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(短編集)
虹色にランドスケープ
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虹色にランドスケープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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一遍一遍が単独で、しかし繋がっている、と言う面白さから一気に読んでしまいました。 | ||||
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バイクを通じて様々な人生観、運命が描かれている。 バイクに乗る。バイクが好きだからこそ人と人が繋がっていく。 | ||||
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読んでいるうちぐいぐい引き込まれ、「えっ」という部分もあり、とても楽しめ一気に読むことができました。バイクはいいなぁ。バイクに乗ろう!と思わせてくれます。 そしてこの小説は、よーく考えて短編を組み合わせ、全体を構成しているなぁ、と感じました。そしてそれがわざとらしくないところがいいです。 | ||||
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せつなくいとおしい人生の断片を描いた傑作。オートバイのある生活は刺激的だ。 | ||||
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ぼくも復活した中年ライダーです。「彼のオートバイ、彼女の島」を読み青春を過ごしました。 いい小説です。バイク小説を探している方は一読を!! 作者自身、確かBMWに乗ってる写真を見たことがあります。 バイク小説の続編を希望します。 | ||||
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オートバイをモチーフにした小説でここまでライダーの内面の描写を丁寧に行っている作品は少ないのではないでしょうか。ミステリー小説として考えた場合もう一歩物語間のつながりを加えて最後に読者を驚かせてもよかったかなと思いますが、ラーダー仲間ともあまり話さないような運転中のちょっとした心の動きを文章で見せつけられてとても驚きました。 | ||||
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新刊書籍ですが書店に見当たらずAMAZON出の購入となりました。素早い対応で手に入り満足です。書店だと取り寄せてから取りに行く手間、時間を考えればGoodです。 | ||||
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オートバイに関する本を探して読んでいて、たまたま出会いました。 『オール読物』掲載を単行本化したそうですが、これでおもしろさ 倍増!したように思います。私も一気に読んでしまいました。 バイク乗りだからこそ知りえるシーン、心理が随所に出てきますよ。 自分もバイク乗りなので「うん、うん、そう、そう」でした。 折角ですから、「解説」は最後にしておきましょう。 こんなことってないよな・・・とも思いますが、 「同じ時間を生きていれば、同時進行でこんなこともあるのかもな。」 とか「人生って、いろいろだよな。」とジンワリ感じました。 個人的には「こっちからピース」の、 「年齢がいってもバイクから降りられない人間は・・・」の心の穴ぼこ がとても気に入りました。 | ||||
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タイトルの通りで非常に面白い上に、文章が読みやすい。小説家が書いた文章だから当然なんだけれど、無駄な文が無く、野暮ったさに内容に集中できないなんてことが無い。 内容は、非常に面白い為にここで思い切り説明したいのだが、読み進めて行くうちに色々な事が分かり、ワクワクする。感動する。登場人物の背景が分かる。なんであの時、こうしなかったんだよ、もう! って登場人物を責めたくなってしまったり。とにかく面白い。 だから、このレビューでは内容には一切触れないようにしたい。そして、登場人物たちの人生を本書を読み進めることで一緒に泣き笑い、感動してほしい。 一般読者としてはこんなところだろうか。 バイク乗りとしては、「いやいや、そのハンディキャップにそのバイクは無理なんじゃないの? 」とか、まあ細かい突っ込みどころはあったけれども(荒探しもしないとレビューとしての役割が無いじゃないですか)。それでも、バイクを乗るときに味わう猛烈な爽やかさを本書は見事に描き上げていると思う。 本書を読む前に『斎藤純・暁のキックスタート』を読んでほしい。きっと『ニヤリ』とすることがあるはずである。どんなところかは、読者であるあなた自身で確かめてほしい。 | ||||
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短編が7つで虹のように一つの物語になって行くという構成.第一話だけでも独立できるような仕上がりである.随所に現れる二輪の記述は長く乗ったライダーならではの記述だと思うが,片岡義男が単なるオートバイの小説で終わっているのに対し,こちらは人生を語っている. | ||||
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相克の森から流れて、こんなバイクものも著作にあると知って一気によみました。 短編ながらもそのすべてがつながっている凝ったつくりで、ちょっと凝りすぎの感じも ありますが、読み終わるとバイク洗車後のように、すっきりした気分です。 おとなのバイクのりにお勧め。 | ||||
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かなり好きな作家のひとり。 ただ、今回の作品は、バイクをテーマにした連作集ということで、ちょっと違和感があったんだけど、読んでみると、やっぱり面白い。 一連の短編は登場人物が重なり、連作となっている。人の人生がバイクでつながるという、面白い構成の小説だ。 自分の死んだ父親もバイクに乗っていて、小さい頃はよく乗せてもらっていたが、高校生になってバイクに乗りたいって言ったら反対された。まさにこの小説の設定と同じ。親父が最後に乗っていたのは、ヤマハのSRだったが、それも出て来て、親父を思い出させて、ちょっと泣けてきた。 自分もバイクの免許を取りたくなった。 | ||||
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短編小説は好みではない… そんなボクの思いを柔らかく覆してくれた作品です。 いいえ、もしかしたらこれは短編ではないのかもしれません 大切にしてきた愛車にまたがって ひとり北海道へとツーリングに向かうライダー 旅の過程で向き合った自分の人生…彼が見出したものは… 誰もが少しずつ抱える後悔と諦め… それぞれの荷を負いながら、それぞれの時間を歩む7人の男女 オートバイという乗り物を通じて、時も場所も違えた彼らの人生がが交差する 風と雨粒を切りながら駆るバイクが運んでくれた ずっと知っていたはずの人間を初めて知るという邂逅 独りでは生きられない…だれも独りでなんて生きてない… 弱さに苛まれながらも、こんなにも人は確かに生きていける 今も著者自らが身を置くバイク乗り目線で見るランドスケープ… 物語に描かれた決して器用ではないひとりひとりに 心地好いジェラシーを感じる… 読んで好かった…そんな作品でした。 | ||||
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これも熊谷ワールドなのだろう。バイク乗り男女の物語。どこか片岡義男の世界にも似ていると感じるのは僕だけだろうか(46歳中年)?懐かしいバイクが沢山登場する。熊谷さん自身もバイクが大好きだとどこかに書かれていた。青春を走馬灯に写し中年へと流されていく人生を、つい自分の人生と重ね合わせて読んでしまった。眠ったままの750ccバイクを整備に出したくなった自分がここにいる。 | ||||
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熊谷さんの本といえば「山背郷」「相剋の森」など壮大な自然相手の本を思い浮かべますが、この「虹色にランドスケープ」は趣がガラッと変わりましたね。バイクをモチーフに進んでいく短編なのではあるけれど、少しずつそれぞれの物語が絡んできて、最後には一つの輪になった、という感じですね。バイクに乗る人ならより理解できることでしょう。それにしても熊谷さんは文章がうまいと思います。 | ||||
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