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黙視論
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黙視論の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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言葉を捨て,話すことをやめた少女が,自分と他人を知っていく物語と感じましたが, 『話せない』のではなく,あくまでも『話さない』だけというのがどうにも中途半端で, 挨拶は口パク,通報案件や冤罪にはだんまり,面倒な相手に後ろ回し蹴りを浴びせながら, 周りに避けられて傷ついたりと,自分ルールの自分勝手な振る舞いに強い不快感を覚えます. また,『黙視』と呼ばれる妄想にしても,話さない彼女に代わって相手を自由に動かし, 目の前の状況を都合良く回す装置のようで,そこに特別な何かを感じることはありません. 相手が存在してこその言葉,そして自分であり,そこに気付く終盤は良かったものの, 最後はまた妄想の世界へと飛び込んだのか,現実との境目をぼかしたような終わり方は, そういうスタイルなのでしょうが,ここまでの不満すらもはぐらかされてしまった気分に. 結局,どこからどこまでが…?と,理解も想像も追い付かず,自分には楽しめませんでした. | ||||
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