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(短編集)
虹色にランドスケープ
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虹色にランドスケープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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一遍一遍が単独で、しかし繋がっている、と言う面白さから一気に読んでしまいました。 | ||||
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バイクを通じて様々な人生観、運命が描かれている。 バイクに乗る。バイクが好きだからこそ人と人が繋がっていく。 | ||||
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読んでいるうちぐいぐい引き込まれ、「えっ」という部分もあり、とても楽しめ一気に読むことができました。バイクはいいなぁ。バイクに乗ろう!と思わせてくれます。 そしてこの小説は、よーく考えて短編を組み合わせ、全体を構成しているなぁ、と感じました。そしてそれがわざとらしくないところがいいです。 | ||||
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マイホームのローンを抱えた男が突然の解雇にあってしまう。 しかし再就職は中々うまくいかず家計は火の車目前。 人生に疲れ男は愛する家族の為に北海道ツーリングでバイク事故を装い 保険金目的で自殺を試みる。 がここでも不運にも失敗してしまい、男は途方に暮れるが…。 男はツーリングを続けるうちに、北海道の素晴らしい景色や大地と、人々との出会に人生を見つめ直す。 「家で帰りを待っている家族の元へ帰ろう」 そう言うと男は、また人生を強く歩いてゆく決心をする、家族とともに! そしてこの本を読んだあなたも、「あぁ北海道ツーリング行きたいなぁ」と、爽やかに気持ちに!なりません…。 勝手にバイクを絡ませた爽やかロードムービーみたいな短編集だと思ってました。ほんとすいません。 まさか主婦向けのドロドロ昼ドラ系だと思いませんでした。ごめんなさい。 そういう小説ではないので、そういうのをお望みの方はやめた方が良いかな?と思います。 バイク嫌いの頑固おやじは、実は元バイクレーサーで、嫁も子供いて更に嫁バレしてるにもかかわらず ツーリング仲間の年下女に手を出していた。 と、頑固おやじの死に目に会いにも行かないクズみたいな息子が知ったのは そのおやじが棺桶に入った後とか。 女の方はバイクで事故って足やっちゃって、そのまま結婚もしないで四十路になっちゃって 若い娘いびりの四十路のおばちゃんとか…。 途中で読むのやめようかと思いましたが、次のお話こそは…と思い最後まで読みました。 まさか最後のお話がアレだとは…。 最初の話の最後ではフェリー乗り場で倒れるシーンで終わっていたので、 実は倒れただけで、その後人生を強く歩いてゆく決心をする、家族とともに!って少し期待も… って事故の影響で普通に死んでんじゃん。 しかもそこで死んだんじゃバイク保険おりないじゃんか。 街中で出会った元彼の○○○握って喜んでいる浮気嫁にも、何にも伝わらなかったじゃん。 きっと時間経ったら「失業中のくせにツーリング行って死んで帰ってきたハズレ亭主」 くらいにしか思いだしてもらえないぞ…。 浮かばれねぇよ。。 | ||||
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読んでみないと面白いか分からないのが小説ですが、周囲に置いている店がないので、とりあえず購入。 | ||||
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せつなくいとおしい人生の断片を描いた傑作。オートバイのある生活は刺激的だ。 | ||||
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ぼくも復活した中年ライダーです。「彼のオートバイ、彼女の島」を読み青春を過ごしました。 いい小説です。バイク小説を探している方は一読を!! 作者自身、確かBMWに乗ってる写真を見たことがあります。 バイク小説の続編を希望します。 | ||||
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オートバイをモチーフにした小説でここまでライダーの内面の描写を丁寧に行っている作品は少ないのではないでしょうか。ミステリー小説として考えた場合もう一歩物語間のつながりを加えて最後に読者を驚かせてもよかったかなと思いますが、ラーダー仲間ともあまり話さないような運転中のちょっとした心の動きを文章で見せつけられてとても驚きました。 | ||||
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新刊書籍ですが書店に見当たらずAMAZON出の購入となりました。素早い対応で手に入り満足です。書店だと取り寄せてから取りに行く手間、時間を考えればGoodです。 | ||||
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バイクで旅に出るとき旅の友にと買いました。今度九州へバイク旅に行きたいと思っています。 | ||||
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オートバイに関する本を探して読んでいて、たまたま出会いました。 『オール読物』掲載を単行本化したそうですが、これでおもしろさ 倍増!したように思います。私も一気に読んでしまいました。 バイク乗りだからこそ知りえるシーン、心理が随所に出てきますよ。 自分もバイク乗りなので「うん、うん、そう、そう」でした。 折角ですから、「解説」は最後にしておきましょう。 こんなことってないよな・・・とも思いますが、 「同じ時間を生きていれば、同時進行でこんなこともあるのかもな。」 とか「人生って、いろいろだよな。」とジンワリ感じました。 個人的には「こっちからピース」の、 「年齢がいってもバイクから降りられない人間は・・・」の心の穴ぼこ がとても気に入りました。 | ||||
