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(短編集)
血縁
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血縁の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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状態もよく、満足です、ありがとうございました。 | ||||
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推理小説短編の名手 長岡弘樹の最近では一番よくできた作品です。かたえぎきを思い出させるくらい 読みごたえがありました。 お奨めです。 | ||||
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現代のミステリ作家は、常に新しいトリックやアイデアを考案し続けなければならないので、過去の推理小説作家に比べて格段に難しい立場に置かれているのだと思う。 そのため、どうしても新規テクノロジーや医学・医療など現代に時代が下って初めて出現した分野のネタに頼ろうとするのは、ある意味自然だし仕方のないことなのだろう。 逆に、新しく出現したテクノロジーが、犯罪トリックそのものを無効化してしまう例もある(『アクロイド殺し』『点と線』『占星術殺人事件』など)。 本作の中で、『文字盤』『黄色い風船』は医学ネタのトリックでプロットが組み立てられているが、あまりにもレアな病態なため、トリックそのものの新規性に眼が行ってしまい、作品の訴えたいことが読者に伝わりずらい。 『苦いカクテル』のトリックは、アガサ・クリスティに同じようなトリックがなかったっけ?と感じた。 『オンブタイ』に至っては、プロットと結末を導き出すためだけの偶然の中に偶然が重なったという設定で、リアリティがほとんど感じられず。 一方、『血縁』や『ラストストロー』では、特別なトリックを使わずに、(若干都合の良い偶然には頼っているが)ダークな結末や他人への思いやりの滲むしみじみとした読後感を作り出すことに成功しており、傑作と言ってよいのではないか。 傑作を生みだすような偉大な作家でも、凡作はあるもの。作り出すすべてが傑作と言うのは、しょせん無理な話。ある程度の数を書かないと、傑作と呼ばれる作品は書けないのだろう。 そういう意味では、一部でも傑作と言えるような短編を含む本作は、十分すぎるくらいの価値のある作品だ。 | ||||
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図書館通いが趣味みたいな私は、「借りたけれど読み終わらなかった本」も多々あります。 だけど、この本は久しぶりに時間を忘れてしまうほどに、イッキ読みしてしまいました。 短編集だから、どこで終わっても構わないのに、ついつい、次の章を読んでしまいます。 とても、読みやすく、内容も面白く、飽きさせずに読ませてくれる本でした。 | ||||
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