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007 逆襲のトリガー



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【この小説が収録されている参考書籍】
007 逆襲のトリガー
007 逆襲のトリガー (角川文庫)

007 逆襲のトリガーの評価: 3.92/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(3pt)

レーサーになったボンド

物語の始まりからして、ボンドがカーレースに参戦するくだりが、意外と同時にやっぱりという相反する感想になった。レース参加までの細かなホテル滞在での描写なども面白かったし、仕事なのかスピード狂の趣味なのかよく分からないところもあったが、自分にとって初めての作家の作品、イアン・フレミングの一連作を思い出しながら読み進めて楽しめた。
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No.12:
(4pt)

さすがアンソニーホロビッツ

彼の作品は安心して読めます。
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No.11:
(4pt)

稀少本

この作家の翻訳文庫本は稀少なので、有り難いです。
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No.10:
(5pt)

やっぱりボンドだよね、サイコー

舞台は1957年の冷戦時代という設定。
その設定を生かすのに、
第二次大戦中のニセ札の話なども出てきて、なかなか面白い。
F1レースの話なども、そのころなら話題性も十分なのでしょう。
ところが、ひとつ残念なのは、
「ジョン・F・ケネディ国際空港」という表記。
この名を使い始めたのは1963年からなので、
57年ではまだ「ニューヨーク国際空港」という正式名称、
あるいは「アイドルワイルド空港」という略称で
呼ばれていたと思うのです。
この本は2年前に発売され、文庫になったのは今年になってから。
最初の版ではだれも気付かなかったのかな?
それにしても、ボンドにはやはりそんな時代が似合います。
楽しい時間を過ごせました。
James Bond will return
を望みます。
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No.9:
(5pt)

読後がストレスフリー⁈

イアン・フレミングの遺志を継いだアンソニー・ホロビッツによる007です。ボンドがF1レーサーとして密命を果たします。ボンドガールはいつものお色気ムンムンではありませんが、なんとなくボンドが何故結婚できないのか⁈分かる気がしました⁈映画化されていませんので、地図等を見ながら読み進めると旅行気分が味わえます。
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No.8:
(4pt)

ホロヴィッツ版ジェームズ・ボンド

原作者イアン・フレミングの小説は全て読破し、エイミスの孫大佐も読み
ジョン・ガードナーの小説も日本で刊行されている書は所持している。
今回の本書も楽しく読ませてもらいました。しかし読み進めている中で
ボンドとMとの会話の中である疑問が沸いた。フレミングの小説を翻訳なさった
井上一夫氏ならこのような言い方に訳すのかと...。それくらい腑に落ちなかったのである。
それ以外はストーリーや描写も申し分ないくらい良かった。
続編も刊行されるということなのでそちらも楽しみ。
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No.7:
(1pt)

駄作ばかりのこの筆者。読んで後悔。

この筆者駄作ばかり。最後の活劇も誇大なだけ。この筆者の駄作を二度と読みたくない。自分の鑑定眼に疑問を持った。
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No.6:
(4pt)

過去にさかのぼる、という最高の一手がありました

1957年の冷戦時代に時計の針を戻してしまえば、「西」対「東」のものすごくわかりやすい構造下での「スパイ合戦」であり、ボンド本来の超人的な活躍が余すところなく表現できる、という発想は大正解でした。F1レースに参加(ライセンスとか資格の問題ではなく)してソ連選手による妨害を阻止し、朝鮮戦争下での韓国民への残酷な行為に恨みを持つ韓国人実業家の黒幕と対峙。もちろん煙草と酒は紳士の嗜みであるが、「煙草の吸い過ぎを思い知らされた。」などという自虐的な記述もあったり、美女もたくさん登場。

最近の映画では現代的になりすぎて、結局はハイテクITに頼らざるを得ないという設定のマンネリ化にガツンと一撃を加えてくれた。もちろん映画はもう後戻りできないだろうが、小説ならひょっとするとこちらの設定に黄金があるのかもしれない。
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No.5:
(5pt)

映画化するなら昔のボンドで

今回、イアン・フレミング財団から007小説執筆の依頼を受けたのは、自身も同シリーズマニアを自負するアンソニー・ホロヴィッツ。
彼は関係資料を調べて、フレミングが生前に書いたテレビ・シリーズ用ストーリーのプロットで、未使用のもの5編を確認し、そのなかの「サーキットの殺人」を元に本作を作り上げた。

時代設定はゴールドフィンガー事件後の1957年、映画版のショーン・コネリー演じるこの頃のボンドを想像しながら読み進めました。

現代の観点からも古臭くなく、十分どころか期待以上にスリリングなスパイ作品でした。
本作の高評価を受け、財団から執筆続投オファーを受けたホロヴィッツ。
来年発行予定の次作は待ち遠しいし、プラス本作の映画化も期待したい。
映画化の際は、ダニエル・クレイグじゃダメよ本作は。

