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バビロンの秘文字
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【この小説が収録されている参考書籍】
バビロンの秘文字の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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前巻で、ある連中から追われ、車ごと海の中に沈んだ里香。それと同時に、問題のタブレット(粘土板)も行方不明に……。 追っていた連中はラガーン人だったことが分かる。 鷹見は里香の無事を信じ、里香とタブレットの行方を追う。日本大使館の職員からシュメル文明の専門家である日本人のことを聞き、電話で話を聞く。 ラガーン人は、シュメル人の末裔だと主張している。国際金融界で活躍し、かなりの影響力を持っているようだ。また、洪水によって故郷が流されたため、それを再建しなければならないという伝説があるらしい。 この巻では、CIAも絡んでくる。国際色の濃い小説である。鷹見はCIAに接触され、一時的に協力することになる。 その後、里香が勤めていた国際言語研究所の所長、ラーションがタブレットやその保管場所をラガーン人に教えたと告白したのだ。そのために、前巻のような爆破事件が起きたのである。 ラガーンのことについてもだんだん分かってくる。シュメル人の末裔なら、4500年の歴史があること。正しいラガーン文字が現在は存在しないこと。例のタブレットが「バビロン文書」と呼ばれていることも分かる。そして、その文書にはバビロンの全てが記されているという伝承があることも。 このⅡ巻ではさらに話が大きく、複雑になってくる。このストーリーをどう収束させるのかと期待させながら、話は佳境に入っていく……。Ⅲ巻へと続く。 | ||||
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ダン・ブラウンが好きで、ついに日本の作家からもこういう作品が出たか!と喜んで購入するも、読み進むに連れて買ったことを後悔する羽目に。 御都合主義に、ありえない!とツッコミどころ満載のエピソード満載。 見ず知らずの外国人に個人情報を漏らしまくる近隣住民や警察官。イマドキ日本でもありえんわ。(田舎以外では) カーチェイスで周りに死人が出ないのもびっくり。あれだけの交通違反&危険行為で捕まらないとか。 ミステリーとしては文字の読み解きの楽しみもなく、女への未練たらたらなのが見苦しい。いつ死んでもおかしくない仕事してる人とは思えないメンタル。 ストーリーとしても中途半端でモヤモヤ… 各国の食べ歩き記としては面白かったかな。 スウェーデンのデニッシュも美味しいよ(笑) ダン・ブラウンのラングドンシリーズとは天と地ほどの違いがありました…というか、読んでて恥ずかしくなるレベル。 | ||||
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主人公は鷹見正輝。カメラマンである。スウェーデンのストックホルムに住んでいる恋人の里香に会う。彼女は、シュメル語を研究している古代言語学者だ。その夜は里香の家に泊まり、翌日に彼女が勤めている国際言語研究所に向かう。その建物の近くまで来た時、建物の正面が吹き飛んだ。爆発したのである。どうやら、テロのようだ。里香は無事だろうか?近づくと、里香の姿が見えたが、彼女はそこから自転車で「逃げ出す」ように見えた。呼んでも振り向かない。いったい、どうなっているのだろうか? 警察はイスラム過激派かもしれないと考えているようだ。しかし、鷹見は研究所のラーション所長から興味深い話を聞く。アイラ・リンというシュメル語の研究員がいて、彼女はシュメル人の末裔だと自称しているというのだ。彼女はイラクの少数民族のラガーン人だ。 鷹見は、里香が爆発に紛れて大事な物を持ち出したのではないかと疑う。 そして、新たな事実が明らかになる。この研究所が脅迫されていたのだ。大昔のタブレット(粘土板)を渡すように脅されていたという。そのタブレットの保管担当者が里香だったのだ。つまり、里香は脅されて仕方なくタブレットを持ち出したことになる。タブレットには、未解読の楔型文字が書かれていた。 事件にはアメリカも関わってくる。 設定は、ちょっとありがちな感じがしないでもないが、主人公やタブレットを手に入れようとする者たち、そして警察の思惑が交錯し、なかなか面白い。文体も平易で読みやすい。Ⅱ巻が楽しみである。 | ||||
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本の題名とストーリーのあらすじに興味を惹かれ購入しました。 実際に設定は面白く、各登場人物も個性的でキャラが立ってました。ラガーンについてや、楔形文字の解読等について、そもそも主人公も知識もあまりない設定である事から、読者との目線も合っており、難しく感じることなく読めたのは良かったです。 一方、この壮大なスケールの内容を収めきる為に、各場面の物語が浅くなってしまっていたように感じます。 そのせいかクライマックスになっても、そこに至るまでの深いタメや世界観への入り込みが足りなく、思ったより盛り上がれませんでした。 但し設定も面白く、国を跨いだスケールや恋愛、ミステリー、アクション等、全て楽しめる作品であり、映像化すると面白いかもしれません。 | ||||
