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あかんべえ
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あかんべえの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 1~20 1/4ページ
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解説で菊地はおりんを人間の理想像とするけれど…良くできた娘だと感心させた後に八つ当たりする姿を描いてみたり人間の心の機微が描かれるその姿は理想像と云うよりこれが人間本来の姿と捉えて良いのかもしれない。世間を知ろうとする子供はやがて知ったふりしてあわせるか知ったかぶりではねつける大人に成らざるをえないのだ…子供の目線で語られるからだろうか?そのもどかしさが良い塩梅になって物語を進めていく、現実的な七兵衛が真相を暴こうと今一度一同を集めるが思いがけない展開をみせて物語は突き進み、お梅の存在がその幕曳きを飾る。 | ||||
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育ての親である賄い屋の七兵衛の夢を叶えるために両親が構えた料理屋に家移りして早々、病に伏して亡くなる一歩手前で助かった娘おりんは、その合間に視た不思議な出来事のせいで料理屋に巣くう幽霊に遭遇する。それは女の子、按摩、女の人、侍と四人の霊で…その侍の霊と会話が出来る事で彼らに関心を寄せるおりんだったが、よりにもよって初めてのお客を迎えた日にもう一人の霊の乱暴で祝いの席は大混乱に陥ってしまう。なんとか盛り返そうとする両親だが新たな騒動が持ち上がって…幽霊から事情を掴んだおりんは解決する手立てを探って奔走する。 | ||||
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宮部作品はとにかく面白い | ||||
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内容が面白くて、さすが宮部みゆき作品と納得。久しぶりに彼女の作品を読んだけれど。 | ||||
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あの世とこの世が地つづきになりながらの人情物。面白かったです。 | ||||
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期待持てそうな作品。 おりんという子供と幽霊たちの交流を面白く描いた作品でこの料理屋は果たして再建できるのかが見どころになる。 一般文学通算2364作品目の感想。2019/12/18 18:15 | ||||
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退屈な部分がなく、物語の展開が多いからどんどんページをめくりたくなる。 一気に読める面白さ。 | ||||
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上巻を読んで下巻が待ち遠しかった 幼いりんちゃんにだけ見える幽霊と事件解決する物語で、面白さに、どんどん読み進めた | ||||
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上巻はどういうオチになるのか、良く分からない感じでした、下巻で見事に繋がって終わりました。なんといったらいいのか分からないのですが、サスペンス系の宮部さんの本とはまた違う印象を私は感じたので、もう少し違う時代物も読んで見ようと思います。※どっちがいいとか今の段階で判断はしません。 | ||||
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三島屋シリーズ、この世の春等、宮部みゆきの時代怪奇ホラーがお好きな方にお勧めの作品です。(荒神は苦手だけど三島屋は好き!な方にオススメです) 上下巻ありますが、一冊のボリュームは軽めなので読みやすいです。 新しく開店したばかりの料理屋の一人娘おりんには、なぜか店に居ついている5人のお化けが見えて会話も出来る。なぜ、居ついているのか?どうしたら成仏できるのか? 料理屋を繁盛させようと奮闘する人々、三十年前に起こった寺の焼失事件、おりんの出生の秘密…短い読み物の中に様々な出来事がギュッと詰まっていて最後まで飽きる事がありませんでした。 また、おりんを取り巻く人々やお化け達の人情味溢れる描写にも惹き込まれました。 羨望、嫉妬、憎しみ、哀しみ、狂気……それでも生きていくしかない。苦しみもあるけれど優しさを失ったわけでもなく、良い人になりたい心を失ったわけでもなく……人は誰しも人に言えない秘密があるもので…… 人の醜さをこれでもかと晒しつつも、優しさを失わない表現が宮部みゆきワールドらしさなのかなと。宮部作品のこういうところが、本当に大好きです。 ストーリー的にも読み応えがあり、とても良い作品でした。 | ||||
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宮部みゆきが好きなので良いかと思います。時代物語を気楽に読めて楽しいです。しかし、本の状態が悪くて汚い本で中古品良いで購入しましたが、最悪でした。残念です。 | ||||
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楽しく読みました。残酷だけどなぜか 読み終わるとホットする。でもこの本 1度読んだ! | ||||
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いやー、面白かった! 昨日、少し体調が悪かったので、家に篭って一気に読み切りました。 上巻で蒔いた種を残らず摘んでいく感じの爽快な下巻です。 上巻より恐さは増しました。 でも、お化けの恐さと言うよりは、生身の人間の恐さ。 人間が人を恨み、憎み、うらやみ、そして死んだ後に亡者になっていく様が、 とっても恐かった。 その昔、幽霊を怖がる私に、母親が「生きている人間が一番恐いんだから、 それに比べたら幽霊なんて、なーんにも恐くない。」と言った事がありましたが、 その言葉がやたら身に染みた小説でした。 一体、母に何が合ったのか気になりますが・・・^^ お話しのクライマックスは目頭が熱くなりました。 全て納まるところに納まって、読んだ後はスッキリした気分。 色んな恐ろしい人間が出てきますが、おりんの身内(お父さん、お母さん、 七兵衛、おさき)に一人も拗ねた人間がいなかったのが、不幸中の幸い。 これから、おりんとヒネ勝がふね屋にとってどんな働きを見せるのか、気になるところです。 まぁ、こんな2人なのでうまく切り盛りしていく事でしょう。 たくさんの恐い亡者や嫉妬に凝り固まった人間達が出てきますが、 個人的にはおつたの下りが一番怖かった。生々しくて一番リアル。 皆さんはどうでしたか? | ||||
