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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 21~40 2/5ページ
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「アヒルと鴨」に感動して、こちらも手にとってみました。 ずいぶんと作風が変わるんですね。 いや、変わってないのかな? 重力ピエロ、テーマはいいと思うんです。 でも、どなたかも書いておられるように、殺人を肯定してしてまってはいくらなんでも。 伊坂氏というのは、ミステリー作家ではないんですかね?ミステリーを期待して読んだのがいけなかったのかもしれません。 | ||||
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伊坂作品は『ラッシュライフ』に続き2作目。 全く持って心に響かず、時間の無駄だと思った『ラッシュライフ』。 でも巷では非常に評価の高い人気作家なのだから、きっとたまたま作品が合わなかったんだろうと思い、別の代表作を読んでみようと思い直して手に取ってみたのが本作。 やっぱり合いませんでした。 ミステリとしては犯人も散りばめられた謎もバレバレ過ぎて、展開すら予想できてしまうというつまらなさ。 かといって、裏に秘められた「家族」や「血」、「遺伝」といったテーマについても、何も心に響くものはなく……。 仙台市・青葉山といった具体的な地名は出てくるものの、作品全体を通してあまりにもリアリティが希薄なのが致命的。 他の方のレビューにも多く出ているが、作中にふんだんに盛り込まれた薀蓄も非常に表面的なものばかりであり、苦痛でしかない。登場人物が似非インテリの薄っぺらい人間に見えてきます。 ミステリとしても中途半端、社会的なテーマを扱っているとも思えず、美しい文章で日常を綴った文学小説とも言えず……これは一体なんなんでしょう?伊坂氏は本作品で何を書きたかったのでしょう?本作品の一番の謎です。 | ||||
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復讐のために壁に落書きし、放火する意味が全くわからないし、その説明が最後までない。またどんな理由があっても、許される殺人などない。そこの基本ルールが最後に破られてるので、如何ともしがたい不愉快さが残る。神の手ゴールされて負けたような気分。 | ||||
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※少しネタバレを含みます。 ごめんなさい、伊坂作品では一番嫌いな作品です。 郷田順子の正体が分かるまでは本当に楽しく読めていたのですが、そこからは惰性で読んでいたような気がします。 あと、伊坂作品らしからぬ結末があっさり読めちゃうところもダメですね。 き読むのなら他の伊坂作品読んだ方がましです。 | ||||
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高校で生物IIを取った人は物語の主軸にある謎が謎でなくなる危険があります。 知り合いに薦められた本だったので読破しましたが、謎が登場してから解決するまで全体の半分ほどのあいだ、 どうせ○○だろと思いながら読むのはとても苦痛でしたし、結果も案の定でした。 | ||||
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これほど読むのに苦痛を感じた本はありません。中盤からは読み飛ばした感じです。後味わるいです・・・ | ||||
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評判のわりに……、です。 オチは途中でわかってしまいますし、春が可哀想なんだかウザいだけなんだかわからない。 そしてなにより、殺人を肯定しちゃまずいでしょうよ。 | ||||
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そして、親父さんが一番魅力的です。なので、愛すべき親父さんが気になって最後まで読みました。まあ、結局予想どうりの展開で、やっぱり死か‥という感じですが。その親父さんには悪いが、息子二人は魅力が無い。やっぱり子育てって難しいのだろうね。兄貴も弟も両親の気持ちを全く汲み取っていない。親父さんは春を産むかどうか決める時に、この妻のお腹で誕生した命をレイプ犯という全く許しがたい存在からいっさい切り離して考え、妻の子供は自分の子供、この子は紛れもない自分の守り育てるべき家族だ!と考えたことでしょう。そこにこの親父さんの精神的器のデカさが際立っていると思う。確かにお腹にいる子供にとって遺伝子差別をすることをしなければ、何の罪も無いし生まれて来てはいけないという理由は全く無い。寧ろ、少なくとも間違いなく『母親』は自分をはらんだ親父さんの妻だし、その夫は親父さんであり、生まれてくる子供の父親なのだ。例えば結婚した女性に子供がいたら血が繋がらなくても子供は新しい父から愛され保護され世話を受ける権利がある。親父さんは人一人の尊厳を重視し、尊厳を無視した価値観や世間体を超越した。なのに、二人の息子達はいつまでもレイプ犯に拘り続ける。そうした親父さんの超越した見方を理解してたら、レイプ犯の父が何処で何しようが全く興味を持たなかっただろう。「父親は癌の親だけ」なら、レイプ犯を殺す理由も無いはずです。 | ||||
