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僕らはどこにも開かない
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僕らはどこにも開かないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 21~21 2/2ページ
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あとがきで作者さんは特別に「思春期のリアルな負の感情」「無関心な現代社会の実情」「社会に対する反抗」を描きたかったわけではない、と言っています。 「抑えるべきところを抑えなかった作品」とも言っています。 つまりそういった印象がある内容だということ。 どういう人物がいて、とか軽々しく言えない感じのする文庫です。 自分たちを縛る鎖。その音。そこから逃れたいという願望。 主人公は高校生。彼を取り巻く登場人物の心の暗さや、重たさや、破綻。壊れて崩れていく様。 人間の明るくない場所が重なって重なって、最後まで先が見えません。 挿絵がないので、余計に文章だけに引き込まれます。 どろっと黒い話。殺伐とした話。確かに問題作でした。 | ||||
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