びっくり館の殺人

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評判

びっくり館の殺人の評価:

3.15/5点 レビュー 68件。 D ランク

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平均点3.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全166件 101〜120 6/9ページ
No.66
(5pt)

館シリーズとしてみれば異色だが、好きな作品。

少年少女向けのミステリー作品だということで、あまり期待していませんでしたが、結構おもしろかったですね。けして、本格推理小説ではありませんが、一つの物語として楽しめました。それに加えて、七戸優さんの装画と挿絵が物語にぴったりですし、綺麗ですね。作品全体にただよう異様な世界が不気味です。古屋敷という「びっくり館」の老主人も怪しげな雰囲気で、亡くなった養女に見立てた人形で腹話術をする姿は、本当に恐いですね。「びっくり館の誕生会」に招かれ、あんな光景を見せられてしまったら、登場人物達と同じで言葉を失うと思います。そして、第三部で明かされた真実が衝撃的でした。まさかそんなことになっていたとは・・・恐ろしいです。子供向けミステリーとされているこの作品。確かに、漢字をあまり使わず、難しい文章で書かれてはいませんが、子供にとって、内容が衝撃的すぎるのではないかと思います。 
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.65
(5pt)

館シリーズとしてみれば異色だが、好きな作品。

少年少女向けのミステリー作品だということで、あまり期待していませんでしたが、結構おもしろかったですね。けして、本格推理小説ではありませんが、一つの物語として楽しめました。それに加えて、七戸優さんの装画と挿絵が物語にぴったりですし、綺麗ですね。作品全体にただよう異様な世界が不気味です。古屋敷という「びっくり館」の老主人も怪しげな雰囲気で、亡くなった養女に見立てた人形で腹話術をする姿は、本当に恐いですね。「びっくり館の誕生会」に招かれ、あんな光景を見せられてしまったら、登場人物達と同じで言葉を失うと思います。そして、第三部で明かされた真実が衝撃的でした。まさかそんなことになっていたとは・・・恐ろしいです。子供向けミステリーとされているこの作品。確かに、漢字をあまり使わず、難しい文章で書かれてはいませんが、子供にとって、内容が衝撃的すぎるのではないかと思います。 
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.64
(5pt)

館シリーズとしてみれば異色だが、好きな作品。

少年少女向けのミステリー作品だということで、あまり期待していませんでしたが、結構おもしろかったですね。けして、本格推理小説ではありませんが、一つの物語として楽しめました。それに加えて、七戸優さんの装画と挿絵が物語にぴったりですし、綺麗ですね。作品全体にただよう異様な世界が不気味です。古屋敷という「びっくり館」の老主人も怪しげな雰囲気で、亡くなった養女に見立てた人形で腹話術をする姿は、本当に恐いですね。「びっくり館の誕生会」に招かれ、あんな光景を見せられてしまったら、登場人物達と同じで言葉を失うと思います。そして、第三部で明かされた真実が衝撃的でした。まさかそんなことになっていたとは・・・恐ろしいです。子供向けミステリーとされているこの作品。確かに、漢字をあまり使わず、難しい文章で書かれてはいませんが、子供にとって、内容が衝撃的すぎるのではないかと思います。 
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.63
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。■〈感想〉  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、  見極めてみてください。    事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする  著者の意欲は買います。  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。    
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.62
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。■〈感想〉  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、  見極めてみてください。    事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする  著者の意欲は買います。  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。    
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.61
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。■〈感想〉  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、  見極めてみてください。    事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする  著者の意欲は買います。  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。    
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.60
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉
  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』
  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと
  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる
  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、
  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。
  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生
  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前
  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。
  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の
  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。
■〈感想〉
  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在
  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の
  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、
  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、
  見極めてみてください。
  
  事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、
  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする
  著者の意欲は買います。
  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。
  
  
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.59
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉
  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』
  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと
  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる
  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、
  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。
  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生
  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前
  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。
  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の
  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。
■〈感想〉
  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在
  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の
  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、
  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、
  見極めてみてください。
  
