涙香迷宮

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評判

涙香迷宮の評価:

2.46/5点 レビュー 46件。 C ランク

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平均点2.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全72件 21〜40 2/4ページ
No.52
(1pt)

帯が素晴らしい!

綾辻行人、恩田陸、京極夏彦絶賛!
空前絶後の謎解き!暗号ミステリの到達点!
このミス1位!!本格ミステリ大賞!文春ミステリ3位!
天才から天才への挑戦状!

…ジャロ?ジャロに連絡すればいいですか??

ちなみに付録の冊子には、「ぼくのかんがえたちょうかっこいいてんさいたんてい(あいきゅー208
!)」が「ぼくのかんがえたちょうぜつぎこうのあんごう(いっぱい!)」を解く、「ぼくのかんがえたちょうおもしろいほんかくみすてり」が収録されていました。

ミステリとか本格ミステリとか言える厚顔無恥さに☆1つです!
綾辻先生や京極先生がどのように絶賛されたのかが、読後に残る極上の謎です。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.51
(1pt)

帯が素晴らしい!

綾辻行人、恩田陸、京極夏彦絶賛!
空前絶後の謎解き!暗号ミステリの到達点!
このミス1位!!本格ミステリ大賞!文春ミステリ3位!
天才から天才への挑戦状!

…ジャロ?ジャロに連絡すればいいですか??

ちなみに付録の冊子には、「ぼくのかんがえたちょうかっこいいてんさいたんてい(あいきゅー208
!)」が「ぼくのかんがえたちょうぜつぎこうのあんごう(いっぱい!)」を解く、「ぼくのかんがえたちょうおもしろいほんかくみすてり」が収録されていました。

ミステリとか本格ミステリとか言える厚顔無恥さに☆1つです!
綾辻先生や京極先生がどのように絶賛されたのかが、読後に残る極上の謎です。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.50
(2pt)

読み続けるのが辛い。

皆様で、もう「暗号はすごいんだけど…」的なレビューは出揃っているので、それ意外でキツいと思った点を。

主人公の17歳の天才少年を、周りの大人がよいしょし続けるのが、たまらなく虫酸が走る。
「さすが天才!!」
「いやいやそれほどでも…」
「まったくご謙遜を!あなたと一緒の空間にご一緒出来て感動です!!」
このようなやりとりが全編に渡って延々と続きます。

昔いた会社の、社長の息子にへーこらする役員達を思い出しました。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.49
(2pt)

読み続けるのが辛い。

皆様で、もう「暗号はすごいんだけど…」的なレビューは出揃っているので、それ意外でキツいと思った点を。

主人公の17歳の天才少年を、周りの大人がよいしょし続けるのが、たまらなく虫酸が走る。
「さすが天才!!」
「いやいやそれほどでも…」
「まったくご謙遜を!あなたと一緒の空間にご一緒出来て感動です!!」
このようなやりとりが全編に渡って延々と続きます。

昔いた会社の、社長の息子にへーこらする役員達を思い出しました。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.48
(1pt)

人を殺さんでも

この蘊蓄は展開できるでしょう。もう少し命の大切さを考えてください。

くそみたいな しようせつや
糞みたいな 小説や

これがこのミスで高評価?
この国の読書力は、想像力は、羞恥心は、この程度の小説で喜ぶ恩田陸は、大丈夫か?
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.47
(1pt)

人を殺さんでも

この蘊蓄は展開できるでしょう。もう少し命の大切さを考えてください。

くそみたいな しようせつや
糞みたいな 小説や

これがこのミスで高評価?
この国の読書力は、想像力は、羞恥心は、この程度の小説で喜ぶ恩田陸は、大丈夫か?
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.46
(2pt)

純粋にミステリを楽しみたい人は止めておいた方が...

牧場智久本因坊が主人公のミステリ。
直前に智久くんの恋人、類子ちゃんが主の"せつないいきもの"を読んだばかりだったので、これは...

