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手のひらの砂漠



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【この小説が収録されている参考書籍】
手のひらの砂漠
手のひらの砂漠 (集英社文庫)

手のひらの砂漠の評価: 4.72/5点 レビュー 29件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.72pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
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No.29:
(5pt)

面白い!

大変良かった!
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No.28:
(5pt)

リアルなDV

かなりリアルな内容で面白かった。
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No.27:
(5pt)

読み応えあり

DVをテーマにした作品ということで関心を持って購入。最後までドキドキしながら読み進みました。
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No.26:
(5pt)

引き込まれる作品

とても読みやすく、次の展開が気になって、ハラハラする箇所もたくさんあり、面白かったです。
おススメです。
このような作品を唯川先生にこれからもお願いしたいです。
ありがとうございました。
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No.25:
(5pt)

犯罪被害の痛み・苦しみ・現状を描いた作品としても、人の怖さサスペンスとしても極上の名作として、是非読んで頂きたいと願うばかりです!

DV犯罪被害→兇悪ストーカー被害と化す恐ろしさを余すことなく描いた名作です!

性犯罪と同じく、被害者が憎いわけでもなく金が目的でもなく、単に自分の支配欲を満たしたいだけの狂った犯罪=DVの恐ろしさが克明に描かれており、
この犯罪の恐ろしい現実を知ってもらうために、是非読んで頂きたい作品です。

加えて、犯人の狂気と恐ろしさは邪悪そのものであり、人の怖さサスペンスとしても、極上の破壊力という名作です。

人ではなく怪物と化したDV犯罪者の狂気には、刑法が甘すぎる・人ではなくなった以上、物理的に再犯出来ない身体にすべきと願うばかりですし、
ラストの展開も見事でした……。

犯罪被害の痛み・苦しみ・現状を描いた作品としても、人の怖さサスペンスとしても極上の名作として、是非読んで頂きたいと願うばかりです!
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No.24:
(5pt)

読みやすい作品

他のレビュワーさんも書かれていますが自分も一気に読んでしまいました。作者自身の考えやポリシーのような描写は後半にちょっとあるくらいで基本主人公や周囲の会話で進んでいくのでとても読みやすかったです。

前半は実際DVを受けた女性のための公的機関の紹介を含めたストーリーで後半はサスペンスが混じる読める物語の構成になっている印象です。ただここで避難施設を紹介してくれる職員はあまりにひどい奴すぎて笑ってしまいました、実際は親身になって相談してくれるはず、たまたま唯川さんの取材相手が悪すぎたのでしょう・・・

唯川さんは私の母親が好きな作家さんで私自身も昔2,3冊読んだ程度なのですがしがない芸術家に恋をする女性の物語でたしか「あなたへの日々」だったと思いますが、これが特によかったです。
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No.23:
(5pt)

否応なく動いていく人生

こういう状況になったら人間こうしていくしかないという、待ったなしの選択を続けた結果 追い詰められていく女性の人生を淡々と書きつなれている。唯川さんは本当に女性の心理を表現するのがうまいが、この作品はさらに内容の切実さ、深刻さから、一気に読んでしまった。
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No.22:
(4pt)

ページを繰る手が止まらず、一気読み

幸せな結婚をした筈だった。が、待っていたのは夫の暴力。
何故、でも自分が悪いのかも。。。体も心も縛られて、壊れそうになって、でもなんとか逃げ出して。
逃げても逃げても、追いかけてくる元夫。。。怖いですねぇ。。。
サスペンス要素もあって、飽きさせない展開。ページを繰る手が止まらず、一気読み。
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No.21:
(5pt)

吸い込まれる内容

とてもフィクションとは思えませんでした。DVの恐怖を痛感したような気がします。
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No.20:
(4pt)

「逃げること。それは恥でもなんでもない、生の技法」

恋愛小説家の唯川さんがDVをどう描くか、に注目して読み始めました。被害者の特性、加害者の特性はディフォルメされて描かれており、想像力を刺激するのに十分な描写でした。暴力から逃げて、女性と子どもだけのコミューンが維持できるか…にとても関心がありました。以前、DVシェルターの支援者の方に話を聞く機会があったのですが、「暴力から逃げることと、女性である自分を否定することはセットではないけれど、シェルターではどうしてもそれが同時にやってきてしまう」ということを思い出しました。この物語でもその葛藤がある事件を生むのですが…それは是非とも読んでほしい。
そして、物語の最後に登場するある老婆から主人公は一つの「生の技法」を学び、そしてその「生の技法」が主人公に次のステップを提供します。フィクションだから、といえばそうなのですが、私は「逃げてもいい」と思います。上間陽子さんの『裸足で逃げる−沖縄の夜の少女たち』はフィクションではなく、現実の調査記録ですが、是非ともセットで。
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No.19:
(4pt)

DVD夫

唯川恵さんファンで殆どを拝読させて頂いております。体験はしてないけれど、身近に作者と同じような
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No.18:
(5pt)

