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クロスファイア



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クロスファイアの評価: 4.15/5点 レビュー 118件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全94件 21~40 2/5ページ
No.74:
(4pt)

面白かったですー!

テレビで見て、どうしても文庫を読みたくなって購入しました。
発想がただの<超能力仕立て>でないのが良いです!!
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
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No.73:
(4pt)

映画では味わえない宮部みゆきらしい描写が伝わってきます

映画を見て購入しましたが、ハリーポッターのように短い映画の中では表現できない部分が多く、作者の独特な表現が何とも言えず引き込まれて行きます。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.72:
(4pt)

映画では味わえない宮部みゆきらしい描写が伝わってきます

映画を見て購入しましたが、ハリーポッターのように短い映画の中では表現できない部分が多く、作者の独特な表現が何とも言えず引き込まれて行きます。
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.71:
(5pt)

今回は4作品を求めました。

クリスマスの自分へのプレゼントです。
お正月にかけて暇なときに読みたいです。
古本で良いんです。今どきの古本はきれいですから、とにかくお金の
使い道が助かります。今回はちょっと間が合いたのですが、4作品を頂きました。
しばらくはみやべワールドにはまります。
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
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No.70:
(5pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.69:
(5pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.68:
(4pt)

やや斜め上

超能力者とそれを追う刑事という話なのかと思いきや、突如秘密結社が現れ
能力者は他にも一杯いるという斜め上な展開になり、
二人の主人公もあまり絡むことなく終わるというやや拍子抜けのラスト
ガッカリ感は否めないが、勢いはありスラスラ読むことはできる
その辺を考慮すると全体的な評価はそれなりといったところだろう
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
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No.67:
(4pt)

宮部ワールド全開!

独特の宮部ワールドが全開の世界。途中読んでいて止められなくなる位だったが、最後が・・・ちょっと残念。私的にはハッピーエンド的な終わり方が良かったのだが。もしかしてそうすると続編の期待が出てくるのを恐れたのか??
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.66:
(5pt)

宮部さんファン

本作に登場する、主人公や非行少年たちは自分より年下ですが、
刑事さんの非行少年に対する表現が、ぐさりと突き刺さりました。

とても読みやすいし、是非とも、若い人に読んでほしい作品です。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.65:
(5pt)

キャラクターの魅力

もともと宮部さんの作品は好きだった。(特に90年代に書かれたものは)作者の(おそらく)まっすぐできちんと筋を通せる人柄がにじみ出ているようで、読んでいて気持ちがよかったから。この作品ももちろん例外ではない。なにより主人公・青木淳子の人物造詣がすばらしい。寂しそうで、いたいたしくて、りりしくて・・・。「あたしは装填された銃だ」と言って無法な若者たちを粛清して回りながらも、次第に自身の正義に疑問を感じて揺らぎ始める孤高のヒロインは、もしかしたら宮部作品の中でも一番好きなキャラクターかもしれない。淳子の対極にあるような女性刑事・石津ちか子の、男の同僚のいやみもさらりと流す安定した人柄も好きだ。ちか子が出てくる場面になるとどこかほっとする。冒頭の廃工場での戦闘シーンから迫力に引き込まれて一気に読んでしまった。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.64:
(5pt)

●クロスファイア●

この作品に巡り会えたことを、本当に幸運だと思っています。上下巻、徹夜で最後まで読み走った!という感じでした。宮部さんの作品は幾つも読んだことがありますが、その作品の中でも何度も読み返してしまうのは、この作品だけです。念力放火能力というSF的な設定が、実にリアルに、現実的に感じられ、主人公・淳子の持つ非現実的な力に さほど違和感を感じませんでした。「自分は一体何の為に生まれてきたのか?」「正義とは何か?」自分の存在意義を模索し、自分の信じた答えを貫こうとする淳子の姿勢には、かっこいいと思いました。淳子が主人公ではあるのですが、もう一人の主人公ではないかと思ってしまう石津ちか子も、この作品をより魅力的なものにしてくれているなぁと思いました。文章的にも、最後まで無駄なところがなく、スマートかつ綺麗にまとまっていると思います。冒頭では「兵器」として、ラストには「人」として生きた淳子の最後には、感動です。涙が出る感動ではなく、ぼうっと暫く余韻に浸って抜けられなくなるような読後感。文章の技術がどうだとか、ストーリー展開がどうだとか、そんな難しいことは分かりませんが、宮部さんの作品のなかでは三本の指に入る素晴らしい作品だと思います。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.63:
(5pt)