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結論として、この本は過去最高に中身がうすっぺらい本だった。ここで酷評することだけをモチベーションに下巻まで読破した。 総括として、バビロンの話自体は良しとして、筆者の専門知識や情報量は足りなさすぎる。また、すべての登場人物のセリフや行動にいちいち疑問が生じる。そんなのはありえないのだ。世の中そんなに甘くない。 CIA、FBI、ロシア政府、日本の公安の全員がちっぽけなスケールで描かれている。そして主人公がうざい。一人称は俺。クソが口癖。下巻にでてくる天才数学少女も普通に優秀な学生というだけ。この子じゃなくても良かっただろう。そもそもこの小説は無駄口が多い。誰もが無駄なことをよくしゃべる。静かにやるべきことだけをやればよいのに。 そして、全員の行動が安易すぎる。まるで高校生が学園祭でつくったドラマ。 この筆者には大いに反省して欲しい。 できればこれを期に一度引退し、数年は見聞を広めてからまた復活するなど、考え直して欲しい。 | ||||
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とりあえず上巻を読み終わりました。普段、レビューなど書かないのですがあえて書きます。 まずストーリー自体は面白いと思います。が、冗長な食事や町の描写であったり、主人公の会話力や洞察力というのが あまりにも主観的過ぎて共感できない部分が多く、物語に集中できません。 例)俺は猟犬なのでしつこい→いや、それぐらい誰でもやるでしょ クロワッサンのくずから推測は洞察力が鋭い→推測したのはわかるけど、「鋭い」のか 濃いコーヒーが苦手だからアメリカ人→それはわかるけどアメリカンコーヒーが薄いコーヒであるこぐらい 誰でも知ってるよ 銃で撃たれそうになった場面で家族にタバコください→理解できない 以上のように数えればキリがないぐらい、え?そうかな?と心の突っ込みが絶えません。 有名な作家がこの程度の文章なのかとがっかりしました。 下巻を読むか迷っております。 | ||||
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何時もの堂場さんの小説とは違っていますが、この手のものは好きなので興味深く読みました。古い時代のバビロン文書 という謎めいた題材が面白くわくわくしながら読みました。下巻が楽しみです。 | ||||
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この本を読んで楔形文字が読めたらいいなあと思ったくらいです。楔形文字の後は多分フェニキアのアルファベットが出てきて読み書きが楽になったと聞いたことがありますが、古代の文字を解読する難しさは良く分かる気がします。下巻も楽しく読みましたが最後が少しあっけなかった感じです。でもスケールの大きな物語で楽しく読みました。 | ||||
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直感で面白そうと感じて購入。 文章は上手なので長い割には意外とスムーズに読み進められるが、いつ面白くなるかなーと思いながら読んでいるうちに特に盛り上がりもなく終わってしまった感じ。 登場人物や組織が多い割に特に駆け引きや裏切り、推理戦などもなく、タブレットを巡って全員が一つのボールを追いかけ回しているサッカー状態。 キャラクターの個性も弱く、誰にも感情移入できないし、生意気な天才少女が登場するあたりはやっと面白くなるかと期待したが、ハードルを上げたほど癖も強くなく普通の良い子だった。 主人公を突き動かしているものはヒロインへの愛情なのだろうが、2人が愛し合っていた様子も特に感じられず、それでここまで頑張るか?という疑問が解消させれることはなかった。ラガーン側のレオ、バリ、アイラ・リンの三角関係も同様。 下手に恋愛を絡めず、カメラマンとしての好奇心や正義感だけで突き進んでいく方がよっぽど物語の筋がはっきりしたのでは。 様々な都市が舞台となり、細かい風景描写で実際に世界旅行を疑似体験している気分になれるのと、日本人に馴染みの浅いメソポタミア文明の基礎知識が習得できる点は良かった。 映画さながらのアクションシーンやカーチェイスはやはり文章だと迫力に欠ける(というか派手さで誤魔化そうとしているように感じる)ので、いっそ映像化してしまった方がそれはそれで楽しめるのかも。 にしても突然のドローン登場など、最新機器の無駄遣い感は否めない。 | ||||
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ダン ブラウン、ジェームスロリンズあたりの歴史が絡むミステリーが好きで新しい作家を探していたが、暗号解きや心理戦の深みがイマイチ感じられず、、、コスパを鑑みると星二つかな | ||||