あちらはライトな推理ものだったのに対し、こちらは...
必要以上に黒岩涙香の功績がずらずらずらずら...いろは歌も盛り沢山で、何ページ使った?
ミステリに必要あるのかこれは...と言った内容盛り沢山。
途中から飛ばし読みを開始。

匣の中の失楽を読んだ時を思い出した...
ゲーム三部作、狂い咲く薔薇を君になどはまぁ良かったのだが。
純粋にミステリを楽しみたい人は止めておい方が良いかも知れません。

いろは歌、あれだけ作った労力には感嘆しますが、ミステリに対しては申し訳ないが徒労と言わざるを得ない。
文学作品、伝記を読みたいわけではない、ミステリのスリル、謎解きを楽しみたくて買ったのだから。
そして、確かに智久くん賛美が過ぎてシラケる。
匣の中の失楽を読み終えたときは、某かの達成感があったが、これはそれもない。
最後には謎を残して終了。 すっきりしない。

"この○○がすごい"シリーズはすごくないものが多いのか?
少し前にも別の作品でそんなレビューを書いた覚えがある。
あれは、このマンガがすごいだったか...
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.45
(2pt)

純粋にミステリを楽しみたい人は止めておいた方が...

牧場智久本因坊が主人公のミステリ。
直前に智久くんの恋人、類子ちゃんが主の"せつないいきもの"を読んだばかりだったので、これは...

あちらはライトな推理ものだったのに対し、こちらは...
必要以上に黒岩涙香の功績がずらずらずらずら...いろは歌も盛り沢山で、何ページ使った?
ミステリに必要あるのかこれは...と言った内容盛り沢山。
途中から飛ばし読みを開始。

匣の中の失楽を読んだ時を思い出した...
ゲーム三部作、狂い咲く薔薇を君になどはまぁ良かったのだが。
純粋にミステリを楽しみたい人は止めておい方が良いかも知れません。

いろは歌、あれだけ作った労力には感嘆しますが、ミステリに対しては申し訳ないが徒労と言わざるを得ない。
文学作品、伝記を読みたいわけではない、ミステリのスリル、謎解きを楽しみたくて買ったのだから。
そして、確かに智久くん賛美が過ぎてシラケる。
匣の中の失楽を読み終えたときは、某かの達成感があったが、これはそれもない。
最後には謎を残して終了。 すっきりしない。

"この○○がすごい"シリーズはすごくないものが多いのか?
少し前にも別の作品でそんなレビューを書いた覚えがある。
あれは、このマンガがすごいだったか...
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.44
(2pt)

力作だが、力をいれるベクトルを間違ってる。

匣の中の失楽といいウロボロス三部作といい、この人の小説は衒学趣味的なところが持ち味の一つなんだけど、
今作はそれが独りよがりで空回ってる印象を受けた。
自作のいろはかるたや複雑な暗号は確かに凄いけど、そんなものは誰も求めていないって分からないのだろうか。

主人公が一言喋るたびにやたら周囲に持ち上げる気味の悪いノリにもちょっとついていけない。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.43
(2pt)

力作だが、力をいれるベクトルを間違ってる。

匣の中の失楽といいウロボロス三部作といい、この人の小説は衒学趣味的なところが持ち味の一つなんだけど、
今作はそれが独りよがりで空回ってる印象を受けた。
自作のいろはかるたや複雑な暗号は確かに凄いけど、そんなものは誰も求めていないって分からないのだろうか。

主人公が一言喋るたびにやたら周囲に持ち上げる気味の悪いノリにもちょっとついていけない。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.42
(2pt)

力作なのは認めるが、力をいれるベクトルを間違ってる。

匣の中の失楽といいウロボロス三部作といい、この人の小説は衒学趣味的なところが持ち味の一つなんだけど、
今作はそれが独りよがりで空回ってる印象を受けた。
自作のいろはかるたや複雑な暗号は確かに凄いけど、そんなものは誰も求めていないって分からないのだろうか。

主人公が一言喋るたびにやたら周囲に持ち上げる気味の悪いノリにもちょっとついていけない。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.41
(2pt)

力作なのは認めるが、力をいれるベクトルを間違ってる。

匣の中の失楽といいウロボロス三部作といい、この人の小説は衒学趣味的なところが持ち味の一つなんだけど、
今作はそれが独りよがりで空回ってる印象を受けた。
自作のいろはかるたや複雑な暗号は確かに凄いけど、そんなものは誰も求めていないって分からないのだろうか。

主人公が一言喋るたびにやたら周囲に持ち上げる気味の悪いノリにもちょっとついていけない。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.40
(2pt)

