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かがみの孤城
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かがみの孤城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全627件 481~500 25/32ページ
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登場人物の心の描写には異論があるかもしれないし、現実と乖離しているところもあるのかもしれない。でも作者の気持ち、創造に身を委ねて読み進めていくとたくさんたくさん心をゆすぶられる。人はやっぱり一人では生きていけないんだろうし、一人で生きていってはダメなのかもしれない。躓いたり泣きそうになったりつらいことがあった時、助けてくれる人がいることは素晴らしいことだし、それが生きる糧となりうる。そしてどこかにきっとそんな人がいるはず、あきらめないでという作者の強い思いと登場人物を通して語られる人を思う心の温かさ、深さに涙ぐんだ。 個人的には作者の「ツナグ」が大好きで号泣しましたが、人の心のどうしようもない拙さ、そして後悔などを別の観点から描いたこれもとてもいい作品だと思います。 | ||||
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周囲の知人からの評判が良いので、購入した。久しぶりに夢中になって読んだ。 | ||||
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この小説は、人の心を簡潔に表現されていて、楽しさに加え、さらに勉強させられました。 子供達のいろいろな感情に対して大人はどう向き合って行くかを考えさせられました。 是非読んでみてほしい作品です。 | ||||
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最後にすべての謎が解けたのには感動した! 途中、涙が出る場面もあった。 | ||||
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一人ひとりの繋がりがわかってくるラストはすごい。自分の過ちを起こして欲しくない思いは子どもに伝えなければと思いました。 | ||||
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辻村深月は昔からお気に入りの作家で著作はほぼ全て読んできたが、今回の作品がダントツで出来がいいと思う。まさに集大成の作品ではなかろうか。 人物造形の巧みさ、世界観の創出やその引き込み方、ストーリーテラーのうまさ、プロットの練り込み具合など本当に無駄がない天才的な運び方で、一気に読ませられた。 核となるトリックは今流行りのアレではあるがその使い方がすごくうまいですね。最後のシーンなど思わず涙ぐんでしまいました。 本屋大賞、これはとるよなぁと納得のおもいです。 買って損はしないので迷ったら買っちゃいましょう、面白いですよ。 | ||||
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「素晴らしい」の一言に尽きる。登場人物、設定、話の展開、全てにおいて非常にハイクオリティ。読んでいて退屈だと思う場面が何一つない。 著者の作品はまだスローハイツとV.T.R.しか読んだことないものの、これらは前半ゆっくり・後半怒涛の展開という印象。本作品もその傾向はあるものの、前半の部分にも常に惹きつけられる。 伏線回収も非常にハイクオリティ。展開を読み切ったと思いながら読み進めていったものの、完璧に読みきれなかった。最後は感動した。 | ||||
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本屋大賞だったので、たまたまいった本屋に大量平積みされているのを目にして購入しました。 クラスの女子とのトラブルで不登校になった主人公「こころ」が、かがみの中にあるお城で 同じ不登校の子と触れ合っていくストーリーですが、たくさんの伏線が一気に回収されていく最後の章はとてもよかったです。 ある程度結末はわかっていましたが、さらにその上をいく展開。 自分も中学生の娘がいますが読んでもらいたいと思いました。 (不登校にはならなかったですが、ちょうど学校でいろいろとトラブルがあったため) 小説全般、、母は強しですがお父さんは空気なのが自分的にはつらかったです。 個人的にはすごくよかったし最後少し泣けました。読んでよかったと思える小説でした。 | ||||
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ファンタジー風の設定と不登校の中学生が主人公なので、感情移入できるのかと、読み始めは心配でしたが、大人でも理解できる、ていねいな感情描写で上手く入っていけました。 自分が子供の頃を思うと、そこまで考えていたかと言うと、もっとモヤっとした感じなので、全体に大人びた感じがしました。 ただ、いじめの悲愴感や不登校の問題をテーマにした物でも無く、ファンタジーやミステリーとして限定される物でも無いように思います。(この本は、小説なので、ネタバレになりそうであいまいな言い方ですが…) ラストの展開はあまり多くの本を読んでいるわけではないですが、久々に泣ける展開でした。 | ||||
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鏡の中のお城に集められた学校に行けない7人の中学生。出迎えるのは狼面の少女(オオカミさま) ガスも水道も来ていない謎のお城で奇妙な共同計画が始まる。 まず、少年少女たちが交流しながら各々の問題と向き合ったり(あるいは向き合わなかったり)する物語として単純に出来が良いと感じた。 それぞれの抱える微妙な問題、周りの大人や子ども、そして少年少女の心理状態が丁寧に描かれていたと思う。 舞台が舞台だけに謎解き要素も。 このお城はなんなのか、集められた7人に意味や繋がりはあるのか、オオカミさまとは何者なのか。 この部分は不満もあったかな。 登場人物がそれに気づかないのは無理があるんじゃないかという点、展開が強引に感じる点がそれぞれあった。 ただ、オチを見て細かいところはどうでもよくなった感。 最後に行われる「who」の部分の答え合わせ。 温かい気持ちになる良いエンディングだと感じた。 | ||||