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周りにあまり日本人のいない国に住んでいます。 知り合いが、読み終わった日本語の文庫本を数冊くれてその中にこの本も入っていました。 手持ちの本がなくなったので読み始めました。 宮部みゆきさんは過去に4,5冊読んだ事ありますが、時代物はなんとなく、読まず嫌いで避けていました。 難しそうな先入観があったので。 しかし、せっかく頂いたしと、読み始めてビックリ。面白い!止まらなくなってほぼ一気読みしました。 お陰で寝不足。こんなエンターテイメント性の高い小説久しぶりに読みました。 私は物凄く怖がりなのですが、この本はお化けを題材にしてるものの、明るいお話しで、私でも読めました。 それどころか、お化けがとってもお茶目。 どのお化けも魅力的で謎めいて優しくて、こんなお化けなら大歓迎です。 舞台になってる土地柄も私の好みの下町で大好きです。 続きが気になるので今夜さっそく下を読み始めます。 半分、仕方なしに読み始めた本でしたが、凄い発見。感謝です。 これから時代物にはまる予感。 私のようになんとなくこのような種類の小説は避けている方の取っ掛かりに、 是非、お勧めの本です。 | ||||
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きれいな本で、まったく問題ありませんでした。宮部みゆきの大ファンですので、面白く読めました。まったく問題はありませんでしたよ。 | ||||
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七兵衛は孤児の身から幾人もの親とも兄とも呼べる人らに仕込まれて賄い屋の「高田屋」を興し、歳いってからおさきと所帯を持った。我が子の代わりに自分と同じような身寄りのない子やグレた子を一人前の包丁人に育て上げ、同時に店を大きくしていった。そんな中、わが子同様に育て上げた孤児だった太一郎と妻の多恵、一人娘のおりんに自分の夢だった「料理屋 ふね屋」を持たせることに。夫婦は七兵衛の助を得ながら初めてのお客を迎える。雑穀問屋筒屋の古稀のお祝いが太一郎の趣向を凝らした料理でもてなされ華やいでいたら!髪をおどろに乱したいかつい男が抜き身を手に斬りかかり暴れている!!お客はてんでに逃げ惑いまろびつしながらふね屋を後にした。しかし、おどろ髪の侍が見えたのはおりんだけ、皆には抜き身の刀だけ。しかも他にも玄之介・わらい坊・お梅・おみつとお化けさん達はいた!事の顛末は尾ひれがついて瞬く間に世間に知れ太一郎夫妻は頭を抱えた。すると物好きにも”お化けくらべ”のお客が付きこれを機に挽回をと太一郎は料理に一層の工夫を凝らしその日を迎える。が、今度は別の亡者が現れ・・・。はてさてふね屋の今後は?そして何故おりんにだけお化けさんが見えるのか?またお化けさん達は成仏できるのか? | ||||
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下巻の前半はかなりホラー要素が入ってどうなってしまうのかわからない展開です。 でも後半になって、そう持ってくるか〜というストーリー展開はなかなかおもしろく、楽しんで最後まで読み切りました。 宮部みゆきさんという作家さんの幅の広さを感じます。 いつのまにか主人公のおりんちゃんと一緒になって考えてしまう文体もさすがです。 | ||||
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最初はストーリーに追いついていくことに多少の違和感を感じますが、次第に引き込まれていきます。 怖いお話でもなく、だからといって日常的なお話でもない、不思議な雰囲気を持った小説。 主人公のおりんちゃん目線でかかれているところに、どこか怖く感じにくい要素があるのでしょう。 下巻が楽しみになる上巻。 | ||||
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いやぁ〜…… レビューみて 買うのやめたほうがええんかな と悩みながらも 注文ー… いや〜…超おもしろいやん!サイコウやがな〜…ちゃんと下巻もかっていがったす <(_ _)>あざーす | ||||
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本の裏のあらすじの言葉は、ほぼ百パーセント信じていいと思います。 登場人物の一人ひとりがしっかりと描かれていて、 感情移入をしやすい。 主人公のおりんがいかにも子供らしいことをするたびに、思わず笑みをこぼしてしまいました。 それにおりんに味方するお化けたちの個性も生き生きとしている。 ミステリ性においても抜群です。 やはり宮部みゆきの物語らしく、一見どうでもいいな…と思ったことが、 実は伏線だったりして、読んでいる間は結構驚かされました。 それに物語の締め方もいい。 ネタバレ防止のため具体的には書きませんが、 感傷に浸りつつも、どこか穏やかになれる、そんな読後感を得られました。 また、解説にもあるのですが、 この作品では、『人間性』がとても良く描かれていたように思われます。 ちょっとしたきっかけで、大きな悪事を犯してしまう人間の滑稽さ。 例えば、不倫だったり、自分の子を殺したり、挙句の果てには大虐殺。 物語の中だけでなく、現代に通じるところがたくさんあるのではないでしょうか。 それでも、きちんとした優しさがあり、罪を償う気持ちも、人間は兼ね備えている。 明日を穏やかに生きようとし、命を大切にしようとする。 そんな、大切な『人間性』を、この本は思い出させてくれたと思います。 さすがは宮部みゆきです。期待を裏切りません。 もっとも信頼できる作家の一人でしょう。 | ||||
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