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ラストナイト
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ラストナイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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さすが、薬丸作品だと思いました。愚直なまでに、真っ直ぐな主人公に感動しました。なんか、心温まる作品です。 | ||||
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こう言ったストーリーはどちらかと言うと女性より男性向き。 主人公に感情移入するのは容易!! ラストは泣いた! | ||||
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①2、3日の出来事(いや、1、2日?)を複数の登場人物の目線で別々に描く、湊かなえ的描写(と、勝手に呼んでいる)。いまひとつ、一回読んだだけでは、五人の人物同士が交差するところが、しっかりつながらないところが多く。読み返しが必要。とくに絢子の章のさいご、届いたメール【Re:助かった】の意味がよくわかんなかった。だれが送ったの?②あとがきで、「映画やドラマにも向いている」とありますが、片桐や片桐の妻に起こった悲劇がむごすぎてテレビドラマには向かないと思うなー…。③荒木の章で明らかになる梶原の胸くそ悪くなる所業と、片桐の悲しみ、人生を復讐にかけた覚悟、片桐妻の悲劇、衝撃的で絶句します。④荒木の章、荒木の自己満足にはちょとイラっ。そこまで知ってるなら復讐を遂げさせてやれよ思いましたが。しかし片桐からすれば、荒木の尾行も計算のうちだったとゆーわけか。 | ||||
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その訳を知った時のその思いは辛すぎます。あまりも悲しい。今年読んだ小説では私的にNO.1でした。 | ||||
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主人公の孤独を思うと、何とも切なくなります。 ふと、この手の物語は、貫井徳郎さんだったらどんなストーリーになるのかと思ってしまいました。 | ||||
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薬丸先生の作品はいくつか読ませていただいている。どれも素晴らしいが、この作品も例外ではなく、号泣してしまった。 主人公の、切ないまでの生き方。 激しく胸を打つ。 ただ、いささかネタバレになってしまうが この作品の諸悪の根源であるクソヤクザの 梶原。 マジでぶっ殺してやりたいキャラ。 こういう悪いクズは、小説の世界であろうと生かしておいてはいけない❗️ 主人公以外の人間の手でいいから、酷い死に方をさせるべきだった。 よって星4つ。 | ||||
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同じ場所と時間帯で起こる出来事。自分の視点、彼の考え、あの子の感じ方。 物語を重層的にする、この複数視点からの描写が見事に奏功している。 主人公は顔に入れ墨をしたロクデナシ。その印象が紐解かれ、変わっていく後半は目が離せない。 一気読みしてしまった。 最後の謎解きに感動するとともに、余りにも人生を無駄にしたやり方に、もっと違うやり方もあったのでわと思ってしまうのも事実であった。 | ||||
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物語の構成的にミステリー好きからは称賛されるような小説ではないだろう ミステリー小説は伏線の回収のタイミングが大切で一気に回収するほうが評価が高くなると思う ただ、今回の小説はミステリーとしての完成度より心に訴えかけるという意味でおもしろかった 主人公の人生かけた復讐劇 白夜行を回顧する切なくやるせないストーリーであり個人的には好きな作品になった | ||||
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主人公の行動について最後にわかる内容が悲しすぎる。 | ||||
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救いのない悲しい人たち。 でも片桐に出会い、救いを得た人たち。 特にひかりさんが少しでも救われたらいいな、と感じました。 それぞれの登場人物のそのとき、そのときの選択は理解できない点も多いですが、 それが人間だろうなとも思うし、 あえて答え合わせや作者の意思の押しつけをしない薬丸さんの小説には いつも考えさせられます。 また、薬丸さんの売上に少し貢献しました。良かったです。 | ||||
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不器用だけれど、ここまで人を愛せるって素晴らしい。 | ||||