雨の日に一気に読み上げた一冊の後、ステアせずにシェィクしたウォッカ・マティーニと、特注品のモーランドの葉巻で一服しよう
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No.4:
(4pt)

ジェームス・ボンドはやはり冷戦時代が似合う

イアンフ・レミングが書きかけていた草稿を膨らませて現代の作家が書き下ろしたといういわくつきのものです。
イアンフ・レミング財団公認です。
過去が舞台となる新作としては、若いころのジェームス・ボンドシリーズ、ヤングジェームス・ボンドシリーズがありますが(未邦訳)、
アダルトものとしての新作は初めてです。
設定はゴールド・フィンガーの後日談から始りますが、小説というより、映画の後日談的な展開になっています。
時代は50年代、冷戦時代で、敵はソ連(今のロシア)、懐かしのスメルシュです。
映画を意識したスペクターよりも、実在感がありました。
久しぶりにイアン・フレミングの新作を読んだような気になります。
レイモンド・ベンソン以降のボンドについていけない人にお勧めです。

邦題がださいぞ。
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No.3:
(4pt)

1950年代のボンド

この作品は、ゴールドフィンガー後の物語で、かつイアンフレミングの1950年代のボンドを目指したとある通り、ハイテク秘密兵器で危機を脱出するなどの描写はないが、危機に対する冷徹な判断力を武器にして、機転を利かしたり、相棒の助けなどにより危機を脱出するというアナログな肉体派ボンドが描かれている。
前回ジェフリーディーバーのボンドよりずっと面白い。
生き埋めからの脱出も、ナイフ1本で地下7フィートからの脱出をする場面は、かなりリアルで息ずまる描写だ。
敵の悪役に、韓国人を登場させ、初めは迫力不足の気がしたが、お約束の悪役の独白は、朝鮮戦争時の韓国内の混乱とアメリカ兵の狂気が
描かれていて興味ぶかかった。
F1レースの展開も、専門的すぎず、面白かった。
この作者は、次回もイアンフレミング財団よりオファーされているということなので、次回はサンダーボール作戦みたいなものを期待したい。
フレミングの原作を除けば、この作者のボンドは、私の中では上位にランクされる出来だ。
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No.2:
(4pt)

ひさしぶりにボンド氏を読んだ

映画はともかく、小説の007新作はもう終わりになったかと思っていた。
さすがに現代にまでボンドを持ってくるのは、いろいろとキビシイからだ。
でもこの作品、設定を1960年代にすることで、この難問を切り抜けている。
ちょっとオリジナル作品への言及が多過ぎ(フレミングの原作では、そんなに多くないよ)るが、過去に無数にあった「新007」のなかでは、文句なしにトップクラスといっていいだろう。
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No.1:
(4pt)

JAMSE BOND BACK IN ACTION!

オーリック・ゴールドフィンガーのノックス砦襲撃を阻止して間もないOO7に下った新たな任務。
米ソの宇宙開発競争を背景に、911を先取りするかのような大惨事をもたらさんとする大陰謀に挑む!
謎の韓国人大富豪の陰から糸を引くは、小説版の読者にはオナツカシや、ソビエト連邦の秘密組織スメルシュ。
映画では、スペクターにそのお株を奪われ半ば忘れられていた感が強いが、原作版では第1作「カジノロワイアル」以来、ボンドの宿敵として丁々発止の戦いを繰り広げてきた宿敵中の宿敵!
思えば、ル・シッフルもヒューゴー・ドラックスもゴールドフィンガーも、果てはミスター・ビッグに至るまでみ~んなこのスメルシュの息がかかっていたワケだ。
本作はイアン・フレミングが正にリアルタイムで執筆していた時代が舞台。
インディアンを敵にできなくなったウェスタンが凋落した如く、映画&小説共々、ソ連崩壊の影響にさらされたOO7シリーズ。
しかし、作品背景の時代設定を過去に持って行くことができることこそが小説の強み。ボンドも水を得た魚のような活躍ぶりを披露する。
序盤にはゴールドフィンガーの一件で知り合ったプシー・ガロアが登場。事前にアナウンスはあったが、ここまで物語の展開に関わってくるとは思いもよらなかった。
《あなたは一生、女と一緒には暮らせない男なのよ》
去り際の重い一言は、ジェームズ・ボンドという男の本質と運命をザンコクなまでに見抜いている。
今回はドイツはニュルブルクリンクのサーキットでの任務遂行を助け、ボンドとはオヤクソクの展開まで秒読み段階だった美女ローガンをさらって退場とは相成ったが、またどこかで再登場を期待したいキャラになっている。
今回、執筆を担当したアンソニー・ホロヴィッツは「女王陛下の少年スパイ!アレックス・ライダー」の生みの親として知られる。
敵役のシン・ジェソンの怪物性の希薄さ、むやみな殺生を避けようとするボンドの行動など気になるトコロもあれど、活気に富んだ展開は及第点をはるかに上回るデキ。
巻末の解説によればフレミング財団から2作目執筆の依頼も受けているとのことなのでコチラも大いに期待したい。
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