  事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、
  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする
  著者の意欲は買います。
  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。
  
  
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.58
(3pt)

《館》シリーズの第八作

■〈あらすじ〉
  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』
  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと
  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる
  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、
  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。
  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生
  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前
  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。
  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の
  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。
■〈感想〉
  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在
  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の
  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、
  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、
  見極めてみてください。
  
  事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、
  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする
  著者の意欲は買います。
  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。
  
  
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.57
(2pt)

いまいち

館シリーズは全部読んでいますが、この作品はおもしろくなかった。
他の作品とは別人が書いたような印象をうけました。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.56
(2pt)

いまいち

館シリーズは全部読んでいますが、この作品はおもしろくなかった。
他の作品とは別人が書いたような印象をうけました。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.55
(2pt)

いまいち

館シリーズは全部読んでいますが、この作品はおもしろくなかった。
他の作品とは別人が書いたような印象をうけました。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.54
(3pt)

館シリーズ「番外編」

著者があとがきで正統派の館シリーズであると語ってはいるが、ミステリーランド用の書き下ろし作品である本作はいわば番外編とみるのが妥当だろう。綾辻ファンの中では評価が頗る低いのが残念だが、あくまでも「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」というミステリーランドのコンセプトを踏まえた上で読むのが好ましいと思う。 鹿谷門実や中村青司といったおなじみの名前も登場するのだが、あくまでも謎解きをするのは語り部である三知也であり、びっくり館も、とりあえず「館」だから申し訳程度に、といった案配だ。龍平のサイケデリックな性癖、充満したノスタルジーと、綾辻作品特有の情緒はしかし、健在である。「人形館」の狂気と「黒猫館」の騙しを融合させたようなオチは大いに楽しめた。 だが、敢えて「館」にしなければならない必然性が今一つ感じられなかった。別物として書かれていれば魅力が倍増していたこと請け合いだと思うのだが。また、館シリーズファンとしては、公園のシーンだけという鹿谷の見せ場はいかにも物寂しい。敢えて「館」にするのなら、端役でもいいからもっとコミットさせてもらいたかった。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.53
(4pt)

衛星のような作品

この作品は「館シリーズ」としてとらえてしまうと?ということになります。しかし、だからといって内容がおそまつだとか子供向けに書かれたものでは決してありません。氏は短編作品も出していますが、そちらに近いものがあるかもしれません。子供向け?という点ではかつて赤川次郎氏が集英社の「コバルト文庫」に「吸血鬼」シリーズを出してそれなりに成功したように綾辻氏もそれを意識したものでもないでしょうが、新しいジャンルを試したと受け取れなくもありません。この作品の特徴はストーリーの奇抜さや斬新さ、トリックの種明かしよりは登場人物の描写に主眼を置いた点にあると思います。一人一人の登場人物が生き生きと描かれており、読み進むにつれてファンというか応援したくなる人物が出てきます。ストーリーは淡々と進み、途中での「意外感」はありません。ところが、それまで1本の線できたものが最後になってまるで打ち上げ花火が開くごとく複線的な結果を生み出します。ストーリーの種明かしという「読みどころ」は氏も紹介されているように「びっくり館縁起」の項目ですが、事件が収束した10年後の「びっくり館再訪」が本当の意味での真実であり、ストーリー的にも「結末」というにはあまりにも「余韻」を含んだ印象的なエンディングです。これはよくホラー映画なんかで見せる手法ですね。映画なら続編を予感させるラストです。さしづめ「びっくり館の殺人ー青春編」ってところでしょうか。ストーリー構成、展開とも申し分なく、謎解きに主眼を置いた本格的「館」ファンには変化球と写るかもしれませんが、これはこれで立派な「綾辻ワールド」だと思います。あたかも惑星を守る「衛星」のように・・。マイナス1点の理由も特にないのですが、肩透かしを食らったという本格的「館」ファンの心情に同情して評価4とします。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.52
(4pt)

