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エデン



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【この小説が収録されている参考書籍】
エデン (文春文庫)

エデンの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

がさがさ読める

がっつく様に読ませていただきました。
五條瑛氏を何冊も読んでいると話のパターンが見えてきますが、
いつもとはちょっとテイストが変わっていたと思います。ライトな感じ。
これはいつものことですが謎なぞナゾ、で読み進むに連れてのめりこみます。
ただ今回は各章の謎が連続短編のようになっています。初出誌の関係でしょうか。
本筋はちゃんと一本通っています。

ただ、終わりに好き嫌いが出る作品が多い気がします。
今回は気に入らないという事はないのですが少し物足りない…
続きはないんでしょうか?もっと読みたい。

亞宮が年齢と出生のわりに聞き分けの良い印象でした。
パターンが見えてくるにしても、五條瑛氏はやっぱりおもしろい。
それでいいじゃない。
エデン (文春文庫)Amazon書評・レビュー:エデン (文春文庫)より
4167721023
No.1:
(4pt)

ストリートギャングにとっての”エデン”はどこに?

思想犯が収容される刑務所「K7号」は、囚人たちの自治が認められ、

所内を自由に動くこともできる刑務所らしくない刑務所だ。

 重犯罪の思想犯として一生、シャバには出られない者も多い。

 そんな所に何故か、わずか刑期2年のストリートギャングのリーダー・亞宮が、

対立するグループのリーダー・蔡とともに放り込まれた。

 インテリ揃いの思想犯に混じって、場違いな男たちのムショ暮らしが始まった‥。

 著者の初期の「プラチナビーズ」などの作品とは一味違う面を見せてくれているが、

変わらないのは、主人公の性格の特徴となっている“こだわり”。

 本書では、所長の北、カウンセラーの宇津木ほか、亞宮と囚人仲間たちの

それぞれのこだわりが、思想犯らしくていい味を出しているのだが、全員をつなぐ

役目をはたしている亞宮の、いちばんアクが強いはずの“こだわり”が微妙に弱い。

 その役どころの故に、年齢不相応の物分りの良さを示す結果となったか?
エデン (文春文庫)Amazon書評・レビュー:エデン (文春文庫)より
4167721023

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