■スポンサードリンク
ヒーローの作り方
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ヒーローの作り方の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
後書きを読むと、2000年に別名で発表したものを、2009年に登場人物の名前だけ変えて電子書籍用に刊行したとのこと。 それで納得しました。 その後の作品の下地とでもいうのでしょうか、発展途上のリサ・マリーライスを読んだという気分です。 原題「A Fine Specimen」だと、(アルファ男性の)立派な標本サンプルという意味だそうですが、邦題の「ヒーローの作り方」の方が、内容にピッタリです。 大切な人の全てを自分の人生に受け入れるという決意をしてこそ「男」だとしたら、まさにアレックスはケイトリンとの出会いで、本当の「男の中の男」になれたわけで、二人の絆を深める過程を描いたこの作品は、いわば「男」製造工程を提示しているのですね。 なるほど。。。 リサの代名詞のような作品「真夜中の男」のジョンは、まさに「アルファ男性のサンプル」「男の中の男」です。 洋書「真夜中〜」の刊行が2003年とあるのをみると、この作品は、その後のリサ・ヒーローの下地になっている作品なのではと感じました。 この本を手にする方の多くが、他のリサ作品を既読かと思います。 だから、この内容には少しがっかりするかもしれません。 期待できるようなサスペンスは全くなく、二人の男女の恋愛が、ひたすら描かれていくだけですから。 ヒーローのメロメロぶりは同じでも、「闇を駆けぬけて」のクーパーほどの可愛らしさないですし。。。 でも、その後の作品に登場する様々な表現をここで目にしたのは面白かったです。 ピストルの引き金を引く力が、ジュースのプルトップを引く力と同じとか、臍に届くほど(ここでは、腹につくほどと表現されてますが)とか。 この本一冊では、リサファンに成るほどの引力は感じませんが、その他のリサ作品を既読の方が、リサマニアを目指して読むのには、面白いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯にはラブ・サスペンスとありましたが、カバー裏のあらすじには官能と興奮のラブ・ロマンスとあります。 正にその通り。リサの書く典型的なヒーローはヒロインに一目で惚れこんでしまったのに、ストーリー中盤位までは自分に認められない。でもヒロインから離れられなくて、理由をつけてウロウロしているところを、可愛いと思わせるのは、リサならではだと思います。 リサのヒーローが好きな方なら、とても楽しめるし、初めての方には可愛さを味わっていただきたいと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!