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鹿の王
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【この小説が収録されている参考書籍】
鹿の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全245件 201~220 11/13ページ
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娘が購入して喜んでおりますが、私もまた機会があれば読もうと思っております。 | ||||
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人間は絶望の中でも生きる事の大事さ命の尊さが、問われている作品だと思います。今の時代簡単に人を殺す事が本当に多くなっている。 この本は若者・子供を持つ親に読んでほしい。 | ||||
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戦いで敵民族の捕虜になり、塩を採掘する鉱山で過酷な労働に耐えているヴァン。 その坑道に犬が1匹はいりこみ、次々と人を噛んでいった。 その後、噛まれた人々はあっという間に死んでしまう。 犬にかまれても、生き残ったヴァンは、同じく生き残っていた幼い女の子をつれて 逃避行することに。 一方、岩塩鉱で人々が大量死したなぞを追う、医術師ホッサル。 征服者民族「東乎瑠」。「東乎瑠」に恭順を示した「アカファ」族。 辺境に追いやられた「火馬の民」 それぞれの民族の争いは、まるで生物の体内での宿主と微生物の戦いのようでもあります。 ホッサルは、犬にかまれても死ぬ人と死なない人の差はどこにあるのか? 病気が人々を苦しめる前に、薬を作ることはできるのか? そして、犬に噛まれたヴァンの体に異変が・・・ ホッサルの祖父は言う 「生き物はみな、病の種を身に潜ませて生きている 身に抱いているそいつに負けなければ生きていられるが、負ければ死ぬ ほかのすべてと同じこと」 単なる民族感の争いという物語ではなく、 生き物、そして生きていくこととは?考えさせられる、深い深い物語でした。 | ||||
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さすが、というかんじで上橋さんの細かい世界観ががっつり描かれています。 ルビなしでは「これはなんて読むんだったかな…」とページをめくり返してしまいました…読み方や登場人物の立ち位置やらがわからなくなり、これを読了するまでに他の本を何冊も読み終えてしまうほど、読むにもエネルギーが必要かなと感じました。 コテコテの結末じゃないのがこの作者の素敵なところだと思っていますが、なにか、突然がくっと終わった感がどうしてもあります。 登場人物はみんな魅力的で、サエのかっこよさにぐっときました。 でも、それでも、もうちょっと踏み込んだ終わり方が欲しかった…でも…これはこれで…でも…うああ…ともやもや。読む方がこれだけのエネルギーを使うから、書く方はもうなまじなエネルギーではないだろうと、作家というのは本当にすごい人なのだなと思いました。 | ||||
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2014年はデング熱、エボラ出血熱と感染症の年でしたが、そんな時流にのるかのように、感染症と戦う人々の物語でした。ボリュームから言っても数年かけて用意された物語でしょうし、不思議な一致を感じます。著者インタビューをラジオで聞きましたが、ご自身の体の弱さが、守り人シリーズのバルサをはじめとするタフな(しかし飽くまで女性である)女性主人公たちを造形しているようです。今回も素敵な女性たちに出会うことが出来ました。なかなか読みやめることは難しいので、上下揃えて読み始めることをお勧めします。 | ||||
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昨年末に購入してから、約2カ月ですが、 すでに三回読みました。 それ程深い〜、濃い〜 内容です。 精霊の守り人シリーズも、繰り返し読んでいますが、 これほど短期間に何度も読む本は、初めてです。 登場人物が多くて複雑、ということもあり、 あ〜、ここはこういう繋がりだったのか、 と3度目にしてようやく理解した、 という部分もありました。 (特に1度目は展開を知りたくて、 かなり速読するので) 私の中では、 上橋さんの本の中で、 これが最高傑作❗️と思います。 | ||||
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ヴァンとホッサルの対照的なキャラクター・位置づけがまた面白く、半分を読み進めたころから2人のキャラクターが出てくるたびに愛情?を感じながらページをめくりました。 ホッサルのちょっと意地悪なところや、ヴァンの落ち着いた大人の魅力がいいです。 都会に住みながらも、自然の優しさや昔の生活の良さに思いを馳せました。 | ||||
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人種の摩擦と伝染病との戦いの中で親子になっていくもの達の描写が好きです。著者の人柄が見える気がしました | ||||
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個人的には弧笛の…や獣の…の方が断然好きです。 なんだろうな、登場人物は魅力的な人もいるのに描ききれてないような消化不良感が…。ヴァンがオキに帰るシーンでちょっと鼻がツンとしたくらいで…あんまりグッとこなかったかな。エンタメより純文に近い描き方なのかも。 ホッサルのパートがやや退屈なのはホッサルに余り魅力を感じなかったからかも…彼の口調や性格が掴みづらい。明確な悪の存在は無くてもいいけど、皆が漠然としたアイデンティティだからどこに視点を置いたら感情移入出来るかが解らないというか。 自作はもう少しハラハラするようなエンタメ感を期待したいです。 勿論、決して駄作なんかではないですよ! | ||||
