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【南杏子】
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サイレント・ブレスの評価:
9.00/10点 レビュー 2件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点9.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
考えさせられる一冊でした
読後感もいいです。考えさせられる一冊でした。ブレス3以降の章はミステリー感も十分にありました。著者のデビュー作のようですが、今後の発行本にも期待が持てそうです。
サイレント・ブレスの感想
大学病院から「訪問クリニック」への左遷を命じられた女医が主人公。新しい勤務地は、在宅で「死」を迎える患者への訪問診療専門。そこで主人公は、もう二度と治る事なく言わば死を待つだけの患者と向き合い、無力感を味わいますが、終末医療の大切さを知ります。患者の立場から、最期にどういう医療を受けたいのか、見送る立場から、どういう医療を受けさせたいのか。この作品は、「生きたい」と「救いたい」の間にある微妙なギャップを教えてくれます。作者が現役のお医者様だということもあり、余計に身につまされる思いで読むことが出来ました。特に、印象に残ったのは、死にゆく人よりも寧ろ家族の立場というか立ち位置と言うか・・・その描き方にリアリティを感じました。出産、命の誕生によって生命への考え方に変化が生じるなんて事はよくフューチャされていますが、じゃあ消滅するする時、失う時はどうなのよ。今後のことを色々考えさせてくれる良著だと思いました、
読後感もいいです。考えさせられる一冊でした。ブレス3以降の章はミステリー感も十分にありました。著者のデビュー作のようですが、今後の発行本にも期待が持てそうです。