労作だが傑作ではない

2015年度「このミス」のベストミステリーで、解説は恩田陸、書店でも平積みになっているので読んでみた。とにかく圧巻なのは、本書に出てくる暗号である。とくに、作者が暗号となるいろは歌をあれだけ作るには、どれだけの労力がかかったのか気が遠くなる。その意味で、本作は労作と言うに相応しい。

ただ、いろは歌や連珠の暗号、暗号、暗号に、食傷気味になったのは事実である。だから、いろは歌も10首もいかないうちに読み飛ばしたし、連珠が絡む暗号も読む気力がなくスルーした。暗号で埋め尽くされた「迷宮」の舞台設定はあまりに非現実的なので、作者がこの舞台づくりに並々ならぬ意気込みなのはよくわかったが、正直なところウンザリした。それに、中盤以降山の中にある「迷宮」は、荒天のために孤立した状況に置かれるわけだが、そうした設定にも、いかにも昔のミステリに出てきそうな古めかしさだとしか感じなかった。

本作の最大の問題点は、ミステリーの本筋であるべき殺人事件とその解明が、話の傍流にすらなっていないことである。一応なぞ解きはあるが、殺人事件の犯人の動機に現実味がまるでなく、トリックも貧弱そのもの。おまけに、読者が犯人を見つけるための十分な材料も提供されていない。要するに、天ぷらの大きな衣(迷宮)の中にあったのは貧相なエビ(殺人事件)だった、そんな感じがする。

人物描写も問題が多々ある。周囲の人間に深みはまるで感じられず、主人公の描写もほとんど完全無欠のスーパーマンである。作者自身が作った暗号を、これまた作者自身が作った主人公に解かせておきながら、その主人公をこれでもかと周囲の人間が称賛するのには、読んでいて辟易とした。

以上のことから、読んでいて感じるのはとにかく作者の自己満足である。もちろん、小説家として名を成す人は多かれ少なかれナルシストであるということは否定しないが、それがあまりに露骨になれば、ただ読者を閉口させるだけである。そうしたことから、ハッキリ言って本作は駄作であり、読んだのは時間のむだだったと思うので、作品の出来は☆1つである。ただ、作者が精魂込めた舞台づくりに敬意を表して、☆を1つ追加しておいた。それが、☆2つの理由である。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.39
(2pt)

労作だが傑作ではない

2015年度「このミス」のベストミステリーで、解説は恩田陸、書店でも平積みになっているので読んでみた。とにかく圧巻なのは、本書に出てくる暗号である。とくに、作者が暗号となるいろは歌をあれだけ作るには、どれだけの労力がかかったのか気が遠くなる。その意味で、本作は労作と言うに相応しい。

ただ、いろは歌や連珠の暗号、暗号、暗号に、食傷気味になったのは事実である。だから、いろは歌も10首もいかないうちに読み飛ばしたし、連珠が絡む暗号も読む気力がなくスルーした。暗号で埋め尽くされた「迷宮」の舞台設定はあまりに非現実的なので、作者がこの舞台づくりに並々ならぬ意気込みなのはよくわかったが、正直なところウンザリした。それに、中盤以降山の中にある「迷宮」は、荒天のために孤立した状況に置かれるわけだが、そうした設定にも、いかにも昔のミステリに出てきそうな古めかしさだとしか感じなかった。

本作の最大の問題点は、ミステリーの本筋であるべき殺人事件とその解明が、話の傍流にすらなっていないことである。一応なぞ解きはあるが、殺人事件の犯人の動機に現実味がまるでなく、トリックも貧弱そのもの。おまけに、読者が犯人を見つけるための十分な材料も提供されていない。要するに、天ぷらの大きな衣(迷宮)の中にあったのは貧相なエビ(殺人事件)だった、そんな感じがする。

人物描写も問題が多々ある。周囲の人間に深みはまるで感じられず、主人公の描写もほとんど完全無欠のスーパーマンである。作者自身が作った暗号を、これまた作者自身が作った主人公に解かせておきながら、その主人公をこれでもかと周囲の人間が称賛するのには、読んでいて辟易とした。