まともでない人間には対抗できない

DV保護に関わっているため、どんな小説だろうと思いながら読み始めました。加害者の理不尽さに改めて戦慄し、被害者の孤独を強く感じました。大変興味深く読みました。
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No.17:
(5pt)

一気に読んでしまいました

唯川さんの本が大好きなのですが、今まで見た物の中では珍しい感じでした。とにかく恐ろしく、先が気になって最後まで一気に読んでしまいました。
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No.16:
(5pt)

胸が締め付けられた

DVやストーカー、多種のハラスメントで心に傷を負った人たちの苦しみについて考えさせられる作品だった。

可穂子心の傷を救ってくれたのは、同じ傷を持つ仲間達。その優しさに安堵しながらも、何か彼女達を救う道は無いものかと考えながら読み進めた。
一つのの出会いが、こんなにも人生を狂わせるなんて恐怖としか言いようがない。
可穂子には幸せな結婚をしてほしかった。
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No.15:
(4pt)

おもしろい!

唯川さんの作品はほとんど読みました。
いつもの恋愛モノではなくハラハラドキドキのサスペンス。
刹那に似てせつなくのような…悲しい物語でした。
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No.14:
(5pt)

唯川さんには

珍しいお話だった気がします。最後は、想像と違った形ではありましたが、ハッピーエンドで本当に良かったです。ドラマにしてもいいかもしれない。
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No.13:
(5pt)

氏の本格長編を読むのは初めてでしたが・・・

生来、堪え性がなく、長編小説を読むのが苦手で、大好きな氏の作品も読むのは短編集ばかりでした。(多分、短編集は殆ど
読みつくしました)が、アマゾンの紹介でその内容に惹きつけられ、この本を読み始めてみたら・・・。
冒頭から緊迫した逃走劇。手に汗を握ってハラハラしていると、主人公がそこへ至るまでの回想が始まります。
DVという言葉も市民権を得て(という言い方も変ですが)久しく、どんなものかなんとなく分かってはいるつもりでしたが、
その実態(?)は、背筋も凍るような恐ろしいものでした。
被害者の女性たちの葛藤、そして彼女たちを受け入れる施設や団体、弁護士等々おそらく丹念な取材のうえで書かれているのだと思いますが、
単にリアル(かどうか私にはわかりませんが)に描写されているだけでなく、物語としても緩急自在のジェットコースターのような
スリルに満ちており、読み始めたら止まらず、のべ二日、長さにして三時間ちょっとで読んでしまいました。ただ、私としては最終的には可穂子があの心優しき父娘と暮らし始めるという結末を期待していました。(ま、山田某なら「その時彼の目に冷たい光が走ったのを可穂子は見逃していた・・・」てな陳腐なエンディングにするとこなのでしょうが・笑)
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No.12:
(4pt)

一気読み

話の展開が早く、ぐいぐい読ませるお話でした。
主人公の心の葛藤もよく描かれています。登場人物も沢山出てきますが、しっかり書き分けができていて混乱しません。
執拗なDV夫の怖さもうまく書かれていました。
ただ最後の展開がジェニロペ主演の「イナフ」って映画に似ていました。
最後男ではなく、仲間のもとに戻っていくのもリアリティのある結末だと思った。
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No.11:
(5pt)

DVの怖さを思い知りました

一気に読みました。著者がしっかりした調査をもとに書かれた小説なのだろうなと感じました。とても面白かったです。おすすめします。
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No.10:
(5pt)

円熟した作家の描くDVの物語

本書はDVに絡め取られた女性を描いた物語です。
主人公の可穂子は職場の先輩と結婚しますが、やさしいのは始めだけで少しずつ暴力を振るい始めます。
それは命の危険を感じるほど過酷なもので、隙を見て逃亡をはかり弁護士を交えてようやく離婚に至りますが、別れた夫の執着は執拗で、新しい幸せを掴みかけた可穂子を付け狙い苦しめ続けました。
しかし主人公はその運命に抗い、逃げずに元夫と対決することを決意し、ある結末を迎えます。
ところが物語はこのあと更に一転し、驚くようなラストとなっていました。

DVは経験したことがなければフィクション仕立てのドラマのようなものですが、最近、知人がこの被害に遭い、本書で述べられていることが決して誇張でないことを実感しました。
たとえば「警察に相談する」というのも知人に関しては全く役に立たずに、結果的に大怪我して実家に逃げ込むことになりましたが、それでも離婚は簡単には認められず苦労しているようです。

それはさておき、評者は著者の唯川氏の本はもう20年くらい読み続けていますが、文章は年を追うごとに洗練されていき、扱うテーマも世相を巧みに反映させながら深みを増しているように感じます。
これほど長い時間、第一線に留まり、成長を続けている作家さんは決して多くなく、驚嘆させられます。
本書も読み終えた後、余韻のようなものを感じさせる良作でした。
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