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(短編集)
ちんぷんかん
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ちんぷんかんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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しゃばけシリーズ第6弾。 若だんなはじめ、いつもの面々が活躍する安心の内容。 若だんなが三途の川に足を運んだり、 兄松之助の縁談があったりと実にバラエティに富む。 何も考えずに読めるこういった本もたまには大事。 | ||||
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想像した通りとてもよかった。 また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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私的に真打とも言える若だんなの母親「おたえ」の話。 おや?意外と普通の娘さんだったんだねぇ。 もっとトンでもないお嬢さんかと思っていたよ。 まだまだ期待していますお母さま。 「はるがいくよ」は、久々に真剣にシンミリする話。 寛朝の様子がちょっと伏線で、仁吉が静かに話しかけた時、「来た!始まるよ」と思わずTVを消して、姿勢正してしまいました。 それでも。とことん淡白に時間の悲しさを伝えてくるところが、やっぱり「しゃばけ」だなぁと完敗。 シリーズも6作目になって、取って付けた様に和算合戦が始まったり、陰陽師が出てきたり、なんだか江戸文化紹介シリーズみたくなって来た。 そして文庫の解説もまた多様な視点で充実した内容が続いているような気がします。 今回の村上健司氏による解説は、妖怪入門。 おおスバらしい。屏風のぞきの出自がハッキリしているではないか! | ||||
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火事の煙を吸い込んだ若だんなの一太郎。気づいたのは三途の 川の河原!「死んでしまったのだろうか?」だが、一緒について きた鳴家まで死なせるわけにはいかない。はたして、現世に戻って こられるのか?「鬼と子鬼」を含む5編を収録。おなじみの 「しゃばけ」シリーズ第6弾。 おなじみの面々に出会うとほっとする。一太郎の体の弱さは 相変わらずで、今回は三途の川まで行ってしまった・・・。 「鬼と子鬼」の話の中に出てくる三途の川の河原で石を積み 上げる子供たちの姿には、ホロリとくるものがあった。また、 最後に収められている「はるがいくよ」は、生と死を切なく 描いていて、この作品の中で一番印象に残った。誰も、生と死を 司ることはできない。寿命の長さで、その人の幸や不幸を測れ ない。ただおのれの運命に従うのみ。そのことが痛いくらいに 伝わってくる。このことで、一太郎もぐっと成長したような気が する。面白いだけではなく、人の命や生と死についてもじっくりと 描かれていて、深みのある作品になっていると思う。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズ最新刊!第六作めになります。今回は短編形式で、とうとう三途の川まで行ってしまった若だんなは、袂に鳴家を入れてきてしまったことに気づき...若だんなは無事に鳴家を連れて帰れるのか?「鬼と小鬼」、妖退治で有名な広徳寺の寛朝の弟子、秋英の話「ちんぷんかん」、若だんなの両親にまつわる恋話「男ぶり」、長崎屋に式神が現れた?陰陽師退治になぜか若だんなの兄、松之助の縁談話もからんで...「今昔」、桜の花びらの精である妖と若だんなのふれあい「はるがいくよ」の5編です。 お話も六作目ということで、若だんなも若だんなの周囲の人々にも変化が訪れ始めます。若だんなの兄の松之助への縁談や、幼馴染である三春屋の栄吉、そして...。今回は、若だんなと周囲の人々の成長と別れがテーマなのでは。人と比べて長い長い時を生きる妖たちと違い、人は、若だんなも含め、いずれ死んでいく存在です。病になれきった病人である若だんなといえども、「死」はまた別物。今回一つの決断をする若だんなですが...なんだかしんみりしてしまう作品でした。 | ||||
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