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少女妄想中。
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少女妄想中。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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やがて君になるのスピンオフ佐伯沙弥香の場合、安達としまむらの作者入間人間先生著やがて君になるの作者仲谷鳰さんイラストによる百合短編集です。連作短編なので順番通りに読んだ方がいいです。 | ||||
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少女の恋の行方が気になります。 | ||||
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入間先生が好きで買った。 買ってよかったと思える作品だった。他の入間先生の作品好きな方なら私と同じように楽しめると思う。 ただ、少女妄想中を買ったらエンドブルーも一緒に買うべき。100点が300点になります。 | ||||
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入間先生の小説 佐伯沙弥香についてを読んだから 間違いないと思って購入しました 買ってよかった 不思議な物語だけど 現実にありそうで 女子高生 年の差 叔母という禁断 その上 痛い二人の間の過去 でもそれが愛の始まり なんてすごい設定 その上叔母の青春時代の ミステリアスな過去も 潜んでいたりして せつなくドキドキしながら読めます 次に続いていく エンドブルー も出版されてます 入間先生の世界にはまって 不思議な世界と愛を堪能しました | ||||
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3章だけでもこの本を買って正解だったと思える。入間人間先生の文章は自分の中で映像化しやすい。そしてかなり深いなぁと思わせられる。今回の小説も色々なところに考えさせられる文章が散りばめられていた。「いくら相手のことを想っても、考えてしまえば自分が基準になる。」や「今、目の前にあってそこに感じること以外に確実なものはないのだった。たとえそれが夢であれ、現実であれ。」などすごく良いな。と思えた。 | ||||
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この物語の主人公は誰かということに気付いた時は感嘆のため息が出ました 考察が必要な作品ですが読み返したりして全編の繋がりを把握するとより良いものになります 切なくも報われるようなハッピーエンドで読後にもじわじわ効いてきます | ||||
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仲谷先生がブログで勧めていたので読みました。読んで正解でした。 詳しくはネタバレになるので避けますが、他の方も言っている通り読後感が素晴らしい 良い意味での背徳感もあります。ぜひ百合好きなら読んでほしいと感じました。 ところで、百合と言う割に儚さがない、といっている人は普段どんな切ない作品を読んでるのでしょうか。 喪失感や儚さを感じられる部分も多くある作品かと思うのですが… | ||||
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百合小説にハマり購入した一冊。 しかし、百合というには儚さや少女らしさが足りない。 読みやすさはありますが、繊細さや少女らしさを求める方には微妙かもしれません。 | ||||
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ネタバレを多分に含みます。 レビュー見ていると2話が詩的過ぎて不評なようなので、2話の魅力を伝えるため自分の解釈を語りたいと思います(全然見当外れだったらスミマセン)。 まず、1話は摂津アオ、3話は芹の姪、4話は前半は摂津アオで後半は芹からの視点であることは間違いないでしょう。 問題は2話です。これは色々と解釈があるでしょうし中々わかりづらいですね。自分は、これは芹が少なくとも高校卒業後に見ている夢の世界で、三島=アオ、シロネ=芹というのが与えられた役割だと考えました。 ちなみにシロネグサというのはセリの別名であること、三島郡は大阪府(摂津国)の郡であることが根拠の一つです。 またシロネが「青が好き」と発言していること、その他諸々の発言から推測してやはりシロ=芹がしっくりきます。 つまり、2話とは芹が夢の世界でシロネに成り代わり、シロネが好きになるように調整され作られた、アオに似た存在である三島とイチャつこうと試みたという話を三島視点で見た話です…。ややこしいな! しかし、この解釈だと芹は現実世界でアオに相手にされないからせめて夢の世界では想い人とずっと一緒にいようと2話の夢の世界を創造したことになりますね。加えて、三島は電車から飛び出していってしまったため結局夢の中でもフラれることになってしまうということに…。なんともいじらしく、切ない話になっていると思います。 以上が自分が2話を読んだ解釈です。ここで芹の内面描写が深まっていることにより、続く3話、4話の楽しそうな芹の姿がよりグッと感じられるのではないでしょうか。 ところで他の方も書いてましたが、「あなたの目を傷つけてよかった」という台詞には鳥肌が立ちましたね。これはなんとも素晴らしい台詞だと思います。さすが入間先生ですね。 全体を通して芹の人生を綴った小説だと思いました。前半で芹の失恋に涙し、後半その新たな恋に安堵する。そういう感じでしょう。 アオも幸せそうで良かったですね。登場人物皆が報われていて後味のいい終わり方だったと思います。安達としまむらのラストも期待してるよ先生! では。 | ||||