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私は普段レビューは書かないのですが、これはひどすぎるので書きます。 全く進まないストーリー、回りくどい文章、そもそも一人称が「俺」で書かれている時点で抵抗がありました。 無駄にボリュームだけある、時間とお金の無駄遣いです。 久々に読んで後悔しました。 駅のごみ箱に捨てました。 著者の最高傑作!と宣伝してますが、やばいです。 | ||||
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表紙のインパクトでつい手に取り買ってしまいました。謎解き、アドベンチャー要素が、例のラン○ドン教授が主人公のシリーズ並の深くて分かりやすく、文字に関わる歴史的説明、描写がどれほどか、これから期待しつつ。読み始めたばかりですが、展開は面白いと思います。かなりボリュームがあるので、中だるみがないことを願ってます。作者は刑事ものを書く人とばかり思ってましたけど、こういうのも書くんだということを知れただけどもよかったです。 | ||||
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久しぶりに重厚な冒険小説を読みたい、という欲求をみごとに叶えてくれた。 北欧ミステリーを好むという堂場瞬一らしい作品。 確かにラストは賛否が出ると思う。 詳細な述べられないが、これだけの大きな事態に関わった2人のその後を考えれば、そう上手くはいかないという点で納得の結末だったと思う。 | ||||
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イラクから発掘された謎の文書(楔形文字の粘土板)を巡り、北欧、アメリカ、ドイツ、そして日本を舞台に繰り広げられる一大エンターテインメント小説。 ぐいぐい引き込む展開は流石の一言。まさに一気読み必至かと思います。 複数いる主人公格の人物もみな、なかなかに個性的で魅力的です(ただ、ヒロインに関してだけは最後まで、キャラがよく理解できませんでしたが……)。 個人的には「古代文字」への興味から読み始めたのですが、その辺りは正直、そこそこといった感じ。 『ダ・ヴィンチ・コード』並みのなぞ解きを期待すると、少々肩透かしかもしれません。 古代シュメール語の面白さなどはもっと掘り下げてもらっても面白かったように思いますが、一方、古代文字解読と現代の暗号解読との関係性などは「なるほどなぁ」という感じでした。 それでも、日本発の、世界を舞台にしたスケールの大きな作品という意味で、とても貴重かと思います。 | ||||
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本屋でこの作品を見つけすぐに購入した。今までの刑事ものと違い文明発祥地という自分自身が知らないものが題材になっているところが面白かった。引き続き追跡編を読書中。 | ||||
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歴史の謎をベースにした国際謀略に、知識の浅い主人公が巻き込まれていくという典型的な物語。 こういう作品は、主人公が全部理解することはないが、どこかで背骨となる歴史事象とその周辺の歴史や文化を深く解説する箇所があのが普通だが、正味は主人公の得た知識と物語で掘り下げた深さが同じ。 キーとなる2枚の粘土板の出所も不明で、それが関連しているというご都合的な展開。 いろんなことが浅すぎて陳腐、堂場さんもたまにはこういうのやってみたかったのだろう。 | ||||
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結局、主人公のパーソナルな結末で物語が終了し、根源的な問題は主人公の手を離れる。 途中で登場した天才少女も、他の作品のキャラがゲスト的に登場したような描かれ方。 そもそも伝承だけにしがみつく民族なんてありえない、金満民族なんだから投資して独自の研究機関を起ち上げ、積極的な調査活動も実施するはず。「知識と平和を」が聞いてあきれる。 | ||||
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ストーリーもスケールも凄く良かったです。がラストがあっけなかったかなと思いました | ||||
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読みやすくてストーリーも凝っていて面白いです。カバーデザインめインパクト大だなと思いました | ||||
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研究所の爆発で恋人が消え、それを主人公がただただ追いかけるというお話。映画(『逃亡者』みたいに)なら動きがあっていいけど、活字では単調なだけ。 確かに舞台は世界だけれど、別にストックホルムじゃなくても、山梨でも熊本でも構わないんじゃないの? これをもって、「スケールの大きな」ドラマというのは??? そんな単純なストーリーに、330頁! それが一番驚くわ。こんなのが、文芸春秋社130周年記念作というのもなあ。 さて第2巻、どうしようかな・・・。 | ||||
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