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探偵が早すぎる
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探偵が早すぎるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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事件を未然に防ぐ探偵、というアイディアがすばらしい。 が、事件が何度も続き、すべて防がれていると、飽きてきます。 それはそうです。事件は起こってこそ華です。 起こらない事件など、着火し損ねた花火です。地味なものです。 そうして、この小説もじり貧かと思って読んでいくと、佳境に入ってきちんとクライマックスが用意されていました。 さらに、クライマックスのあとには、きちんとハッピーエンドも用意されていました。 すばらしい。 実は、読んでいる途中で、著者はあの人物とあの人物を犯人に仕立てるのではないか、と恐れていました。 意外な犯人となりますが、その代わり、非常に嫌な気分になることうけおい、という人物です。 それでも、意外な犯人でありさえすればそれでよい、と考える作家なら、やりかねないどんでん返しです。 しかし、私の心配は杞憂に終わりました。 それどころか、こちらの胸に迫るハートフルなラストにしてくれました。 ミステリである前に、エンタメである小説です。 文句なく星5つです。 | ||||
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殺人を未然に防ぐ風変わりな探偵小説。 上下巻の下巻。下巻では、上巻で暗躍していた悪の親玉が勢揃い。それをまとめてやっつける巻なのだが、スピード感がすごい。ちょっと駆け足しではと思わないでも無いが、なかなか面白かった。 | ||||
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莫大な遺産を相続した女子高生を守るため、探偵が陰から犯行を未然に防ぐ。トリックの準備が完成し、犯人がさあ行くぞと行ったところで、突然現れる探偵。 テンポも良くなかなか面白かった。 | ||||
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個人的に探偵小説は事件が起こって時に死人が出て第二第三の事件が起こって戦々恐々、疑心暗鬼の中探偵が鮮やかな推理で解決に、という良くも悪くも定型に嵌まった形で展開するものと思っていたので正直なところ事件が起こる前に解決ってどういう小説になる?面白いのそれ?と怪しんでなかなか購入に至るまでにはなっていませんでした。 その点でこの小説は少々変則的ではあります。ただ恐る恐る手を出したものの読んでよかった、面白かったと読み終えた今思います。橋田のすっとぼけたキャラも良かったですし最後(下巻)の正体を明かすところもやや非現実的でしたが楽しめました。 上下巻に別れている小説を買うのはやや博打に近いものがあります。上巻が楽しめなければ下巻は手に取ることはない。しかし上巻が面白ければ下巻は必ずすぐさま読みたくなる。上巻だけ買って様子を見るという方法も勿論ありますが性格上そうしなかった。面白ければ一日で読みきることになるので下巻を買いに走る手間を省くため今回は賭けに出ましたが果たしてその結果は今回ばかりは後悔のないものでした。井上先生、次回作も楽しみにお待ちしております。 | ||||
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テレビドラマを見て本作を買おうとしている人はやめておいた方が良いです。 脚本家と探偵役の俳優の勝利です。 下手にあらすじを知ってしまうよりそのままテレビドラマを楽しみにした方が良いと考えます。 | ||||
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ドラマでの強烈さはこの小説の中には、無い。全編あっさりとしていて地味なくらいである。それでもページを追う毎に気になる箇所が増え、トリック返しのばかばかしさに苦笑しつつ、でも小気味よくて気づけば一気に読み終えていた。買い控えていた下巻も今、読みたくて堪らない。地味だが面白さが後から来る。 | ||||
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四十九日の法要、濃い1日が詰め込まれています。 下巻はひたすらトリックを事前に見破り、回避していく展開になります。 ちょっと、ご都合展開な箇所もあるように感じましたが、事件が起こる前に解決していく展開は斬新でした。 最期は衝撃的な内容が待っています。 何はともあれ、一華は良い友人を持ちました。 | ||||
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犯罪を未然に防ぐ、変わったミステリーですね。 文章は軽めでサクサク読みやすいです。 登場人物、特に犯人側が個性があるのでもう少し広げても 良かったかな。 各章が短めなので倍の長さでもよかったかな。 姿を現さなかった探偵ですが下巻では出てくるかな? | ||||
