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鹿の王
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【この小説が収録されている参考書籍】
鹿の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
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モデルは中央アジア?のファンタジー&医療小説の最終巻。 話は一気に結末へと向かいます。 ところがクライマックス!と思ったシーンでまだ残すところ130ページ。 まだ裏の裏があったのかぁっ!! その本当の結末が…残念ながらしょぼかったです。 読者を惹きつけるためにもある程度のエンターテイメント性は欲しかったです。 いくら著者が真面目な人とはいえ、 重厚な人生を語りたいのだとはいえ…。 でも、納得できないほどのひどい結末ではないので御安心を。 引き込まれて読んでしまったので、シリーズ全体としては星4つで。 | ||||
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2巻を読み直しました。 それなりに納得‼︎ 上橋作品は ほぼ読んでいるので 内容が交錯してしまう・・。 | ||||
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ファンタジーの世界に現代医療の要素を融合させる試みはとてもおもしろい。 結構難しいテーマなのに最後まで読者を引っ張っていく物語の力は十分感じた。 ただ、感染の説明に多くの労力を費やした結果、話の本筋が見えにくく感じたのも確か。 分割して読むより、まとまった時間で一気に読むことをお勧めします。 良かった/悪かった でいうと、『良かった』寄りです。 | ||||
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1、2巻で登場人物と背景がそろって、さあ、これから3、4巻で物語が発展していくのか?と楽しみに続巻を購入したのですが、大きく発展して盛り上がっていくというよりも、緻密に作りこまれていくという感じでした。ひとつひとつのストーリーはとても興味深いのですが、それが大きくつながっていってダイナミックな物語になるのではという期待には応えてもらえなかった気がします。 また登場人物も次々変わり、なかなか感情移入しづらくて物語に入り込めず。文庫4巻(この厚さだったら2巻でよかったのでは?)ではページ数が足りなかったのではないでしょうか。もっとじっくりひとりひとりの話が読みたかったという気がして残念です。 ただ著者が書きたかったのは、人物主体のエンターテインメントではなくて、命とはなにか、生きることはどういうことなのかというもっと深い(?)ことなのでしょうね。壮大なエンターテインメントを期待していた自分の思いが少しずれていたのかもしれません。 | ||||
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専門用語は多少「上」で慣れたので、上よりは読み進みやすかった。 けど、ユナが全然絡んでこないのが(てっきりユナが獣の方に「引かれ」て、子供だから理性の抑制が効かないあれこれ、があると思っていた)ちょっと拍子抜けた。異世界は壮大に広がってるんだけど「異世界を広く浅くご紹介しました」。的な読後感 多分、向き不向きがあって、自分には不向きだったらしい | ||||
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本書は「ノルマ」だなあ…と、思っていたから手を付けた。 元々その世界の「用語」が多数ある種類のお話はどっちかというと苦手(字面からなんの事か推測できる用語なら別だけど) 読み始めで一気に入って行けなかった。から、「あー…これは苦行」の予感。で、その通りになった とりあえず、相関図及び勢力図。宗教と階級制の対照表が欲しかった感じ とりあえず、諦めない医者は職務上やむを得ないと思うけど、患者に諦めさせぬ医者は身近にいて欲しくない ↑に関しては「どんな拷問だよ」と | ||||
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獣の奏者や守り人シリーズが傑作と言われるのはエンターテインメントに徹していたからだと思う 一貫して読者の方を向いて書かれているのだ。だからこそ登場人物に共感し、読んでいて何度も心を揺さぶられたのだ 本作は序盤から民族・風俗・動物・医学・政治などの世界観の説明が為され 中盤からは多くの人物が登場し、それぞれの思惑が入り乱れて物語は際限なく肥大化していく とてもではないが一読で把握しきれる物量ではない 何というか本作は全十巻くらいの作品のプロットを延々と読まされている気分になる それはそれで面白いのだが素材をそのまま出された感じを受けてしまう 上橋菜穂子程の作家ですら持て余す規模の物語の大きさは驚異的である | ||||
