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(短編集)
一千一秒の日々
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一千一秒の日々の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ある話では脇役だった登場人物が別の話では主人公になり、主役を入れ替えて話が進んでいく小説でした。 特に気に入ったのは3話目の「青い夜、緑のフェンス」です。 太っていることがコンプレックスで、自信が持てず、自分のような男を女の子が好きになるはずがないと思い込んでいる針谷君と元気でかわいい今時の女の子の一紗ちゃんが歩み寄っていく姿を描いた話です。 この針谷君は何か俺みたいだった。 俺に近いものを感じる登場人物だっただけにこの話が気に入っているんだと思う。 この話だけではなくこの話の登場人物はみんな不器用で、完成された登場人物という感じがなく、身近に感じられるのが特徴です。 皆さんに近い登場人物もこの作品の中に登場しているかもしれません。 機会があれば手にとって読んでみていただければと思います。 | ||||
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「ナラタージュ」を読んでだんだんそのグロさに気持ち悪くなってきたけど、 そのグロさを半分以上緩和したような本作。 たぶん、作者の書きたいことはいつも決まっててそれをいかに味付けするかの違いという印象をうける。 今回は、「ウフ。」連載ということもあって軽い感じになったのだろう。 今後、どうやって化けていくのかが気になるところ。 テーマは、若い男女のやりとり、もしくは片方の家庭に問題があるから 少し離れた方がいいだろう。読み手として「あーまた同じテーマか」て思ってしまうのはつまらなく、寂しい。 | ||||
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さまざまな出会いがあり、さまざまな恋愛があり、さまざまな別れがある。7つの物語の中には、不器用だけれど一生懸命に生きている人たちがいた。読んでいてもどかしく思う部分もあったけれど、彼らが着実に自分の道を歩んでいる姿はとても印象的だった。だが作品自体に個性が感じられない。どの作品も、描写がとても似ていると思う。同じ作者の別の作品を読んだ時に感じたものと、同じものしか感じることが出来なかった。読んでいて、そこのところが不満だった。 | ||||
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