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夏をなくした少年たち
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夏をなくした少年たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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レビュアーの方々の感想を読んでいると、世の中には、自分と全く違う感想を持つ方がいるのだなあと、当たり前とはわかっていながら、あらためて思いました。他の方もあげてらっしゃいましたが、Tクックが好きな方なんかは楽しめる小説です。馬鹿馬鹿しい謎解き部分が少なく、登場人物たちの心情を追っていくスタイルが、小説を読む楽しさと思える人にはおすすめです。わたしはすごく、このお話好きです。 | ||||
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少年の時の付き合いが、読んでいてとても切ない、それを読めただけでも◎だ。 | ||||
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"スタンド・バイ・ミー"小説と言えば、2018/7月に読んだ「別れ際にじゃあのなんて、悲しいこと言うなや」(黒瀬陽)を思い出します。とても爽やかな物語でした。 今回は"スタンド・バイ・ミー"+パズラー、「夏をなくした少年たち」(生馬直樹 新潮文庫)を読みました。途中、トマス・H・クックの小説を思い浮かべたりもしました。 舞台は、新潟、燕市。彦矢山(実際は、弥彦山)を抱える土地。 第一部は、小学6年生、4人の悲劇的な「痛み」を伴う物語。夏の花火大会の日に或る「殺害事件」が起こります。そしてその第一部が20年後の第二部、東京・阿佐ヶ谷で起きた「殺人事件」へと繋がっていきます。初出ではないようですのでもう少し書いてしまってもいいのかもしれませんが、やめておきます(笑) パズラーとしては、いくつかの「偶然性」と後付けの説明があって少し不満が残りますが、それなくしてフィクションを構築するのも言うほど簡単ではありませんね。伏線は回収されていると思います。ある<方法>についても、おおよそ納得のいく説明がなされていると思います。 物語は、少しパセティック過ぎると感じられましたが、主人公について「タクミは川みたいだね」というある少年の言葉には様々な思いを抱くことになりました。また、「信じられるもの」に出会えるよう生きてこられたのかと私自身に問いかけられたような気さえしました。 「大人たち」が強い自我と欲に塗れることによって引き起こした「機能不全」、その悲劇を幾人かの少年たちが身をもって、たとえ間違った形であったとしても「埋め合わせ」しようとした物語なのかもしれません。 神社で手を合わせる時、慌てて願い事を思い浮かべようとしても何も出てこないように笹舟にのせて流そうとした「願い事」は霧消し、ただ生き続けることだけが大切なことに気づくことになるのでしょう。不出来な人生の中、私も少し考えさせられました。 | ||||
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少年時代の話がとても面白かったです。少年時代の子供ならではの悩みや葛藤、友達などの人間関係がよく描かれていたと思います。話自体は面白いのですがミステリーとしてはインパクトが若干弱いように思えます。でもそれが逆に結末を知っていても、もう一度読める本になっているように思えました。青春ものが好きな人にはお勧めです。 | ||||
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ミステリー…かどうかは別にして、人間ドラマに感動しました。登場人物の人物像がしっかりしていて、ついつい感情移入してしまいミステリーの謎より登場人物たちの境遇や心境に共感したり心配したりが忙しく祈るように読み切りました。自分の少年時代とはまるで違う世界観なのに何となく懐かしさを感じる作品で、是非夏の夜にオススメの作品です。 | ||||
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友人にすすめられ、購入。 けっこう泣ける話ですね。 ただ、ミステリーとしての驚きはあまりなかった。 頭の固いオジサンには合わないかも。 青春小説が好きな人におすすめですね。 | ||||
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