以上のことから、読んでいて感じるのはとにかく作者の自己満足である。もちろん、小説家として名を成す人は多かれ少なかれナルシストであるということは否定しないが、それがあまりに露骨になれば、ただ読者を閉口させるだけである。そうしたことから、ハッキリ言って本作は駄作であり、読んだのは時間のむだだったと思うので、作品の出来は☆1つである。ただ、作者が精魂込めた舞台づくりに敬意を表して、☆を1つ追加しておいた。それが、☆2つの理由である。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.38
(2pt)

感心しなかった

「このミス」では2015年のベストミステリーなんですよね、これ。期待して読みました。で、感想としては、「うーん、これが1位か」と。

 確かによく出来てます。でも、所詮はパズルとしての面白さ。一応、小説なんですからね、ミステリーとはいえ。

 囲碁にも連珠にもさして興味のない私は、パズル的な部分を逆にかなり飛ばし読みしました。そうすると、あとはスカスカ。

 最後に犯人が特定され、登場人物たちの前で自ら嬉々と告白するなんていうシーン。余りに古臭くて。探偵小説か!

 ただ、涙香さんの色んなことを知ることが出来たのは収穫。いわゆる万能人だったんですね、彼。その点だけで星ひとつ+です。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.37
(2pt)

感心しなかった

「このミス」では2015年のベストミステリーなんですよね、これ。期待して読みました。で、感想としては、「うーん、これが1位か」と。

 確かによく出来てます。でも、所詮はパズルとしての面白さ。一応、小説なんですからね、ミステリーとはいえ。

 囲碁にも連珠にもさして興味のない私は、パズル的な部分を逆にかなり飛ばし読みしました。そうすると、あとはスカスカ。

 最後に犯人が特定され、登場人物たちの前で自ら嬉々と告白するなんていうシーン。余りに古臭くて。探偵小説か!

 ただ、涙香さんの色んなことを知ることが出来たのは収穫。いわゆる万能人だったんですね、彼。その点だけで星ひとつ+です。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.36
(3pt)

涙香迷宮ならぬ竹本御殿!

竹本健治、久々にこの文庫版にて新作を読んだ。
思えば破格のデビュー作から40年。
「匣の中の失楽」はいまだ奇書?として
ミステリファンがよく読むことになるらしいが
本作は作者のシリーズものとしては一番長く続く智久君の最新作、
ということになる。

本題。
この作品はミステリとしては明らかに駄作です。
何せ、犯人の動機から行動から杜撰極まりない。
勘のよい読者なら登場したときに、すでに怪しい、
と分かってしまいます。

本書の読み方。
暗号、もしくは暗号文が好きな方におすすめ。
作中の談義であげられる乱歩の諸作、海外の名作、
そして特に本作タイトルにある黒岩涙香の「幽霊塔」
などなどこれから読むつもりか既読の方が対象です。
あるいは言葉遊びの好きな方。
いろは歌や鳥啼歌といわれると面白そう、と思うような。
そのあたりの興味や知識を誘う作品です。
竹本健治、よくここまで作ったなと感心するか
呆れるか、で楽しむところが分かれるでしょう。

涙香について。
本作は良くも悪くもメタミステリとしての要素があるので
涙香の幽霊塔は読んでおくと格段に面白くなります。
そこで涙香の訳した暗号文が日本のミステリ史上、
最初にして最高に心躍るものであったとしつつ
その上で迷い込んでいくのがひとつの読み方かと。
ただし、財宝とか衝撃の真相とかにはあまり縁がないので
好奇心を満たす類いのものと思いましょう。
幽霊塔の暗号の翻案の最たるものは
「光と影を結び、時告ぐる高き山羊の…」として知られてますよね?多分。

よろしくないところ。
智久君もはやラノベ主人公並みの扱い。
存分にIQ208のチート能力を発揮するのですが、
周りからさすが天才は!とおだてられても
それ作者が仕掛けたものを解説してるだけですから!

個人的には楽しい読書でしたが
作者の作品は初めてとか
暗号ものは初めてとか、面白いミステリ読みたいだけ
という方にはあまりおすすめではないかもしれません。
そもそもこのミス1位というのもミスディレクションですから。
最近のミステリに飽きた方、
探偵小説とか古いものが好きな方は楽しい読書になるのではないでしょうか。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.35
(3pt)

涙香迷宮ならぬ竹本御殿!