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ネタバレを多分に含みます。予備知識なしで読んだ時の読後感がとても良かったので、興味のある方はこのレビューは読まずに本書を手に取ってみることをオススメします。 まず本書は短編集を思わせるつくりになっています。全4本の構成です。 この物語には二人の「せっちゃん」が登場します。 一人は摂津青乃、ガールズオンザランの主人公です。 全力疾走している時にだけ現れる幻のような少女を追いかけ続けた物語です。その少女に恋焦がれていると言っていいかと思います。彼女を一目みたい会いたいと思うあまり、走りすぎて一度は足を壊してしまうほど。 でもその少女は実は幻ではありません。最後にはちゃんと出会います。 もう一人は三島芹で、実は彼女が本書全体の主人公です。 ガールズオンザランでは青乃の親友として登場、銀色の手は消えないでは不思議な世界(夢の中の世界)で少女との出会いと別れを繰り返し、君を見つめてでは年下の姪の子と恋に落ちる。本書はそんな物語です。 ちなみに君を見つめては姪っ子の視点で話が進みます。 三島芹というフルネーム自体は本書には登場しないので推測も含まれるのですが、おそらく間違っていないと思います。 それぞれの話で下の名前・苗字・懐かしい夢を見た・いつも走り続けている女の子がいたなど、各所にそれぞれの話を繋ぐ要素が散りばめられています。単体のようでいて実は繋がっている一本の長編物語でした。 百合に関しては、ガールズオンザランと銀色の手は消えないはそこまで濃いものではないのですが、君をみつめては明確にガールズラブを描いた話です。姪っ子が無自覚に叔母に対してしてしまったあることをきっかけに、叔母に恋をしてしまったというお話です。姪・叔母ともに名前は登場しませんが、叔母の方が三島芹だと思われます。 そして彼女たちにはキスシーンもあります。ちゃんと両思いになってのエンドで、百合好きとしてはとても良かったです。 短編集と思わせて実は長編作であり、濃い目の百合要素もあり、読み終えてとても満足感のある作品でした。 百合好きの方ならきっと楽しめる作品であると思います。 興味の沸いた方は是非手にとってみてください。 | ||||
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一読しただけではよくわからなかったので、ここのレビューを参考にしてもう一度読み返してみました。すると、1回目とはまた違った味わいが生じました。 各作品に散りばめられた言の葉から自分で作品の繋がりを想像していくと、もしかしたら…という発見があるかも知れません。はっきりとは書いてませんが、全てを言わないことで読み手の想像の幅が無限大に広がるところがいいですね。 1回読んでよくわからないなと思った方は、ぜひもう一度読み直して作品の繋がりを"妄想"してみるのもいいかもしれません。 | ||||
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考えながら読んで行きましたが、話同士が繋がっているような、繋がっていないようなそんな不思議な感覚でした。最後のエピソードはすごくぐっときました。年の差とか最高(離れすぎている気もするけど)、大人と子供のやり取り見てるとなんか和みました。最後の結末もbad endingではないので、安心して読めました。 | ||||
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読後は、しばらく表紙におでこを置いてため息をつくような幸せなものでした。 恋っていいですね。 | ||||
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女性同士の関係を描いた3つの短編で構成された短編集。 正直初めて読んだとき二つ目の夢の世界が舞台の短編はたるくてふわふわとしていて読むのが億劫でした。 しかし最後まで読み終わってからもう一度読み返し、この夢は誰が見ているのか、そして登場人物は誰を表しているのか掴めたとき、二つ目の短編が大好きになりました。 一見どの短編もバラバラの舞台、バラバラの登場人物ですが、実は一貫してたった一人の登場人物の、切なくも救いのある物語が描かれているのではないか、と思います。 女性同士の関係が好きな方には強くおすすめしたい作品です。 入間人間先生には今後もこういったものを書いていただきたい… | ||||
