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県警猟奇犯罪アドバイザー・久井重吾 パイルドライバー
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県警猟奇犯罪アドバイザー・久井重吾 パイルドライバーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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ちょっと何言ってるかわからないですね。冒頭の組織の説明は我慢して読みましたが、15年前の事件との違いが微かすぎて、犯人の挑発なのか分かりにくすぎて挫折しました。 | ||||
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初見の作家さんです。 往年の2時間ドラマみたいに説明調のタイトルですが、 単行本の出版時は「パイルドライバー」とあっさりしていながら 色んな読者の興味を惹く気の利いたタイトルだったようです。 警察小説です、舞台は神奈川県警。 神奈川県警の捜査課の構成は独特なのだと本書で初めて知りました。 文章は読み易いのですが警察関係の登場人物が不必要?(笑)に多くて パラパラと登場するんですがその度に「はて?」となってしまいました。 それなりに面白いのですが全体として散漫な印象が残りました。 読み手の興味をキャラクターの魅力で引っ張るのか、 それとも事件の謎と真相で引っ張るのかが作者も編集者も割り切れなかったかなぁ。 勿論両方とも秀でていれば最高なのですが求め過ぎでしょうかね。 | ||||
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漫画の原作者で有名な著者の作品ですが、これはちょっといただけない。 ミスリードをしようとする回数が多すぎて、全体の統一感がない。 内藤了のような”猟奇的”だけど心理的に面白いストーリーを求めていた私には合わなかった。 | ||||
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序盤から中盤まではその後の展開に期待を持ちながら読み進められたが、中盤を過ぎたあたりから思わぬ展開に正直戸惑いを感じ。あまりにも風呂敷が大きすぎて理解に苦しむミステリー。最後は呆気ない幕切れだが、それはにいんじゃない、とミステリーの禁じ手。 | ||||
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闇の伴走者が面白かったので 黄泉眠る森: 醍醐真司の博覧推理ファイル と これを購入しました。 こちらは どちらかというと 警察小説っぽい展開で もう一つと比べても スリルとサスペンスの推理小説 本領発揮といったところ出て 最後まで楽しめました。 この続編も最近出版されたようで この相棒コンビは しばらく活躍しそうです。 | ||||
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初めて読む作者。少し心配していましたが、大沢在昌氏が激賞!という見出しが帯についていましたから、そんなに心配はしませんでした。 大沢氏は私の好きな作家の一人です。その通りの本でした。最初はちょっと躓く感じで読んでいましたが、だんだんと引き込まれてしまいました。終わってみれば爽快な感じになります。続編の「ドラゴンスリーパー」も読みたくなりました。楽しみです。 | ||||
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著者の長崎氏が、マンガ家の浦沢直樹氏や芳崎せいむ氏と組まれた作品は、何作か拝読したことがあります。ですから、ついマンガ作品と比較してしまいがちなのですが、警察OBがこのように捜査に参加することが可能なのか?という疑問もありますし、会話が続く部分に主語がないので、誰の発言かわかりにくいとか、伝説のOBの視点から書かれた部分と、彼と組んだ若手刑事の視点から書かれた部分が混じってしまって、違和感を覚える部分もあります。(意図的に、2人の登場人物の視点から交互に語る作品もありますが、そういうわけでもない) マンガならOKだと思いますが、小説となるといかがなものかと思う部分もありましたが、ストーリーと発想はとても面白かったです。一気に読了しました。 | ||||
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すでに他の著書も読んできたから作家の筆力や構成力についてはなにも心配していなかったが、これはほんとに面白くて一気に読んで行ける。 世田谷事件の絡め方も秀逸。あの未解決事件をこんな視点で、しかも二通りの謎解き…。ネタバレしたくないから書けないが、これが本当だったのかもと思えるほどのめりこませてしまうところはすごい。薄ーい仕立てのミステリーが氾濫しているが、一冊でなん通りもの推理小説を読んだみたいな充実感がある。次作が出るというので楽しみでならない。 | ||||
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世田谷一家殺害事件にインスパイアされて書かれた物語だと思います。 過去に起こった一件目は迷宮入り。 その後に模倣犯か同じ人物によって起こされた事件。 この二つの事件の真相にせまります。 世田谷一家殺害事件に対する二通りの解釈になります。 精神異常を抱えた人間によっておこされたものなのか? 組織的陰謀なのか? パイルドライバーの異名を持つ引退した刑事のキャラクターも魅力的でした。 読んで損はないと思います。 | ||||
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マンガ家・浦沢直樹氏とのユニットを長く組んだ編集者・マンガ原作者の長崎尚志氏の描いた警察小説。 長崎氏びいきでなくても、面白いミステリです。 タイトルの「パイルドライバー」は主人公の剛腕で初老の警察OB、久井(くい)のあだ名。 「痩せてかなりの長身」「杭打ち機」「プロレス技」「脳天に響く」とかける、長崎氏らしい言葉遊びです。 マンガ寄りのケレンはほとんど無く、高村薫をライトにしたような作風。 人情ある久井でも性格に異常性が少しあったり、それも血筋か、という部分があったり。 ダークさ、猟奇、生活描写、人情少なめです。 マンガではないですが、長崎氏の作品でも近年の「クロコーチ」「ディアスポリス」「アブラカダブラ」などが好きなら興味を持てると思います。 | ||||
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15年前の一家惨殺未解決事件を模倣した事件が発生。それは遺体にピエロの化粧を施されるという異様な事件で、しかも元刑事がアドバイザーとなり現役刑事とコンビを組むという、現実的にはまずあり得なさそうな警察ミステリーです。 15年前の事件関係者の地道な聞き込みの一方、警察組織の闇が垣間見えたり、犯人が名乗り出るなどの急展開もあり、最後はスケールの大きなラストに繋がります。 さすが有名漫画原作者だけあって、最後まで目が離せない筋書きで、伝説の名物元刑事のキャラも魅力たっぷりです。 | ||||
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読み始めてすぐにある事件を想起する もう何年も前の年末におきた未解決事件だ。捜査関係者でなくてもミステリー好きでなく とも関心をもったはずだ。誰がなんのために家族の日常を止めねばならなかったのか。 大晦日の1日まえの犯行や遺留品の多さから解決にそう時間はかからないと思った 捜査に問題はなかったのか 犯行手口からすれば流しとは考えにくい。犯人像はやはりそうだったのか 作者がそれを意図したか否かはもちろん不明だが、読者としてはは読み進めながら何度か本から視線を 外した。小説だからこ大胆に迫れる事実もある。 二段重ねの成り行きもおもしろい。途中、息きれしそうにもなったが筆力で読まされる。 ストーリーを追うだけでなくあの事件がたえず頭の中で別の想像しながら通勤電車の中で 何度もくびを捻りあえぎながら楽しめた | ||||
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