竹本健治、久々にこの文庫版にて新作を読んだ。
思えば破格のデビュー作から40年。
「匣の中の失楽」はいまだ奇書?として
ミステリファンがよく読むことになるらしいが
本作は作者のシリーズものとしては一番長く続く智久君の最新作、
ということになる。

本題。
この作品はミステリとしては明らかに駄作です。
何せ、犯人の動機から行動から杜撰極まりない。
勘のよい読者なら登場したときに、すでに怪しい、
と分かってしまいます。

本書の読み方。
暗号、もしくは暗号文が好きな方におすすめ。
作中の談義であげられる乱歩の諸作、海外の名作、
そして特に本作タイトルにある黒岩涙香の「幽霊塔」
などなどこれから読むつもりか既読の方が対象です。
あるいは言葉遊びの好きな方。
いろは歌や鳥啼歌といわれると面白そう、と思うような。
そのあたりの興味や知識を誘う作品です。
竹本健治、よくここまで作ったなと感心するか
呆れるか、で楽しむところが分かれるでしょう。

涙香について。
本作は良くも悪くもメタミステリとしての要素があるので
涙香の幽霊塔は読んでおくと格段に面白くなります。
そこで涙香の訳した暗号文が日本のミステリ史上、
最初にして最高に心躍るものであったとしつつ
その上で迷い込んでいくのがひとつの読み方かと。
ただし、財宝とか衝撃の真相とかにはあまり縁がないので
好奇心を満たす類いのものと思いましょう。
幽霊塔の暗号の翻案の最たるものは
「光と影を結び、時告ぐる高き山羊の…」として知られてますよね?多分。

よろしくないところ。
智久君もはやラノベ主人公並みの扱い。
存分にIQ208のチート能力を発揮するのですが、
周りからさすが天才は!とおだてられても
それ作者が仕掛けたものを解説してるだけですから!

個人的には楽しい読書でしたが
作者の作品は初めてとか
暗号ものは初めてとか、面白いミステリ読みたいだけ
という方にはあまりおすすめではないかもしれません。
そもそもこのミス1位というのもミスディレクションですから。
最近のミステリに飽きた方、
探偵小説とか古いものが好きな方は楽しい読書になるのではないでしょうか。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723
No.34
(1pt)

初めての挫折

買った本は必ず最後まで読むようにしていましたが、初めて挫折して途中から読みとばしました。しっかり読了していないのにレビューするのは心苦しいのですが、あまりにも読むのが辛すぎました。このミス1位ということで平積みされていたのを購入しましたが、正直がっかりです。
・主人公礼賛が過ぎる。不自然なほど知識があったり観察力がある主人公を周りが持ち上げてる
・会話の言葉遣いが不自然すぎる。特に若者の言葉は年配の作者が無理してる感じが強すぎる。
・一人のセリフが長すぎるのが多い。平気で10行以上のセリフを一気にしゃべってるところが多く出てきますが、普通そんなに一気にしゃべるか?と気になってしまう。
などなど、主に文体の面から全く好みに合わない作品で、ミステリ的な本題に行きつく前にギブアップでした。
このミス1位は必ずしも面白いわけじゃないということを教えてくれる本でした。
涙香迷宮 Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮より
4062199548
No.33
(1pt)

初めての挫折

買った本は必ず最後まで読むようにしていましたが、初めて挫折して途中から読みとばしました。しっかり読了していないのにレビューするのは心苦しいのですが、あまりにも読むのが辛すぎました。このミス1位ということで平積みされていたのを購入しましたが、正直がっかりです。
・主人公礼賛が過ぎる。不自然なほど知識があったり観察力がある主人公を周りが持ち上げてる
・会話の言葉遣いが不自然すぎる。特に若者の言葉は年配の作者が無理してる感じが強すぎる。
・一人のセリフが長すぎるのが多い。平気で10行以上のセリフを一気にしゃべってるところが多く出てきますが、普通そんなに一気にしゃべるか?と気になってしまう。
などなど、主に文体の面から全く好みに合わない作品で、ミステリ的な本題に行きつく前にギブアップでした。
このミス1位は必ずしも面白いわけじゃないということを教えてくれる本でした。
涙香迷宮 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 涙香迷宮 (講談社文庫)より
4062938723