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生まれる森
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生まれる森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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そういうわかったようなことを言っている人が一番分かっていないっていうのは、 自分では気づかないものなの? 「いやあ〜〜面目ない。。。」と思わず言ってしまった作中の文章であります。 | ||||
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実は単に相手にされていなかっただけの関係を、 勝手にうるわしい「失恋」劇に仕立てて、ひと夏を うだうだと過ごす話。ヒマなのでキャンプに行ったり、 外食したりのくり返し。 人間の醜さ、関係の残酷さに対して「臭いモノにはフタ」という 姿勢の筆者。そんなに簡単に癒しあったり理解しちゃったり していいんですかね。 正直言って、恋愛を語る容姿の作者じゃないし、 男関係でもっと具体的にみじめな思いしたんじゃないかという 気がするんだけど。むしろそういう話を書けたら、 この人を評価したいと思いますね。 | ||||
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まだ彼女にはこの話のリアリティの核心が見えていないように思う。お話の材料が未消化に投げ出されている印象を受けた。 | ||||
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実は単に相手にされていなかっただけの関係を、 勝手にうるわしい「失恋」劇に仕立てて、ひと夏を うだうだと過ごす話。ヒマなのでキャンプに行ったり、 外食したりのくり返し。 人間の醜さ、関係の残酷さに対して「臭いモノにはフタ」という 姿勢の筆者。そんなに簡単に癒しあったり理解しちゃったり していいんですかね。 正直言って、恋愛を語る容姿の作者じゃないし、 男関係でもっと具体的にみじめな思いしたんじゃないかという 気がするんだけど。むしろそういう話を書けたら、 この人を評価したいと思いますね。 | ||||
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「リトルバイリトル」をかなり前に読み、 本作もかなり期待して読んだのですが今ひとつでした。 何気ない日常をたんたんと描いていく彼女の書き方は嫌いじゃないのですが、 本作は持って回ったような言い回しや、無理して使っているような固有名詞(音楽等) が鼻につき少し残念でした。 「リトルバイリトル」と「インストール」を較べた時は島本さんの方が上でしたが、 「生まれる森」と「蹴りたい背中」を較べたらかなり差をつけられてしまった観があります。 これからの期待を込めて星2つです。 | ||||
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うーん、何とナイーブな感じの麗しい小説なんでしょう。 例えば「わたし」が幼い頃に祖母の家に預けられたことを回想するP57ではこんな表現をしています。 それから毎晩のように、こりないわたしは家の外へ出て景色をながめていた。雰囲気の違う家の中よりも真っ暗な夜のほうが懐かしさを感じさせる、家へと導いてくれる匂いがした。夜の気配はそんなふうにひっそりと、わたしのとなりに誰よりも親しい友達みたいに寄り添っていた。 うーん、「郷愁を誘う匂い」。本当にビューティホー(拍手) ではこちらはどううでしょうか? 春夏秋冬の中で夏のセックスが一番好きなのは、この汗とアンモニアの混ざった匂いが好きだから、というのもある。 バキューンと一発! ナイーブなボクはあやうく即死です。某第130回芥川賞受賞作品からの引用なんですけどね。 でも、読者にどちらが「鮮明な匂い」をお届けできたのかなと考えると、それってもしかして後者のほうなんじゃ・・・と思ったりして。 文学者(作家)というのは常に自分が感じ取った「時代の空気」を作品に反映させて「今」を描くことが大きな使命の一つのはず! 「世界から疎外されたナイーブな自分」というのは周知の通り80年代に、かの村上春樹先生を筆頭に(というかほとんどはモノマネに終始した気もするけど)繰り返し書かれてきたことではなかったでしょうか? しかも「あとがき」でこういうことを書きたかったなどと作家が釈明するとは・・・どこの大先生かと思いましたよ、私は。そんなん、作品読んで伝わることが全てなんだからオカシイと思わないのだろうか? 十五歳のときの『ヨル』という掌編の冒頭も次のようでございます。 夜は、独特の匂いがする。 ん?今もう二十一歳。六年も経って・・・んむぐぐ・・・いやまだうら若いお年頃でございます。いくらでも才能は無限大に伸びてゆかれますよ。うん、うん、たぶん、きっと、そうであることを願いつつ・・・ ということで、次回の作品では庶民にも理解できる「匂い」(何らかのリアリティを持ってモチーフを示せという意味で)を書いてくださいませ。 | ||||
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