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あなたの隣にいる孤独
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あなたの隣にいる孤独の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 複雑な人生を歩んできながらも淡々と,場所や他人への執着も持たなかった少女が, 一つの出会いをきっかけに,ようやく自分の居場所を,居たいと思える場所を見つけ, まさかの心境の変化に喜びつつも,どこかで戸惑いの消えない様子に切なさを覚えます. また,大きなうねりに翻弄されていく中,それでも自分は二の次で気を遣う姿には, 強さや優しさなどとは似て異なる,そう生きてきたから,そうなるしかなかったから, 涙を捨てた十五歳のあまりに早い,大人よりも大人の判断には胸が締め付けられるよう. そして,不幸ではなかったこれまでが,意識しなかった他人を受け容れることで, 幸せは近くにあったこと,それを失うことの辛さ,さらにその感情の正体をも知り, 彼女が進む先はわかりませんが,待っていてくれる人が居ることは希望になるはずで, 決して単純な話ではないのですが,どうかそこへという思いとほろ苦い余韻が残ります. 重く,複雑な背景の物語ながらも,そこは良くも悪くもいつもの著者らしさを漂わせ, 一方でコメディにも転がせそうな序盤や,意外な結末は,他作とは少し違う印象でした. | ||||
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戸籍を持たない少女の母親の行方が知れなくなり、少女は母親を探し始める。 というサスペンス仕立てのストーリーが進行していきます。 どうなるんだろう、とハラハラしながら四分の三ぐらいまで読むと、そこで一応の解決をみてしまうのです。 そこから先は、平々凡々な日常が綴られるばかりで、たいくつでした。 と思ったら、ラストにきて、やっと事件が動きます。 でも、もうそのときには、「どうでもいいや」という気分になっていて、本当にもうどうでもいいラストとしか感じませんでした。 全体の構成を考えた段階でのミスではないかという気がしました。 | ||||
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