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だいぶ以前に読んだのですが、この作品に対する世間の評価に全く同意できないので書きます。 まずひたすら意味の無い(又は理解出来ない)文章が続く退屈な小説で読み進めるのがつらかったです。この作家の伝えたいこと、テーマが全く無い、また偏見に満ちていてあまり愉快では無い。 頑張って最後まで読み通しましたが、作者の伝えたいことが何なのか全く解からなかったです。なぜこの作品がこんなに支持されているのかが不思議です。時間とお金の浪費でした。あと文体がお洒落だと言われているが、全くそう思わないむしろ白々しく空回りしている。人によって見方が違うのはわかっているが、この小説が好きな人はいったい何がいいのでしょうか? | ||||
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重いことを軽く伝えるというテーマだとは思いますが、さすがに、描写が遠浅すぎて、引き込まれることもなく、 謎のストーカー女も薄っぺらで、、残念ながら・・・・設定もわりとありきたりで。 | ||||
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いつ書かれたか見なくても、ああ初期作品なんだろうな、というガッカリ感が伴う作品でした。 主人公の弟がじつは放火犯。その放火という犯罪を行っていたのも、すべてはレイプ犯の父親に復讐するために、という立派な動機まではよかったんですけど・・・ 放火をする場所は、レイプ魔の父の犯行現場に見立てたもの。さらに遺伝子の配列に見立てて書き置きを残していくとか。 そのあたりはこじつけ感が丸出しになっているし、遺伝子の配列とかTTHだとか、こむずかしいことで謎を深めようとしているが、僕ら知識のない、とくに文系の人にとっては、ついていけないだけでした。自信を持って言わせてもらうが、遺伝子くんだりのところで楽しめました、といった人はほとんどいなかっただろうと思う。 やたらに偉い人の言葉の引用や文学作品からの引用も多いんですけど、それが作品に深みを与えている、なんて、とても言えないし。 「邪知暴虐の王をのぞかねばならぬ・・・」などと、「走れメロス」から引用していたが、安易で幼稚に映っただけ。ガンディーの言葉も多かったが、もういいよ、またかよと言った気分にさせられる。 作者は知識をひけらかしたいだけなのか。偉い人の言葉を引いてくることが、作者にとって、おもしろい小説を書くことなのか。 レイプとは、望まれずに生まれてくることは、許されることなのか。たしかにテーマの訴求力はすごい作品だった。 でものちに本屋大賞を受賞したこの作者は、のちにこの作品を失敗作と認めてくれる日が来ると思う。 キンドルペーパーホワイトで読んで、捨てる手間が省けただけよかった。 | ||||
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今まで何百冊と本を読んできましたが、最後まで読まなかったのはこの本が初めてです。 他の方々が書いた通り、台詞がキザったらしく、本の世界も現実味がありません。 オススメは決してできません。 それでも読んでみたいのなら、購入せず図書館で借りて読んでみるのがいいと思います。 | ||||
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途中から「春」の実の父もなんとなくわかっちゃったし、読み切るのが目標になっちゃいました。 最後までいっても全く驚きのない本でした。 家族の絆が一応テーマなのかな・・・コレを読んで泣いたっていう後輩がいるんですけど、 泣くところあった?ってのが、感想です。 映画も見ましたが、終止暗く、みてるのが退屈な二流映画でした。 書籍も二流の域を出ません。 伊坂幸太郎氏の書籍を読むのはコレが初めてでした。 「村上春樹チルドレン」なんて呼ばれてるとの情報を得ていたので期待して読んだのに まったく村上春樹氏の足下にも及ばない文章力でした。(村上作品は内容があまり面白くなくても 圧倒的な文章表現で、その情景が目に浮かびます。しかし、伊坂作品は何も浮かばず) そもそも「村上春樹チルドレン」の定義も良くしりませんがねぇ〜。 映画よりは良かったので書籍の★は2つです。 | ||||