衛星のような作品

この作品は「館シリーズ」としてとらえてしまうと?ということになります。しかし、だからといって内容がおそまつだとか子供向けに書かれたものでは決してありません。氏は短編作品も出していますが、そちらに近いものがあるかもしれません。子供向け?という点ではかつて赤川次郎氏が集英社の「コバルト文庫」に「吸血鬼」シリーズを出してそれなりに成功したように綾辻氏もそれを意識したものでもないでしょうが、新しいジャンルを試したと受け取れなくもありません。この作品の特徴はストーリーの奇抜さや斬新さ、トリックの種明かしよりは登場人物の描写に主眼を置いた点にあると思います。一人一人の登場人物が生き生きと描かれており、読み進むにつれてファンというか応援したくなる人物が出てきます。ストーリーは淡々と進み、途中での「意外感」はありません。ところが、それまで1本の線できたものが最後になってまるで打ち上げ花火が開くごとく複線的な結果を生み出します。ストーリーの種明かしという「読みどころ」は氏も紹介されているように「びっくり館縁起」の項目ですが、事件が収束した10年後の「びっくり館再訪」が本当の意味での真実であり、ストーリー的にも「結末」というにはあまりにも「余韻」を含んだ印象的なエンディングです。これはよくホラー映画なんかで見せる手法ですね。映画なら続編を予感させるラストです。さしづめ「びっくり館の殺人ー青春編」ってところでしょうか。ストーリー構成、展開とも申し分なく、謎解きに主眼を置いた本格的「館」ファンには変化球と写るかもしれませんが、これはこれで立派な「綾辻ワールド」だと思います。あたかも惑星を守る「衛星」のように・・。マイナス1点の理由も特にないのですが、肩透かしを食らったという本格的「館」ファンの心情に同情して評価4とします。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (ミステリーランド)より
4062705796
No.51
(4pt)

衛星のような作品

この作品は「館シリーズ」としてとらえてしまうと?ということになります。しかし、だからといって内容がおそまつだとか子供向けに書かれたものでは決してありません。氏は短編作品も出していますが、そちらに近いものがあるかもしれません。子供向け?という点ではかつて赤川次郎氏が集英社の「コバルト文庫」に「吸血鬼」シリーズを出してそれなりに成功したように綾辻氏もそれを意識したものでもないでしょうが、新しいジャンルを試したと受け取れなくもありません。この作品の特徴はストーリーの奇抜さや斬新さ、トリックの種明かしよりは登場人物の描写に主眼を置いた点にあると思います。一人一人の登場人物が生き生きと描かれており、読み進むにつれてファンというか応援したくなる人物が出てきます。ストーリーは淡々と進み、途中での「意外感」はありません。ところが、それまで1本の線できたものが最後になってまるで打ち上げ花火が開くごとく複線的な結果を生み出します。ストーリーの種明かしという「読みどころ」は氏も紹介されているように「びっくり館縁起」の項目ですが、事件が収束した10年後の「びっくり館再訪」が本当の意味での真実であり、ストーリー的にも「結末」というにはあまりにも「余韻」を含んだ印象的なエンディングです。これはよくホラー映画なんかで見せる手法ですね。映画なら続編を予感させるラストです。さしづめ「びっくり館の殺人ー青春編」ってところでしょうか。ストーリー構成、展開とも申し分なく、謎解きに主眼を置いた本格的「館」ファンには変化球と写るかもしれませんが、これはこれで立派な「綾辻ワールド」だと思います。あたかも惑星を守る「衛星」のように・・。マイナス1点の理由も特にないのですが、肩透かしを食らったという本格的「館」ファンの心情に同情して評価4とします。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.50
(5pt)

がっかりした人はもう一回読むといいよ!

