。 政治汚職の根源とは。 世直しとは。 いずれも話題性の高いエッセンスのなかで、ベールに包まれたストーリーが展開します。 序盤は比較的スロースペースですが、中盤以降は急カーブをどんどん走っていきます。 核心に迫り、その終わり方もいい。 醍醐味を感じ、実におもしろい。 | ||||
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この本を手に取った方に楽しく、ワクワクしながら読んでいただきたい、と思って内容には振れません。 前作「バラ色の未来」では1冊にまとめた弊害がでていたが、今回は十分読みごたえがあり、 1冊にしっかり収まっていたと思う。 新聞社と検察のそれぞれの動きに関しての記述もバランスがよく、 過不足を感じなかった。 それにしても非常にタイムリーな本である。 現実の政治では豊田議員、蓮舫議員、稲田防衛相、今井議員と女性議員の 不手際がクローズアップされている。 「標的」も女性議員の疑惑の追及であり、現実にオーバーラップしてしまう。 「女性」であることがちやほやされた時代は終わり、男性から対等の相手と見做されているからこそ、 容赦なく潰しにかかる。 男女関係なく弱みを嗅ぎ付けられた者が潰される、そんなゼロサム時代の到来を 窺わせる作品だったと思う。 | ||||
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イッキ読み。 ハゲタカ・シリーズを凌駕するおもしろさ。 作者の政治に対する熱量が昇華された作品です。 | ||||
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前作『バラ色の未来』ではカジノ誘致とギャンブル依存症問題を扱い、新聞記者の奮闘を描くと共に、スリル満点の作品を世に提供した真山仁。今回『標的』では、介護および社会福祉事業問題と初の女性総理候補出現という土俵の上に【巧みに】ストーリーを構築。多数の様々な謎解きが出てくる。ページを捲る手が止まらなかった。 私は中盤以降でもカラクリに気が付かず、第六章で「ええっ!」と少し理解し、最後の章で「んー、やられた!」と悔しい思いをした。タックスヘイブンとお金の流れも複雑に絡んでおり、そこもとても面白く読んだ。 真山仁の傑作『売国』で活躍した冨永&藤山検事が再び登場し、羽瀬副部長ら上下左右から降りかかる無理難題を払いのけ、パズルのピースを当てはめながら、最後は華麗に見事に越村みやび厚労大臣と対決を深めていく。ラストの展開は読み応え抜群。 また、暁光新聞の神林記者の奮闘も目が離せなかった。それぞれの業務にパラレルに邁進する冨永検事と神林記者が、一瞬だけ交差する場面もとても感慨深かった。 海外小説同様、真山仁の作品には登場人物が多い。日本の多くの小説のように主人公が一人という訳ではない。『標的』では、読者は総理を目指す議員の気分が味わえる。酒蔵の経営者にもなれ、成功した事業家気分も味わえ、さらに新聞記者や特捜部検事の立場も味わえる。全員を上から見下ろす神の視点も当然だが体験することになる。一体、どこの誰に一番感情移入するのか、心理学的に自己分析するのも別の楽しみになると思った。 余談だが、作品中に登場する日本酒がとても美味しそうであった。 | ||||
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