主人公の信念

「どっちにしろ、つまんない地味な一生だよね働いて食べて寝てまた働いて。なーんにもパッとしたことなくってさ。金持ちにもなれないし。世の中もっと面白いこともあるし、うまくやっているヤツだっていっぱいいるのにさ」と言う女の子に、主人公は「そうは思わないけどね」と切り返すのだった。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.62:
(4pt)

誠実な伏線

遅まきながら読んだ。既に多数のレビューがあり、論点は尽くされているように思うけれども、私の感想としてそこに付け加えたいことがあるとすれば、ある人物が登場する際の伏線のはり方についてである。その伏線はかなりあからさまに記され、再度のこの人物が登場する際には、さほど注意深く読んでいない場合でも明らかに付合するものがあるだろう。それは未熟な筆法というよりは、作者の敢えてすることなのであろう。クリスティが『アクロイド殺し』で見せた誠実さと似たものを感じ(ただし『アクロイド殺し』の場合よりも明白)、私は悪く感じなかった。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.61:
(5pt)

宮部みゆきの最高傑作

宮部みゆきの作品の中で、最も好きな小説だ。
主人公青木淳子は、心はまったく普通の人で、異能力者(超能力者?)であるが故に、まったく普通の感性で、ある使命感に燃えている。
まったく別の異能力集団と目指すことは同じなのに、訪れる結末は・・・・。
正義感をテーマにしているようだが、そうではないのかもしれない。
ファイアは価値観(感情)を示し、それが交錯(クロス)しているのだ。その材料が正義感なのではないだろうか?
多数と少数とは何か、それはどのような対立を生むのか、少数は多数にどのような影響を与えるのか、つまり民主主義はどういうものかを深く追い詰めたものではないだろうかと思っている。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.60:
(5pt)

大切な人を虫けらのように殺されたら‥?

深いテーマです。
念力放火能力という特殊な力を持った、
若い女性(淳子)が主人公ですが、
超能力を称賛する小説とは違います。
大切な人を虫けらのように殺されて、
その犯罪者がのうのうと生きていたら、
皆さんならどうしますか?
凶悪犯罪の犯罪者の死刑廃止論が施行されつつあるなか、
私は淳子の行為を否定できません。
でなければ被害者のご遺族はあまりにも浮かばれないです。
それを問う小説です。
女流作家の宮部さんでなければ書けないテーマです。
最後の50ページは途中で中断できずに
一気に読み切りました。
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.59:
(5pt)

大切な人を虫けらのように殺されたら‥?

深いテーマです。
念力放火能力という特殊な力を持った、
若い女性(淳子)が主人公ですが、
超能力を称賛する小説とは違います。
大切な人を虫けらのように殺されて、
その犯罪者がのうのうと生きていたら、
皆さんならどうしますか?

凶悪犯罪の犯罪者の死刑廃止論が施行されつつあるなか、
私は淳子の行為を否定できません。
でなければ被害者のご遺族はあまりにも浮かばれないです。
それを問う小説です。
女流作家の宮部さんでなければ書けないテーマです。
最後の50ページは途中で中断できずに
一気に読み切りました。
クロスファイア〈下〉 (光文社文庫プレミアム)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈下〉 (光文社文庫プレミアム)より
4334749747
No.58:
(5pt)

自分だったら。

自分も同じような力があったらきっと同じようなことをしたと思う。
3人殺さないと死刑にならないような世の中はおかしい。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.57:
(4pt)

正義とは・・・

この作品を読んで、『もし自分が主人公の立場なら…』と思いながら読んでました。つまり自然と感情移入してしまったようです。本当にこの主人公のしていることが正義なのか悪なのか解らないけれど正義であってほしい。生まれながらに持ってしまった能力を背負うことは良い方面もあるけどリスクも大きくてその能力と向き合っていく彼女は凄い強い人間だなと思います。また主人公以外の人物にもそれぞれ物語があり個人的には面白いと思います!
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.56:
(5pt)

