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(短編集)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この作者はいつも情景描写が巧みで、物語も奥深さが魅力的だった。しかしこの作品は主人公が初心者という設定が多分に関係していると思うが、それぞれの話のストーリーが浅くて拍子抜けした。ひょっとすると短編が得意ではないのではと感じてしまう。 | ||||
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これ、読むの本当に苦痛でした。 「パレートの誤算」でも思いましたが 本当にこの人の作品はありきたりで刑事ドラマチックですね。 私でも書けそうですよ、こんなに見たことがあるような小説 各エピソードに登場する人物が嘘だろってくらい典型的ですね。 嘘をついてまで家族のために働く少女 父親と比べられて非行に走る少年 おまけに全員の台詞が時代錯誤と言うか今時こんな喋り方してる奴おるんか?という感じ やはりドラマの台本みたいで笑えてきます オチは何の捻りもなくでしょーねって感じ 同僚も堂々としていて仕事のできる美人、 クールで付き合いが悪いけど実は家庭環境に問題のあるイケメンって 少女漫画でもこんなステレオタイプ出しますかね? とりあえずこの人の作品は映像化を狙ってるとしか思えません、素でこんなありきたりな小説書いてるとしたらびっくりしちゃいます | ||||
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「背負う者」、「抱かれる者」、「縋る者」、「責める者」及び「迷う者」の5つの話から構成される家庭裁判所調査官"見習い"の望月を主人公とした作品。"見習い"なのだから望月の成長物語となっている筈だが、そうは読めない上に、(上司の決定を含めて)各話の案件がスンナリと片付いている訳でもない。加えて、「縋る者」は望月が帰省中の話で、初恋の相手が家裁で親権争いの最中で家裁調査官のお世話になっている事由を描いたものだが、これで望月が勇気付けられるというのは流石にお手軽過ぎる上に、全編中で浮いている。「迷う者」に繋がるくらいの仕掛けが欲しい所。 少年・少女の犯行の原因は家庭の貧困、夫に不倫された母親の手前勝手で歪んだ愛情の押し付け。妻の離婚訴訟の原因は夫のモラ・ハラ。親権争いを焦点とした妻の離婚訴訟の原因は、対象の子供が自身の愛人との間に出来た子で夫の実子ではない事(DNA型鑑定をすれば直ぐ分かるのに)。勿論、「迷う者」とは対象の子供である。どれも在り来りで独創性がなく、第一、望月はちっとも成長していないじゃない。 私は家裁調査官というと、伊坂幸太郎氏「チルドレン」及び「サブマリン」両作の主人公である陣内を思い出す。この両作も連作短編集なのだが、各短編は短編として完結していながら、ある連鎖によって全体として長編小説の趣きを呈しているという曲芸である。作者に伊坂氏ほどの手腕は望むべくもないが、もう少し全体構成に工夫があって然るべきだったと思う。また、陣内は唯我独尊・天衣無縫の男で周囲に明るさ(あるいは呆れ)を振りまく(実は思い遣りと豊かな発想に満ちている)。本作の望月は単にネクラなだけで、家裁調査官の仕事を鬱々と書いているだけの駄作だと思った。 | ||||
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少年事件に関しては納得。心に響きました。ところが、家事調停に関しては調査官としてNGだらけ。ひとりの判断で当事者の家庭に行ったり、病院に行って医師に話を聞いたりしません。まして、証拠のテープを入手して裁判のように公開したり、なんてことあり得ません。調停委員に対しても偏見で書かれています。ちゃんと専門家のチェックを受けたのでしょうか。 | ||||
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