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最近の入間人間の最大のヒット作と言えば電撃文庫で展開している百合ラノベ「安達としまむら」なんだろうけど その余勢をかった作品なのか、表紙イラストに仲谷鳰という百合系作品で知られている(らしい…知らんかった) 漫画家さんを起用しての一冊。 中身の方は短編三作とエピローグから構成されている。 ………正直、結構評価が分かれそうな一冊だった。 タイトルに「妄想中」とある様に、三編ともどこか幻想を見ているというか輪郭のはっきりしない部分がある。 幼い頃から全力疾走すると目の前に知らない少女の幻想が現れ、その追いつけない背中を追う様に走り続けてきた少女が 学生時代を経て社会に出る中で次第に追うべき姿が見えなくなる事に焦燥を覚え始める姿と、 その傍らでもう一人の少女が自分を見てくれない相手に言えない想いを抱え続ける姿を描いた「ガールズ・オンザ・ラン」。 これはまあ、割と分かりやすい方かもしれない。 ずっと傍らにいるのに想い人であるアオは自分には見えない少女を追い続け、自分の方を見てくれず それでも同居生活まで続けて傍らにいる事を諦めきれない芹の在り方は興味深いが、 結局アオが見ているのは幻想の少女像という救われなさはそれほど悪くない。 問題は二本目の「銀の手は消えない」 これは本当に掴みどころが無くて参った。 たまに入間人間は掴みどころのない作品を書くけど(「ふわふわさん」とか「砂漠のボーイズライフ」とか) これはどこをどう読み解いたら良いのかその手掛かりすら掴めん。 途中から流し読みになってしまった、無念。 三本目の「君を見つめて」が一番分かりやすく、尚且つ「お?」と思わせる新規性を持っていた。 百合もの、でも基本は同年代カップルが多く、年の差百合と言っても精々十も離れていない事が多いが まさかの「叔母と姪」カップルとは恐れ入った。 幼い頃に事故のような形とはいえ片目を奪ってしまった叔母に惹かれるヒロインの造形も面白いが、 独特過ぎるキャラクターの持ち主である叔母の方が魅力的。 なんというかあの「大供さん」を更に拗らせた感じの妙に子供っぽい奔放さがありながら、 時に老成した様な不思議な達観ぶりを見せ、誰も幸福にならないであろう思慕を募らせ 割と分かりやすい、不器用な好意を向けてくる姪を受け止める姿に 「おお、百合ってこういう描き方もあるのか」と相変わらずの作風の広さに改めて驚かされた。 二本目を除けば、それなりに読める作品になっているが、 メリハリの利いた作風が好きな小生としては「うーん、これは…好きな人は好きなんだろうけどなあ」と お茶を濁さざるを得ない、輪郭不明瞭恋愛劇とでも言うべき一冊。 「百合は雰囲気を楽しむべきだ」という方には読める作品なのかもしれないが…どうなんだろうなあ? | ||||
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1,2章は主人公の妄想がメインで、物語を楽しむというよりも雰囲気を楽しむものだと思った。 3章目は主人公の女子高生とその叔母の恋愛ものだった 読み進めるとだんだん二人の世界に吸い込まれ、陶酔してしまった。 | ||||
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※ネタバレ注意です 概要、表紙に惹かれこちらの作者さんの作品は初めて拝読いたしました。 大きな内容説明は百合ですが、どこか儚く切ない内容が自分の好みと合ってました。 走り続けても一瞬しか見えない彼女、夢の中で生きている彼女、自分のせいで不自由な体となってしまった彼女…形は様々ですが、恋愛感情を持ってしまったらもう止まることはできません。 物語全体が不思議な空間に有る感じがして自分も本を読んでいて夢の中に引き込まれたのではないのかと、感じてしまうほど不思議な作品でした。たまたま好きになってしまった人が同棲だっただけで他は何らかわりのないただの恋愛感情。作中で叔母さんが仰っていましたが、自分の身になにか起こった際に自分自身は冷静であっても周りが騒ぎすぎるんだ、と。まさにその通りだと思います。恋愛は異性とするものという法律はないですから、自由がもっと大きな場所で有効となり、様々な意味て広い世界となってほしいと願っております。 全ての物語のキャラクター達が可憐な人生を歩んでくれることを祈ります。 | ||||
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著作は『安達としまむら』の入間人間さんで、表紙絵が『やがて君になる』の仲谷鳰さんという最強タッグです。 3作品+締めの1作品が収録されており、どれももどかしくて可憐でした。『ガールズ・オン・ザ・ラン』では不思議な少女を捕まえようと走る女の子のお話で、『銀の手は消えない』では夢の中で出会う少女たちのお話です。 中でも一番のお気に入りが『君を見つめて』のお話で、傷つけてしまった彼女への秘めた想いが物悲しくもあり、恐ろしくもあり、また納得出来るものでもありました。『君を見つめて』のふたりはかなりの年の差なのでそこもお気に入りです。芹さん最高かよ…。 『君を見つめて』と『銀の手は消えない』のイラストがイメージとピッタリだったのも良い点でした。 あなたに追いつきたい想い、あなたにわたしを求めて欲しい想い、あなたへの秘めた想い。そんな彼女らの『想い』がたくさんつまった短編集です。 | ||||
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ただ一通り読むだけでは内容理解が難しいかもしれません。読み進めながら場面場面のポイントを掴むことが大切になってきますね。 | ||||
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短編のような長編という作者が自認する作りが、今回の物語とよく合っています。 作者は「安達としまむら」という今回と同一ジャンルのものも書いていますが、うまくレーベルの違いを出しており、少し大人向けになっています。 個人的には悲恋ものは苦手なので、全員が幸せになってくれる道筋を残した作者に感謝です。 | ||||
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