mixiの綾辻コミュニティに詳しく書いたんですが、この物語には語られなかった真相が背後にでんと控えてる。でも、作者は最後までそれについてはひとことも触れない。
だって、語り手はひとりだから。彼が知らなかったことは、起こらなかったことと同じ。
だから、ミステリファンが眉をしかめたとってつけたような幻想シーンが最後にあるんですね。
そこで、おや、と思った人は、表面的に明らかにされた「真相」に疑問をもってもう一回読み返すかもしれない。
けっ、と思った人はもう二度とこの本を開かないかもしれない。
どっちの態度が正しいってわけじゃないけど、作者は少なくとも二度は楽しめる物語としてこれを書いたんじゃないだろうか。
『虚無への供物』へのオマージュとして書かれたというのは、ガジェットをちょちょいと拝借しましたよってだけじゃなくて、『虚無』がもつ構造的な部分(殺人はあったのか、なかったのか?正統派ミステリとしてなんの破綻もない『虚無』がなぜアンチ・ミステリと称されるのか?)にチャレンジしたって意味じゃないのかな。
傑作じゃないかもしれない。でも、こんな意地悪なメルヘンはそうそうない。
『びっくり館』にはセクシャルな暗喩やサタニズム的な符合が、目立たないように、そこかしこに散らばっている。
そう、ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』みたいに。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.49
(5pt)

がっかりした人はもう一回読むといいよ!

mixiの綾辻コミュニティに詳しく書いたんですが、この物語には語られなかった真相が背後にでんと控えてる。でも、作者は最後までそれについてはひとことも触れない。
だって、語り手はひとりだから。彼が知らなかったことは、起こらなかったことと同じ。
だから、ミステリファンが眉をしかめたとってつけたような幻想シーンが最後にあるんですね。
そこで、おや、と思った人は、表面的に明らかにされた「真相」に疑問をもってもう一回読み返すかもしれない。
けっ、と思った人はもう二度とこの本を開かないかもしれない。
どっちの態度が正しいってわけじゃないけど、作者は少なくとも二度は楽しめる物語としてこれを書いたんじゃないだろうか。
『虚無への供物』へのオマージュとして書かれたというのは、ガジェットをちょちょいと拝借しましたよってだけじゃなくて、『虚無』がもつ構造的な部分(殺人はあったのか、なかったのか?正統派ミステリとしてなんの破綻もない『虚無』がなぜアンチ・ミステリと称されるのか?)にチャレンジしたって意味じゃないのかな。
傑作じゃないかもしれない。でも、こんな意地悪なメルヘンはそうそうない。
『びっくり館』にはセクシャルな暗喩やサタニズム的な符合が、目立たないように、そこかしこに散らばっている。
そう、ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』みたいに。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239
No.48
(2pt)

また中途半端な・・・

ミステリとホラーの融合を目指すのは別に構わないんですけど、
ミステリならもう少し遊び要素と言うか、選択肢が欲しいですね。
予想通りの展開に正直、がっかり。
ミステリというジャンルは自分で自分の首を絞めるようなジャンルなので
仕方ないですが。
好きな人は好きかも知れないし、今まで綾辻作品を読み倒していなければ
楽しめるかも。
いっそ、『十角館の殺人』位、ぶっ飛んでいれば、そういう話として楽しめますが、
これは登場人物が中途半端に普通なので、設定の不自然さが際立って辛いかも。
びっくり館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社文庫)より
4062767171
No.47
(2pt)

また中途半端な・・・

ミステリとホラーの融合を目指すのは別に構わないんですけど、
ミステリならもう少し遊び要素と言うか、選択肢が欲しいですね。
予想通りの展開に正直、がっかり。
ミステリというジャンルは自分で自分の首を絞めるようなジャンルなので
仕方ないですが。
好きな人は好きかも知れないし、今まで綾辻作品を読み倒していなければ
楽しめるかも。
いっそ、『十角館の殺人』位、ぶっ飛んでいれば、そういう話として楽しめますが、
これは登場人物が中途半端に普通なので、設定の不自然さが際立って辛いかも。
びっくり館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826239