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そして、星の輝く夜がくる
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そして、星の輝く夜がくるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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注意!ネタバレあります。 震災10年目の節目。 なんとなくこの本を手に取ってみました。 良いところとして、被災地の状況やリアルさはよく伝わります。 しかし、残念なことに、主人公の小野寺先生の言動がいちいち漫画チックな性格の方でどうにも…。フィクションとはいえ、被災地のリアルさとマッチングしていると思えませんでした。悪い方ではないんですが、共感できないポイントが多すぎて先を読むのに時間がかかりました。 小野寺先生タイプは現実では、味方も敵も同数程度作る性格の方だと思いますが、この物語では教頭以外、被災地の方にも他の教員にも子供たちにもみんなに大人気なんですよね。この辺りが物語のリアルさとズレていて、とても漫画的で、心に沁みませんでした。 漫画を描きたいのかリアル志向にしたいのか、なんだかチグハグだと感じました。 また、いちいち内容が訓話的かつ作者のメッセージ性が強すぎて…、この辺りも自然な感じで受け入れることができませんでした。 それから、教え子の女子小学生さつきとのやりとりも、なんだかありえないし、どことなく気持ち悪さを感じてしまいました。作者の願望でしょうか。この辺りも漫画的でイマイチでした。完璧でない小野寺先生を描くのに、このエピソードは適切なのでしょうか?他にもっとありそうではないかと感じました。 というわけで、色々惜しい印象を持ちました。 全3部作ということで、2021.2.に完結編が出たそうですが、2巻目に手を伸ばすことはしばらくなさそうです。シリーズものは内容が好みでなくても最後まで付き合いたい方ですが、垣根氏の君達に明日はない同様、続きを読む気もちが今のところは沸き起こりそうにない作品でした。 | ||||
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なにか精神訓話のような話の続きで、小説としては、自分は、いまいちだった。 | ||||
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好き嫌いはあると思いますが、真山さんの本をすべて読んだ1ファンとしては、面白さはなかった。 でも大事な直近の社会問題として、現実味のある内容です。 | ||||
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著者の初めてのビジネスではない分野の小説です。 東日本大震災後の小学校を舞台に、阪神大震災の被災者である教師が応援として配属されてからの出来事を通じて、現在の被災地に必要なことは何かを問う小説です。 小説としては連続した短編がつながっているので読みやすく、現在に被災地に対する問題提起もあり、考えさせられることも多いのですが、ハゲタカに代表される著者の作品のような、ハラハラ感や高揚感を感じさせる部分がなく、著者過去の作品の延長線上で本書を読むと肩すかしを食わされたような感じがします。 言ってしまえば、この手の小説を書く方はほかにたくさんいらっしゃるので、真山氏ファンで一読者である私の感想は、この分野の小説を書く時間があれば、ぜひハゲタカのような小説をもっと世に出してというのが本音です。 | ||||
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