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まず単純に、この頃のお話が好きです。 医学はせいぜいアロマか祈り、武器はようやっと鉄砲、くらいな時代 ちょいネタばれ↓ 妻子を亡くし、傭兵として死ぬために戦っていたヴァンが、死ねずに捕らえられるも、ある日、牢の囚人も看守も自分以外が死んでいる。。。 もう一人の生き残りの子ども(赤子?)と逃走し、住みかも見つけ一時の平穏を得る2人 ただヴァンは牢で生き残ってから不思議な力を身につけてしまった。 力というと違うかな?それと平行して医者のホッサルの物語 ホッサルは牢での集団病死を知り、病気の予防薬作成のため、生き残りと思われるホッサルを探し始める。 ある一家に雇ってもらったヴァンが、子どもとのわずかなシアワセな時をすごしたり、ホッサルのほうは(都会なので)面倒な駆け引きがあったり、ストーリー、心情、自然や動物との関係、既に大人だけどね、成長物語でもあります。 | ||||
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この本の中のような舞台設定の場合、ファンタジーやホラー的な要素が強すぎて、読む気にならなかったり、読み始めても途中で投げ捨てたりしていました。この作者さんの本も全く読んでいませんでした。 ある書評で興味を持ち、読み、引き込まれ、読み終わり、近日にない快適な読了感が得られました。 秀逸なヒューマンドラマとして捉えるべきかと思いました。 この舞台設定だとすべての人が読者にならないのが、もったいないとも思う一方、特殊な環境などを設定するからこそ、人間が描けるのかなとも思い直しました。 良い本ですね。 | ||||
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主人公男性2人は、まわりに人はいても基本的に1人きり、という感じなのが、敵であれ見方であれ色んな人に触れ、大事なものもできていく。 2人はとうとう出会い、お互い病気を止めるために動くが、ホッサルは当然医学で、ヴァンはその能力を生かし、犠牲になるの?なったの?わー | ||||
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読みはじめて広がる困惑。なんだこれは? 『守り人シリーズ』の、女主人公バルサに寄り添っていれば、目くるめくような活劇・冒険・異世界に連れていってくれたあの展開は、どこにもない。 魅力的な中年の主人公<欠け角のヴァン>は、身もこころも、深く傷ついている。 もうひとりの主人公、天才的な医術師ホッサルは、まじめだが面白みに欠ける人柄。 ヴァンが助ける幼な子ユナのかわいらしさが、物語全体に救いを与える。「ユナはどうなる、大丈夫か」という関心が、読者を最後までひっぱる動因のひとつになっている。 およそファンタジーとは似合わない、人体と細菌・ウイルスの共生が本作のテーマだ。 ここ10年以内のことだと思うが、「人間の細胞は60兆個くらいだが、体内に住みついている細菌の細胞数は100兆をこえる」とか、「細菌よりも小さいウイルスは、人体の敵でもあるが、進化を促す起爆剤でもある」とか、ほんとかよッと言いたくなるようなお話しをきくようになった。 どうやら、人体とは、細菌・ウイルスとの複合的な共生体だというのが、このごろの生命科学の最前線らしい。 これを、細菌という言葉もウイルスという言葉も使わず、ファンタジーで描く。 中世っぽい感じのする異世界に生きる人々を襲う感染症「黒狼熱(ミッツアル)」。山犬に噛まれた人間が次々と死んでいく。その恐怖とたたかう人間たち。部族間の軋轢、陰謀、テロ…。なんだかエボラ出血熱や「細菌戦」を連想させる展開。 山犬に噛まれた奴隷たちの中で、唯一生き残り、逃亡するヴァン。黒狼熱の治療と研究に没頭するホッサル。 二人の運命は「病とのたたかい」という一点で交錯していく…。 テーマが重すぎて読みにくい。 読みにくいがやめられない。 やめないで読んでいくと、爽やかなエンディングが待っている。 上橋菜穂子は2014年の「国際アンデルセン賞・作家賞」を受賞した。 『守り人シリーズ』への世界からの評価、国際アンデルセン賞受賞に乾杯。 | ||||
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獣の奏者全巻読者完了し ただいま(上)を読者中・・・ 到着日に即、読み始め・・・本が好きな子でよかった・・・ | ||||
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獣の奏者全巻が読み終わり追加購入です。 ただいま(上)を読者中・・・ | ||||
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迷っているなら、買ってください。 絶対に後悔はしません。 生きるという事への考え方が変わります。 | ||||
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物語の設定が雄大で面白く、展開が早くて手に汗握る感覚がある。 また内容の細部まで十分に吟味されており、(1年に何冊も書いている最近の有名な作家の手抜き作品と比べて)重厚感がある。2014年に100冊程度読んだ中で、最高に面白かった。 | ||||
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物語の設定が雄大で面白く、展開が早くて手に汗握る感覚がある。 また内容の細部まで十分に吟味されており、(1年に何冊も書いている最近の有名な作家の手抜き作品と比べて)重厚感がある。2014年に100冊程度読んだ本の中で、最高に面白かった。 | ||||
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It's interesting. I'll provide adveice to read in the daytime. If you read this novel from the evening, you're sure to read it to stay up late all night. | ||||
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I'm impressed by reading this novel. It made me think the future for the world. This novel goes beyond mere entertainment. I have a great esteem for the author Nahoko UEHASHI. | ||||
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