■スポンサードリンク
サイレント・ブレス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
サイレント・ブレスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者 南杏子さんの作品を読むのは初めてだが、これから読者が増えるのでは、と思われる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんな医師いると安心できますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルに同じ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まずまず | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
治せない、死期を迎えた患者に、どのように接して応えていくのがいいのか?終末期医療をテーマにした医師の話し。 著者は都内の終末期医療専門病院に勤めている現役の内科医。しかも、現在の病院に勤務する傍ら、カルチャーセンターの小説教室に通い、この作品で作家デビューを果たしている。 6人の患者の例を紹介しながら、穏やかな終末期を迎える為に、自分が受けたい医療とはどんなものなのか?最後の章で著者の考えがまとめてある医療ミステリーである。 本格的な作家ではないので、センスある文章力とはけして云えないが、わかりやすく描かれている。やや表面的な面もあるので、もっと掘り下げて詳細さが欲しかったところもある。また、症状の進行とともに、日々衰えていく患者自身の身体と心の変化を、もっと描いた方がよりリアルに実感できたと思う。 誰もが感心あるテーマだけに、読んでみる価値はある。次回作も読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終末期医療や人生の最期という、重たくも大切なテーマを扱った作品です。 しかも作家は現役医師。 僕は医者でもないし身内を目の前で亡くした経験も無いので、描写のリアリティーについては特に言うことはありません。 そんな僕にも、作品のテーマや内容は普遍的であるがゆえに、感情移入できるものでした。 しかし「小説」としてどうかという点においては、面白みや深みに欠けると言わざるをえません。 「行間」が無いというか「書いてあることが全て」という感じ。 「映画」じゃなくて「テレビドラマ」みたいな感じ。 面白くないわけじゃないけれど心揺さぶられることはない感じ。 うまく言えないけれど、それは僕にとっての小説の愉しみが欠如しているということになります。 テーマが良いだけに、そこが残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人が亡くなる時の様子を看取り医としての立場から何編か書いていらっしゃいます。最終の編は主人公のお父様が誤嚥性肺炎を繰り返すので、主人公が楽にする為に点滴を抜く話しです。私は最近父を同じ病気で亡くしましたが、綺麗事に感じます。 誤嚥するから食事は出来ませんが、400カロリーしか点滴で入らないから、痩せ細り血管の浸透圧が保てないから、脱水にもなります。それでも自分の唾液が肺に入り肺炎を繰り返します。低栄養も脱水も肺炎も苦しい事ばかりと主治医が話していました。 肺炎を繰り返すよりましかもしれないですが、父は苦しんでいました。 他の編でも膵臓癌の方が点滴を自分で拒否し平穏に亡くなるのですが、私は日本に平穏死など無いと感じます。実際父も鎮静剤投与ー目覚めない鎮静剤ーの話しがあったくらいです。誤解をやや招く描写が多いです。患者は苦しんで死にますが、この本は平穏に亡くなるように受けとる描写が多いです。そこは残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新聞書評でつられ読み。1遍がコンパクトで、読みやすい。 ヒロインの倫子の「成長」に関しては多少、分かりやす過ぎる感じもあったが、素直で勤勉なキャラなので、鼻に突かず丁度いい感じ。 大河内教授が「探偵」の様に思えたのも良し。 こっから本論とは離れますが、いつもいつも思うんだが、認知症の判定試験、今日は何年何月何日?とか、100から延々7を引け。とか言われたら、自分は多分答えられないなあ。「今日が何日か?」って殆ど関心の外。電卓使い始めてから1ケタの引き足し残すら「自分の頭使う」という事を放棄して数十年。つまり、自分が認知症判定試験を受けたら、間違いなく「認知症」と出る自信がある。 終末医療ってのは、結局本人の満足度。「自然に任せたくない」人もいるからね。ともちょっと思った。24時間点滴して、輸血して、やしゃ孫までいるお歳でも「アタシはまだ諦めがつかない」と仰っていた隣のベットのおばあちゃんを思い出した。(←嫌がってた検査した後、体調崩れて肺炎起こして亡くなりました) 院内で「ターミナルケアについて」の研修があった翌日、「前向きに意欲的に癌を治す事に頑張ってる患者さん」が、「今日、先生に『もし頑張りたくないなら、頑張らなくてもいいんですよ』って言われたんだけど…どういう意味なんだと思う?」と落ち込んでるのも見たりした。(あ、それ多分昨日研修かなんかやってたみたいだから早速実践したくなっただけだと思いますよ、と言っておいた) ↑って、多分それぞれの「経験則」による学びが必要なんじゃないかなあ…という気がするんで、「在宅医療の講座」で「教える」と、ドクターのヘンな「私は分かってます」と患者の意識とのズレが生じそうだなー、とも思ったりした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
扱っているテーマは、作者の経験が多少なりと生かされているようです。 そういうことにかかわったことのない読者にとって、心に新鮮な読後感をもたらすと思います。 しかし、(私を含め)医療関係者の家族を持っていると、少し物足りないというか、甘く仕上げた部分があるかな、と思わされます。 取敢えず、デビュー作にしては読みやすく、話運びも無理なくまとめたと感じられます。 次回の作品が、同じ主人公でいくのか、まるっきり違う話を作り上げるのか、楽しみにしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思ったより物語的で読みやすいですが、お医者様が書かれてるとのことで、もっとリアルな感じを期待してました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!