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ストーリーの展開から、まぁこんなところだろうなとは思いながらもラストは泣けますね。 少し趣は違うのですが、以前に読んだ永瀬 隼介さんの「12月の向日葵」以来の犯罪落涙モノでした。 まぁまぁ、なかなか感情移入できないというところはあるのかもしれませんが、私は素直に受け入れることができました。 5点満点でよろしいかと思われます。 | ||||
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薬丸岳らしい小説です。主人公の見た目の恐ろしさや犯罪歴の下にある、自分の幸せを捨てた愛情。周りの色々な人たちの目線の物語から構成される、物語の真実。 最後は涙を止めることができませんでした。 | ||||
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中編で一気読み! 数ある彼の作品でも最高ランクの出来栄えだった。 涙無くしては終われない! | ||||
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すごく良くて引き込まれてどんどん読めた。とてもよかったけど、悲しかった。もっと、幸せになる方法はなかったんだろうか。 | ||||
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薬丸さんのは何作か読んだことがありますが、まさか、これ程凝った佳作だとは思ってもみませんでした。顔面刺青が何らかの意味を持つことは想像しましたが、そこまで!とは。隠された意図をもつ左手切断も何という秘められた深い目的かと感嘆しました。最後は号泣しましまが、その前、既に涙腺崩壊していました | ||||
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顔に刺青を入れ、犯罪を繰り返し刑務所暮らしが人生の大半である男が主人公。 犯罪を繰り返す理由がわからず、最後まで一気読みさせられ、理由を知り驚愕した。 いくつかの伏線もあるが、非常に読みやすさの面でも優れた作品であった。最後まで一気読みの人が多いと思う。 好き嫌いが分かれる作品だと思うが、個人的にはとても面白く、大きな感動もあり、薬丸さんの他の作品も読み始めたところである。 | ||||
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主人公のキャラクターがいい。目的は、復讐と、作品途中から、感じていたが、結末まで、面白く、いっき読み。 | ||||
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薬丸さんの作品は後味の悪さがクセになりますよね(^^; これもまさにそんな感じ。 うーん、まわりくどいやり方で仇討ちといったところかな。 | ||||
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顔に豹柄の入れ墨、義手の累犯者を主人公に、関係者5人の視点によってじわじわと 真相に近づいていくプロットが読む手を止められなくする至高作品。 伏線の散りばめ方も、回収へ向かう展開も、なぜに対する答えにも唸らされる。 物語は32年間の積年の想いを5日間に凝縮、この5日間の濃密度が、原題の 「檻から出た蝉」のほうがしっくりくるような気がした。 別な意味での、どうにもならない現実からくるこの「檻」感が、関係者とも重なるから。 それよりも、なぜ、顔に入れ墨、義手、罪を重ねるのか…。 主人公の行動動機を類推しながらも、悲しく重すぎる真実と負の執念が心にずっしりと居座った。 正義のための一瞬の過ちで人生が狂わされる主人公が見つけた生きがい。 正しいか、間違ってるかはどうでもいい。突き進むことで生を感じてるのか…? また、関係者5人とのかかわりの中で、心のわだかまりを消化する微妙な良薬を投下できたことも 主人公の本懐の一部ではなかったのだろうか? 逆に、ある関係者の一言で、最後の本懐の形で迷いが生じ、罪より罰、ある種の救いを選んだというところから、 主人公もかかわる人間から影響を受け、もともとは善人である不器用な人間らしい一面が見られた…。 とにもかくにも、ありきたりな凡人の思い込みを揺さぶられる真相、同じ場面を繰り返し描写したからこそわかる 立場によって変わる話者の心情、終盤に向かう場面での緊張感、そして、語られることのない主人公の深く悲しく 孤独な心根を、夫婦や親子の絆を、読者に訴えかけてくる点で、プロフェッショナルな作品であることは間違いない。 そこには、エンターテイメントとして、偶然性や、何もそこまでという無粋で現実主義的な観点が入り込む余地はないのではないだろうか? 今作を読んで思ったこと…我々ミステリー愛好家は、伏線の張り方と回収、動機の強弱などで、どうしても作品の評価を してしまうことが多いが、今作の主人公や「白夜行」しかり、はっきりとわからない人間心理の謎こそが、小説の醍醐味ではないの ではないだろうかと。 言い方を変えれば、主人公片桐の深闇の中の心情は、著者の手をも離れていたのではないかとも…。 以下、勝手な拙私のエピローグ補完。 「そうだったんですか…でも許すことはできません…だけど、確かに私たちは3人で家族だったんですね…。」 | ||||
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