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沙羅沙羅越え



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【この小説が収録されている参考書籍】
沙羅沙羅越え (教養・雑学)
沙羅沙羅越え (角川文庫)

沙羅沙羅越えの評価: 2.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

冬季の山行に対する臨場感。

そもそも、風野さんの小説は初めてであり、読者としては初心者なので、文体や構成などのことは置くとしても、実際、冬季に立山連峰のザラ峠を、安土桃山時代に敢行した設定で読むとなると、端々に違和感が出てきて、読みやすい小説ではあっても、こだわる所が多くない読了感でした。

と言って、山岳小説ではなく、歴史小説として書かれたのだから、その辺の(元)ヤマ屋のこだわりは置いてみても、私は中学以来の海音寺潮五郎や司馬遼太郎ファンであり、そちらからの違和感もあったかなと思えます。そもそも、いまの歴史小説を余り読まない読者の物言いなので、参考にはならないものと思えます。独言でした。
沙羅沙羅越え (角川文庫)Amazon書評・レビュー:沙羅沙羅越え (角川文庫)より
4041044375
No.1:
(3pt)

冬山のつらさ

2014年に中経出版から出た単行本の文庫化。
 佐々成政のさらさら越えをテーマとした時代小説である。
 1584年に越中から冬の立山を越え、浜松の徳川家康に会いに行ったわけだが、それがいかにつらく厳しいルートであったかを描くのが、本書の主眼となっている。
 佐々成政の個性が魅力。したたかで人間味のある人物として造形されている。
 いつもの風野さんのとぼけた味わいも健在。
 あまり時代小説っぽくはない。
沙羅沙羅越え (角川文庫)Amazon書評・レビュー:沙羅沙羅越え (角川文庫)より
4041044375

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