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中学時代に経験したことと、主人公に起こったことがだぶり、思わず泣いてしまいました。 私はもう大人になってだいぶ経つけれど、中学生の自分を、自分でこれまでとことん慰めてこなかった事実を突きつけられました。こんな歳になって初めて、当時の私がどんなに傷ついたのか、この事に直面して、声に出して泣いてしまいました。 できればおおかみ様の力を借りて当時の私に読ませたかったけれど、今この本に出会えて、本当に良かったです。 | ||||
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もともと一筋縄ではいかない設定を、中学生という幼い少年少女たちが誤った深読みで一層ややこしくこじらせていくSFファンタジー作品。一気に読める長編小説としては完成度が高い。 | ||||
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サンプルで出だしを読んだら、主人公の親の描写がドンピシャで即購入。 読みすすむとと息苦しい感覚になりました。ファンタジーと片付けてしまうにはもったいない。 たしかに後半、ある程度オチが見えてきてしまいますが、それを差し引いても読む価値あり。 かつて苦しい中学時代を送った人、そしていま親になって子供と向き合ってる人は是非。 | ||||
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3月までの、こころと仲間との距離感が縮まったり離れたりの連続に胸がヒリヒリする進行から、閉城・エピローグまでの怒涛の展開が息をつかせませんでした。 フリースクールの先生の「正体」がアキらかになり、私は感涙です。 人からの評価、どう思われているかを気にして生きてきたこころは、そのことに気づき、自分の時間を奪った相手を許せなくなります。しかし、そのような相手は、名前を変えて次から次に現れることも知ります。ここでようやく、こころは落としどころを見つけます。 「城」のトリックは、(私のように)高齢であればあるほど早く気づくと思います。(汗) でも気づいたとしても、その気づきを本著で辿ることはとても有意義だと思います。若い人はそう思っているのか、と。 読了後に、もう一度最初から読み直すと、「おおかみさん」の一言一言、振る舞いがとてもいとおしくて切なくなります。 | ||||
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主人公の心理が丁寧に描かれていて、ところどころ涙ぐみながら読みました。 中学生の保護者や先生に読んでほしい1冊です。 | ||||
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中学生の子供が、クラスのトラブルに巻き込まれ、数人に軽くいじめられていて対人関係で親子で悩んでいた時に・・・。 テレビの番組でこの本の存在を知りました。 文学部国文科出身なのになぜか本嫌い(笑)の私が、久し振りに素直な気持ちで読めた本です。 簡単な文体なのに、ここまで女子中学生の閉塞的な学校生活、交友関係をリアルに書けるとは!。 子供もまだ読んでいないけど多分読めば「わかるわぁー」と何度もうなずくでしょう(笑)。 そして・・・ 自分が中学生の頃なんとなく思っていたこと感じていたことが思い出されるだけでなく、この子たちの親の気持ちも今だからわかる。 ラノベのような小説かもしれないけど、いろんな年代の人がそれぞれの登場人物に自分自身を投影しながら読み進められると思います。 あと、アニメですが、幾原監督の「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」をなぜか思い出してしまいました。 ミステリーとかファンタジーとか、普段読書しない私にはそのカテゴライズがよくわかりませんが・・・・。 この本をあえて何かのカテゴリーにあてはめる必要はないように思いました。 不思議の国のアリスのように純粋なファンタジーでなくてもミステリーなのに結末がすぐ想像できてしまっても、だからといって話のテーマというか本質を損なうものではありません。 今現実に不登校の子が読んでどう思うかは、人それぞれだと思います。 この本を読んで励まされて「さあ学校に行こう」とは簡単にはならないでしょう。 しかし、昔、国文科の教授が言っていました。 文学とは100人のうちのたった1人のためにあると。 そういった意味では本著に救われる人も少なからずいると思います。 | ||||
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こころがコンビニに行くシーンやテレビについて(何かした気になるからつい見てしまう)とても共感しました。 | ||||
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この本は本屋大賞で辻村深月さん著なので興味が湧き手に取りました。 物語の謎解きは真ん中あたりからなんとなくわかってきました。 でも、本に引き込まれるように一日で読んでしまいました。 そして、大人の人に読んでほしいです。 | ||||
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ニュースゼロの高橋大輔さんと辻村深月さんの対談を見て読みました。子供向けかなと思いきや大人でも楽しめます!毎日が生きづらい、と感じている人たちへオススメです。 | ||||
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登場人物みんなに恋をできる辻村さんらしさが出ている作品で、ずっと優しい雰囲気で読んでいける。 中盤から少しずつ話の展開が早くなり最後の数十ページは、辻村さんの新しい挑戦のように感じられる展開であった。 | ||||
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