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守り人シリーズで作者を好きになり鹿の王も読んでみたましたが、地名、登場人物の漢字の読み方が普通には読めないので、読めない苛立だしさと登場人物の多さからくるこんがらがりと戦いながら、そして長々と続く医療 細菌話し……下の途中から飽きてしまいましたが、頑張って読み終わりました。あの夜中も読み続けた守り人シリーズとのギャップに戸惑いました。読みやすさからすると、かなり期待外れだったかなと思います。 | ||||
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うーんっ、読みづらい。 文章が読みづらいのではなく、つまらないから読みづらい。 この物語は病が主人公だ。 人間の成長は……ほとんど感じない。 ちいちゃな女の子(主人公の養女?)は必要だったのか? とかノイズが多すぎて、集中できませんでした。 | ||||
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本屋大賞を受賞した傑作ファンタジーという評判と、帯の惹句にかなりやられた感がある。剣と魔法の世界でもなく、想像を絶する異世界でもない(ハイでもローでもない)。歴史的事実に手を加え、国や時代背景をちゃらにして上書きしたような作品になっている。 権謀術数にうごめく世にあって、孤高の戦士ヴァンと、天才医術師ホッサルの生き様が交差していくわけだが、どうにも胸が高鳴ってくれない。 国と人体を重ね合わせ、病巣を抱えそれと折り合いをつけながら未来へ向かうという大きなテーマは理解できる。人間模様も良く練り込まれているとは思う。 低年齢層をも読者として想定しているのか読みやすさがアダになっているのかもしれない。泣かせどころで、うまく気持ちが乗ってこないのだ。良いお話しなのだが、空想の世界で遊ばせてくれるわけでも、心をアツくさせるドラマが展開するわけでもない。隔靴掻痒という表現がぴったりか。 | ||||
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まず、読もうか、どうしようかと迷っておられる方に。 ・守り人や奏者シリーズと同じものを期待されている方→買うのちょっと待って。 下記の評者の書評を参考に、それから意思決定して下さっても遅くない。 ・上橋菜穂子氏の熱烈読者の方→本書評余り参考にならないから無視して。 ・本屋大賞受賞作だし、作者は知らないけれど読んでみようかという方→ 下記一応参考にして、(もし面白くなかった)リスクは自己責任負担で。(笑) いやー、やっと上下巻読み終わった。予想よりえらく時間がかかった。 守り人シリーズ最終巻まで読み終わるのと同じ位かかったのではないか。 こんなに時間がかかった理由は、まず本書は文庫化されておらず(文庫化 を待っていたが、中々なりそうもなく)デカイ単行本しかなく、通勤のお供に 重すぎるので読む時間が限られた事、もう一つの理由は、内容も装丁と 同じ位重ーい、というよりエンタメ成分の少なさ、言い換えると「マジメ過ぎる? 内容」が原因だったかなと思う。 作品通して大きな柱が2つあると思う。一つはさながら人間対病原体の 戦いの歴史、それもリアル19世紀辺り(コッホが活躍していた)顕微鏡発明 後の急速な進歩の辺りを切り取ったような、ホッサルを主軸にしたストーリー、 もう一つの柱は、こちらはリアルならもう少し以前の、アジア・ユーラシア大陸 を中心とした国家盛衰の、それも裏歴史的な?流れが一つの柱になるのか。 この2つが物語の2本柱として、巧みに融合させて組み立てられているように 思われた。ひとえに作者の力量のなせる業だと唸らされる。 しかし、「僭越ながら」である。 一言で済ますと身もふたもないのだが「あんまり面白くなかった」のだ。 最初に書いた通り、エンタメ成分に雑味が感じられて、詰りファンタジー を読む時のワクワク感が全編通して殆ど感じられなかった。 2軸の片方、医療編は余りにもリアルにより過ぎていたのも理由の一つ だと思う。上橋氏はこの医療史側面に関して随分リアルに拘っていたよう に思うが、その分ファンタジー色は薄まった。 宗教や(その宗教観が支配する)国家が医学に限らず自然科学の発展 を阻害してきた側面があるのは歴史的事実で、ファンタジーでもなんでも ないわな。これなら花岡青洲や、ジェンナーやら、実在人物の伝記を読ん だ方がよりドラマチックでスリリングで面白いのでは。 だからこそのファンタジーとの融合、に期待する事になるんだろうけれど、 作者はそこに力点を置いていなかった感じだ。(下巻のあとがきにちょっと 書かれていたのをみて、ああそうだったのか、力点置かなかったんじゃなく 苦労されたのだなと少し納得)主人公2人(巻頭の登場人物に主人公と 明記してある)のキャラ付けも、守り人シリーズの人物群に比べるとリアリティ はあるけれど、何となく何処かで見たような感じがして魅力は今一つだった。 最初に書いた通り、上橋菜穂子氏の作品だけれど、ちょっと予想と違う 肌合いだったなあ、という事で(評価が)難しいー、の星3つです。 評価難しい分クドクドと長くなってしまった。 | ||||