青木淳子の女性らしさと、様々な人たちの絆の尊さが心に深く残る完結編

「正義とは何か」を問いかける、超能力者小説の完結編。上巻同様にこの問いかけは変わりませんが、下巻が上巻と異なる点が2つあります。1つ目は、上巻では「装填された銃」として孤独な戦闘を続けていた青木淳子が、木戸浩一との運命的な出会いを経て、どんどん女性らしく活き活きと輝いていく事。2つ目は、上巻で淳子に接触を図り、下巻で徐々に全貌が明かされる、強硬で超法規的な自警組織「ガーディアン」と、地道に真の正義を追及しようとする石津ちか子刑事との、信念のぶつかり合いが始まる事です。
「正義とは何か」という問いかけは、下巻では淳子よりもこの自警組織に向けられています。その上で重要な登場人物が、倉田かおりとその家族でしょう。淳子と同様の能力を持つ事で、苦しみ傷ついている幼い少女。苦しみながらも娘を必死に守り育てている母親。そして、娘の超能力を手放しに喜び、娘を暗殺者に育て上げようとする父親。この父親は自身も心に傷を負い、彼なりの信念や正義感を持つ事は確かですが、それでも異様で不気味だと言う他ありません。幼い実の子どもに人殺しをさせて、どんな社会を築けるのでしょう。
人間味が感じられない自警組織と対照的に、淳子はどんどん女性らしくなっていきます。本当に木戸浩一と幸せな人生を掴むようにも見えました。淳子と自警組織を一直線に結ぶ真実と、やがて訪れる結末には胸が張り裂けるような悲しさを覚えましたが、束の間であれ淳子が幸せを手にできたのであれば、それは大きな意味があったのだと思います。
主に女性としての淳子の悲しみを描いた下巻ですが、他の人間の描写も秀逸です。肉親を殺された伊崎刑事や牧原刑事や多田一樹の悲しみや怒りも丁寧に描かれ、ラストに再び登場する伊藤信恵もとても微笑ましい。超能力という一見荒唐無稽な物語の中にも、様々な人たちの絆の尊さが深く心に残る事が、宮部さんの小説の最大の魅力だと言えます。

クロスファイア〈下〉 (光文社文庫プレミアム)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈下〉 (光文社文庫プレミアム)より
4334749747
No.55:
(5pt)

単なるアクション小説に留まらない、重い問いかけを持つ物語

超能力者小説とかSF小説は、実際には有り得ないものとして普通はある程度距離を置いて読むものです。そうした小説の中にはメッセージが薄い故に、娯楽と割り切って楽しめる物も多くあります。しかし宮部さんの小説にはただの娯楽としては割り切り難い、読めば決して軽い気持ちではいられなくなる、重い問いかけに満ちています。
本書を貫く問いかけは、「正義とは何か」、もっと正確に言えば、「法で裁かれない凶悪犯罪者を処刑するのは正義か」と言う事です。人間と呼ぶに値しない凶悪な犯罪者たちを、主人公が躊躇せずに焼き払って倒していく場面は、下手なアクション映画より遥かに痛快です。でもそれが果たして本当に正しい事なのかという問いかけを、様々な出来事や登場人物を通して訴えかけていく部分は、いかにも宮部さんらしい上手さだと思います。
そのための貴重な登場人物の1人が、伊藤信恵です。一時期凶悪な不良たちとつるんでいたものの、彼らに殺されかけた事で非行から手を引き、それ以来家族もろとも脅迫されている少女。この子は確かに一時期ぐれていたかもしれませんし、全くの無垢な被害者とは言えないのですが、それでもとてもやさしい少女である事が、最後まで読めばよく分かります。間違っても人を殺したり傷つけたりはしないでしょう。でもそういう人間でも標的にしかねない所に、青木淳子が考える「正義」の危うさがあるように思えます。
凶悪犯たちがメディアで英雄の如く褒め称えられながら罪を逃れ、被害者が見捨てられ苦しめられ続ける社会。犯人たちを絶対に許せない、傷つけられた人たちのために自分の特別な力を使いたいという青木淳子の気持ちは、痛いほど理解できます。しかしそれが本当に被害者の望む事なのか、法で裁かれない悪とどう戦うべきなのか、正義とは何か。単なるアクション小説と割り切らず、本書から色々な事を考えて頂きたいと思います。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131

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