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翼に息吹を
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翼に息吹をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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文体も素晴らしく最後まで難なく読めます。筆者の著作の幅の広さが如実に表れた作品。マタギネタのファンですが、こちらの方が堪えたかな。 | ||||
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戦争末期から終戦直後までの時間の経過が非常にリアルに描かれた秀作。 | ||||
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熊谷達也氏の小説としては、新たな作品展開であると感じる。 主人公は、学徒動員で招集された知覧飛行場で航空機整備を担当する工学部出身の少尉であるが、整備員の立場・視点から特攻隊の姿について記述され、小説が進行して行く。 読み進めるうちに小説に感情移入し、一気に読み進めてしまった。何故か、この小説を読んだ後に、小学生だったか、中学生だったかの時に読んだ「きけわだつみの声」を思い出してしまった。 また、小説の舞台になっている鹿児島の知覧町にも行ってみたいという衝動もお覚えた。 | ||||
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作者が仙台から鹿児島まで取材に行っていたとは驚きです。 鹿児島県の鹿屋飛行場は、太平洋戦争中の特攻隊の基地ですが、愛する人のために 特攻隊員として出撃しても死ねないで戻って来た人がいてもおかしくないと思わされた 作品です。 特攻隊員は、思い込むあまりに気がふれてしまうのですが、結末があまりにもさみし過ぎる。 | ||||
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主人公は、エンジンというメカが好きで、整備士となった男。 特攻隊員の有終の美を飾るべく、寝食を削って、飛行機と格闘していく日々を描いている。 「それじゃあ、空母を沈めてきますよ」 「靖国で会おう」と雄々しく散っていく者や、 後ろ暗い影を持つ少尉、戦争への疑念を持つ同僚たちとの関わりの中で、 特攻や戦争の意味を探る道に否応無しに迷い込んでいく。 「この戦争の勝敗が、航空戦力の優劣によって決まることが確実になった」というのは 戦争においての、日米の戦力の差を暗示し、 墜落した米軍機の発動機から漏れるオイルの美しさに、 「これじゃあ、この戦争に勝てるわけがない」と、呆然とするシーンが印象的。 一方で、 棺となるはずの飛行機をしっかり飛ばせてやろうと、 メカオタクっぷりと人情を発揮し、発動機と格闘し、頭をひねってアイデアを絞り出す様には ものも希望もない時代にもがんばっている人はいるんだなあ、と一握りの勇気を与えられた。 | ||||
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戦争や特攻隊を整備兵の視点から見た作品は初めてでした。それだけで斬新でした。 | ||||
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