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被害者が出る前に犯人(予定者)を私刑する必殺仕事人のような話。殺人を未然に防ぐとともに、殺人トリックを実行者本人にやり返すところが斬新で爽快。 | ||||
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下巻は怒濤の暗殺ラッシュのためか、上巻のように本来無関係の者が刺客に仕立てあげられる過程(ドラマ)が丁寧に描かれることなく、単純なアクションストーリー仕立てになってしまった。 | ||||
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犯罪防御率100%、しかもなかなか姿を現さない探偵というのは斬新ですが、 トリックはワンアイデアで、しかも1,2行書かれた「おかしな」内容に ちゃんと気づけるかどうか、というもの。 もう少しトリックを重ねたり、すごいどんでん返しを読みたかったです。 とくに第3話、核心に触れる展開までが長い。 下巻はギアチェンジしてくれるのかな? | ||||
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父親が事故死にみせかけて殺され、唯一の相続者の主人公の高校生も 骨折という設定で始まるが、どのような状況でそうなったかは下巻でもふれられない。 巻き添えで同時被害か、別々に狙われたかも、触れていないと思う。 上巻は平日に2日、下巻は休日に半日で読破。 後に、EP1でも2巻位書けそうな謎です。期待します。 | ||||
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良い。続編を期待します。スピンオフというのもありかもしれません。 | ||||
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Yahoo newsで知りタイトルに興味があったので上下刊購入しました。ミステリー好きな私には物足りなくドキドキ感も無く読ませて頂きました。あと数十年若く中学年くらいだったらきっと満足したと思います。 | ||||
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新聞の書評を見て購入しましたが、期待はずれ。 内容的には面白いのですが、大前提の設定が・・・・ 婚外子の父親が無くなって、その財産を相続した高校生の、 (父親は認知されていたと見られる)国家予算ほどの財産を狙うという設定だが そもそも彼らには相続権は無いはず。相続者のいない主人公が死亡したら財産は国庫へ | ||||
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『どんな感じなんだろう…』と読んでみたら、今まで読んだことがない新しい探偵で面白い。 犯罪を犯す前に犯人を見つける&犯人がやろうとしていた方法でやり返す『トリック返し』も新しくて面白かった♪ | ||||
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上に比べて『トリック返し』が若干おざなりっぽく感じたけど、最後の最後の橋田にはビックリさせられたので満足(笑)。 面白くて一日で読破 | ||||
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何番煎じかをするなら,『畳み方が雑すぎる』となり,やや期待外れ印象を抱きます. 決着に向けた盛り上がりというのか,勢いを付けようとしていることはわかるのですが, 捨て駒たちが次から次に仕掛け,あっさり片付けられていく様子はまるで『一山なんぼ』. コント,もしくはドッキリのような軽さは,もしかしたら笑いどころだったのでしょうか…? また,そのアイデアと数には関心,最後に…となる豪快で緻密な流れも良かったものの, それとて直接の対峙や制裁はなく,にあった論理や痛快さが薄れてしまったのは残念. ヒロインに付き従う謎多きメイドさんも,明かした正体はただのただ者ではない存在で, こちらも語られる突拍子のなさに加え,それ以上は膨らまずに終了となりやはり消化不良. 前半の単調さも物足りず,ページか巻自体を増やし,もう少し丁寧に見せてほしかったです. | ||||
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物語の探偵にはいろいろあれど,本作の探偵は事件を未然に防ぐのが大きな特徴で, しかも,相手を心身とも徹底的に叩きのめして,というのが少しばかり珍しいところ. 連中がみなクズ揃いのため,各話,ブラックな解決にもちょっとした痛快さが伴います. また,企みを看過するに至る情報は自然に出され,それを拾うロジックにも無理はなく, 一方,相手側が講じるトリックも,この探偵でなければ…と思わせられる出来に感じます. ただ,会話などの雰囲気は軽めで,登場人物の名前の多くはかなり『クセ』がある印象です. 謎の存在だった探偵の正体に翻弄をされつつ,ようやくその素性が明らかになる最後は, 双方が『決戦』に向けて策や士気を高める様子に,下巻への期待が一気に広がったようで, ミステリの面白さに加えて,残された疑問や,控える悪党らとの争いの行方が気になります. | ||||
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