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タイトルの通りで非常に面白い上に、文章が読みやすい。小説家が書いた文章だから当然なんだけれど、無駄な文が無く、野暮ったさに内容に集中できないなんてことが無い。 内容は、非常に面白い為にここで思い切り説明したいのだが、読み進めて行くうちに色々な事が分かり、ワクワクする。感動する。登場人物の背景が分かる。なんであの時、こうしなかったんだよ、もう! って登場人物を責めたくなってしまったり。とにかく面白い。 だから、このレビューでは内容には一切触れないようにしたい。そして、登場人物たちの人生を本書を読み進めることで一緒に泣き笑い、感動してほしい。 一般読者としてはこんなところだろうか。 バイク乗りとしては、「いやいや、そのハンディキャップにそのバイクは無理なんじゃないの? 」とか、まあ細かい突っ込みどころはあったけれども(荒探しもしないとレビューとしての役割が無いじゃないですか)。それでも、バイクを乗るときに味わう猛烈な爽やかさを本書は見事に描き上げていると思う。 本書を読む前に『斎藤純・暁のキックスタート』を読んでほしい。きっと『ニヤリ』とすることがあるはずである。どんなところかは、読者であるあなた自身で確かめてほしい。 | ||||
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短編が7つで虹のように一つの物語になって行くという構成.第一話だけでも独立できるような仕上がりである.随所に現れる二輪の記述は長く乗ったライダーならではの記述だと思うが,片岡義男が単なるオートバイの小説で終わっているのに対し,こちらは人生を語っている. | ||||
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相克の森から流れて、こんなバイクものも著作にあると知って一気によみました。 短編ながらもそのすべてがつながっている凝ったつくりで、ちょっと凝りすぎの感じも ありますが、読み終わるとバイク洗車後のように、すっきりした気分です。 おとなのバイクのりにお勧め。 | ||||
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かなり好きな作家のひとり。 ただ、今回の作品は、バイクをテーマにした連作集ということで、ちょっと違和感があったんだけど、読んでみると、やっぱり面白い。 一連の短編は登場人物が重なり、連作となっている。人の人生がバイクでつながるという、面白い構成の小説だ。 自分の死んだ父親もバイクに乗っていて、小さい頃はよく乗せてもらっていたが、高校生になってバイクに乗りたいって言ったら反対された。まさにこの小説の設定と同じ。親父が最後に乗っていたのは、ヤマハのSRだったが、それも出て来て、親父を思い出させて、ちょっと泣けてきた。 自分もバイクの免許を取りたくなった。 | ||||
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名車とそれを取り巻くライダーをテーマにした連作小説です。連作としてだけでなく、短編小説としても十分に楽しめる小説です。 ツーリングと言えば、北海道ははずせないと言うわけではないだろうけど、北海道が関係した短編も結構あって北海道好きな私はさらに楽しめた。 あ〜、北海道行きたいなw それと、女性陣(特に真帆ちゃん、三嶋淳子さん)が魅力的だ。 | ||||
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短編小説は好みではない… そんなボクの思いを柔らかく覆してくれた作品です。 いいえ、もしかしたらこれは短編ではないのかもしれません 大切にしてきた愛車にまたがって ひとり北海道へとツーリングに向かうライダー 旅の過程で向き合った自分の人生…彼が見出したものは… 誰もが少しずつ抱える後悔と諦め… それぞれの荷を負いながら、それぞれの時間を歩む7人の男女 オートバイという乗り物を通じて、時も場所も違えた彼らの人生がが交差する 風と雨粒を切りながら駆るバイクが運んでくれた ずっと知っていたはずの人間を初めて知るという邂逅 独りでは生きられない…だれも独りでなんて生きてない… 弱さに苛まれながらも、こんなにも人は確かに生きていける 今も著者自らが身を置くバイク乗り目線で見るランドスケープ… 物語に描かれた決して器用ではないひとりひとりに 心地好いジェラシーを感じる… 読んで好かった…そんな作品でした。 | ||||
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これも熊谷ワールドなのだろう。バイク乗り男女の物語。どこか片岡義男の世界にも似ていると感じるのは僕だけだろうか(46歳中年)?懐かしいバイクが沢山登場する。熊谷さん自身もバイクが大好きだとどこかに書かれていた。青春を走馬灯に写し中年へと流されていく人生を、つい自分の人生と重ね合わせて読んでしまった。眠ったままの750ccバイクを整備に出したくなった自分がここにいる。 | ||||
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短編集というのは難しいものだ。 短編というのはそれぞれに独立してきちんとオチがなくてはならないし、短いから長編のドラマティックな部分が少なくていいというものではない。 かつてのバイク仲間のそれぞれの人生の軌跡が語られている。 そしてひとつの物語として絡み合ってゆくのだが…。 冒頭から三篇ほどまではさすがに文章もうまいからどんどん読ませていく。 だが、読み進めるうちにだんだん飽きてくる。物語が連なるとそれぞれの話の振れ幅が狭いことが気になりだすのだ。 同じ色、同じにおい、同じ調子といったように、登場人物や話に個性が失われていく。臨場感がない。 そしてラストの物語。 これは冒頭の物語の男の妻の話であるが、これがどうにもまったく…。 この女が妻であった、ということが冒頭の男の物語を台無しにしてしまったような気がする。 きっちりと締めていないから、人生の軌跡を描きながらもちっとも育たなかった人たちの話になってしまったような気がする。 | ||||
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熊谷さんの本といえば「山背郷」「相剋の森」など壮大な自然相手の本を思い浮かべますが、この「虹色にランドスケープ」は趣がガラッと変わりましたね。バイクをモチーフに進んでいく短編なのではあるけれど、少しずつそれぞれの物語が絡んできて、最後には一つの輪になった、という感じですね。バイクに乗る人ならより理解できることでしょう。それにしても熊谷さんは文章がうまいと思います。 | ||||
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