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実は井坂幸太郎作品を読むのはこの作品が初めて。 年に数回、大阪から東京に行く際の新幹線の中で小説を読むのだが 井坂氏の名前の評判は知っていたのでかなり期待して読んだのだが・・ どうもこの作品は私には合わなかったようだ。 細かいストーリーが、とか、整合性が、とかそういうことではなく この作品の一点がどうしても気に入らないというか、納得できないのだ。 これは世代の問題なのかもしれないし考え方の問題なのかもしれない。 主人公の弟のしていることは、ある意味「テロ」である。(たとえ人が死ななくても・・) それが最後まで断罪されないのである。しかも主人公もそれを半ば容認しているようにも 受け取れる。これではどうしてもその世界に入っていけないのだ。 作家は何を物語るかによっては決して嘘はつけないものだ。とすれば井坂氏は「テロは 容認します。」と言っているようにも受け取れる。(あくまで私自身の場合) これば純粋なクライム小説です。とか、ピカレスクロマンです。というものであれば そんなに固いことは言わないが、やはり違うと思う。 若者の無軌道な衝動によってなされたことを、「まぁいいじゃない。若いから そういうこともあるさ」ということで済ますにはあまりにも危険すぎる。 メジャーな作品ほど社会的な責任がつきまとうのは仕方ないが、そういうことに想像力が いかないというのも問題のような気がする。 それになにより最後にその罪が浄化されないので読後感があまりにもすっきりしない。 この作品が初めての井坂作品だったのはちょっと不幸だったけど、多分素晴らしい作家さん だと思うのでまた色々読むのをチャレンジしてみたい。 | ||||
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絶賛の前評判を知識に入れていたせいか、読み終えて「あれ?」という感じ。 後半〜終盤にかけての展開もなんとなく先に判ってしまったため、伊坂ファンではあるものの評価は低いです。 | ||||
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小説にはエンタテイメントを求め、ミステリーには「そんな結末が!」というのを楽しむ私には苦痛でした。 同じような会話や出来事がだらだらと続き、堂々巡りをしているかのようでした。 これだけ高い評価もあるのだから、私には馴染まなかったということでしょう。 | ||||
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最後まで面白くならなかった。 単純に起承転結が無い作品。 そもそも主人公が謎解きを始める動機が曖昧なので、彼に意思がなく、ご都合主義で動かされている気がした。会社勤めの主人公が夜中張り込みするのも幼稚でバカバカしいと思ってしまった…。主人公兄弟が中高生という設定だったら行動に納得がいくと思う。 作者は無関係の死者を出さずにストーリーをすすめたが、放火は重犯罪。どれだけの人が迷惑するか?放火が続く地域に住む人々の恐怖心などに思い至らない作者は、放火をたんなるサインとして使っているため、あまりにも他人ごとの主人公兄弟が不快だった。自分達の事ばかりで、まさに「ジコチュー」で「アサハカ」だと思う。 おかげで登場人物達に共感が出来ず、読み終わっても「なんじゃこりゃ」という感想しかない。 それぞれのキャラは立っているが肝心のオチに全く意外性はない。はじめはカッコイイと思えていた春が、単なるバカにしかみえなくなった。最後まで読むとキャラの魅力が消えてしまう残念な作品。 唯一の救いは父親かな。よって星1でなく星2 | ||||
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周りにファンの方が多いので読んでみましたが、 私には合いませんでした。 表現や会話の内容が稚拙に感じましたし、 物語に必要の無いエピソードやキャラ設定が多過ぎると思いました。 ページ数を三分の一は削れそうです。 ストーリーに関しては、いくつかの重犯罪を詰め込んでいながらも、 その重さを全く感じさせない作りになっていました。 伊坂幸太郎さんの本を読むのは初めてなのですが、 ストーリーに合わせて、あえて表現や会話を軽くしたのでしょうか? おしゃれでポップな雰囲気が好きな方にはお勧めです。 | ||||
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なんだかんだで最後まで読んだので、最低な作品とまでは言いませんが、納得できない事柄があまりに多い。文体がしゃらくさくて、作者とは友達になれないだろうなという感覚を強く覚えた。(逆に言えばそれだけ個性的ということではある) レイプされたときにできた子どもを産むという発想が理解できない。しかも理由が神様に「自分で決めろ」と言われただって。もっと納得できる理由にして欲しかった。兄貴が遺伝子を勉強しているのも、放火の手口も全部ご都合主義なので、人間が描かれていない。興ざめしてしまった。 確かに少し感動しかける場面もあるが、「はい、ここでホロっときてね」と作者が言っているようでイライラした。僕には合わなかった。 | ||||
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評判なので、初めて伊坂さんの小説を読みました。 がっかりです。 どうして、こんな平凡なメモ書きが44刷を重ねるのかわかりません。 ゆとり教育のせいでしょうか? 村上龍的なエッセンスと平成ラップ的な修辞句の反乱。 レイプされて出てきたから何? 「生きてるだけで儲けもん」という明石屋さんまさんの言葉の方が よっぽど素敵です。 作者が書いているように、美しくないものは公表するべきではありません。 | ||||
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