沙羅沙羅越え
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沙羅沙羅越えの総合評価:
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そもそも、風野さんの小説は初めてであり、読者としては初心者なので、文体や構成などのことは置くとしても、実際、冬季に立山連峰のザラ峠を、安土桃山時代に敢行した設定で読むとなると、端々に違和感が出てきて、読みやすい小説ではあっても、こだわる所が多くない読了感でした。 と言って、山岳小説ではなく、歴史小説として書かれたのだから、その辺の(元)ヤマ屋のこだわりは置いてみても、私は中学以来の海音寺潮五郎や司馬遼太郎ファンであり、そちらからの違和感もあったかなと思えます。そもそも、いまの歴史小説を余り読まない読者の物言いなので、参考にはならないものと思えます。独言でした。 | ||||
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あっさりした歴史小説でした。 歴史を理解していなかったので、力関係等がわからずハラハラドキドキは有りませんでしたが、歴史を知っている方にはきっと手にあせ握る展開なのでしょう。 | ||||
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2014年に中経出版から出た単行本の文庫化。 佐々成政のさらさら越えをテーマとした時代小説である。 1584年に越中から冬の立山を越え、浜松の徳川家康に会いに行ったわけだが、それがいかにつらく厳しいルートであったかを描くのが、本書の主眼となっている。 佐々成政の個性が魅力。したたかで人間味のある人物として造形されている。 いつもの風野さんのとぼけた味わいも健在。 あまり時代小説っぽくはない。 | ||||
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題材が題材だけに広げるのが難しかったのだろうか? 淡々と進んでいって、伝わってくるものがなかった気がする・・・。 | ||||
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著者の作品には江戸の捕り物帳が目立つが、たまにだす戦国物がたのしみである。 「沙羅沙羅越え」は羽柴秀吉に追い込まれた佐々成正が厳冬の立山を超えて徳川家康に助けを求めに行ったが、徒労に終わってしまう小説だが、人生には苦しみながら一歩一歩前に歩み続ける事が大事だと思う。 現代の優れた装備でも立山の冬山登山なんて考えられないが、当時の草鞋や毛皮での立山を超えた佐々成正に戦国武将の神髄を魅せられました。 | ||||
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