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「守人」シリーズは良かったです。 本作は残念ながら内容は悪くないのに、固有名詞の読み方のせいで読みにくいです。 漢字の名前にルビを打って独自の読み方をする作品は他にも数多くありますが、ルビを打ったり打たなかったり… 読み方が気になって内容に集中できません。 独自の読み方をさせるなら全てにルビをするべきでしょう。 | ||||
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守り人シリーズで大ファンになり、その後は旅人シリーズ、獣の奏者シリーズと楽しんで読んできました。 本書は、物語世界の中で起きる事象を、読者が住むこの現実世界における「理屈」(つまり科学)で解説してしまいます。もちろん、作中で使用される用語は著者独特の味わい深い物語世界における「専門用語」なのですが、理論の枠組みは実際の免疫学そのものです。この読者世界の理屈が邪魔をして、私は本作ではあまり物語世界に入って行くことができませんでした。 | ||||
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久し振りに電子本を購入致しました。注文してすぐに読めるのは嬉しいですね。まだ慣れないせいか、データに単行本と同様の金額を支払うのがちょっと納得いかない私でした(笑) | ||||
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久し振りに電子本を購入致しました。注文してすぐに読めるのは嬉しいですね。まだ慣れないせいか、データに単行本と同様の金額を支払うのがちょっと納得いかない私でした(笑) | ||||
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読書は年5~6冊しか読まない上にファンタジーはほとんど読まないせいかも知れませんが、はまりませんでした。 展開もはやく文章のテンポも良いので、読みやすくはありますが、中途半端な世界設定や話し言葉のせいか映像が頭に浮かばないし、ファンタジー要素がご都合主義で片付けられるような気がして駄目でした。 | ||||
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どうしてこんなに評価がたかいのか謎。この口なら、浅田次郎を読めば数倍心に残る。 | ||||
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上巻までは黒狼病を巡る謎や民族間の対立といった壮大なストーリー展開で惹きつけられる魅力がありました。 大人が読んでも良質な文学作品だとは思います。 kindle版で読みましたが、人物を含め用語解説がすぐ出るのはいいところです。 ただ、がっかりしたのがラストの終わり方です。ここまで展開してきた全てが解決せず投げ出された感じでえっ・・という感じでした。 それまでのストーリー展開や内容を評価して星3つとしましたが、ラストがもう少し納得行けば星4つです。 せめて、黒狼病の治療法がある程度確立しましたとかホッサルの立場に決着がつくとかヴァンのその後がないというのは安直なエンドじゃないでしょうか。 | ||||
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面白かったです。 上橋さんの本は全部わくわくさせてくれるので好きです。 物語の根底にある人の愛がどの作品でも感じられます。 毎日の生活の中でどこかにいってしまう人の暖かさを感じる心を思い出させてもらいました。 ありがとうございました。 | ||||
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最初から最後まで一気に読みました。今回は医療が絡んでいるとのことで医者としても期待して読みました。免疫学を背景に構成された内容はそれなりにたのしめましたが、医療ものとして読んでは期待外れです。やはりファンタジーとして読むべきですが感染症で妻子を失った主人公が自らも感染症に罹患しその中で再生していく過程は素直に感動しました。 | ||||
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