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プラージュ
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プラージュの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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読書録「プラージュ」3 著者 誉田哲也 出版 幻冬舎文庫 p104より引用 “ 人は誰しも自己顕示欲というもの を持っている。それは警察官とて例外 ではない。相手の持っていない情報を 与え、感謝されたい。凄い仕事をして いるんですねと感心されたい。ほんの 少額の現金が同じ役割を果たす場合も ある。そもそも人間にとって秘密と は、明かすためにあるものだ。” 目次より抜粋引用 “貴生の事情 記者の眼差 紫織の気持 通彦の傷痕 潤子の休息” シェアハウスを舞台とした、訳アリ の住人たちが織りなす群像劇。 同社刊行作文庫版。 火事でアパートから焼け出されてし まった吉村貴生、新しい住居を探そう とするが、貴生にはとある問題が…。 上記の引用は、とあるジャーナリス トが警察官から情報を得ている場面で の一節。 自己顕示欲についてはまあわかるので すが、秘密は明かすためにあるという のは、情報を扱うことを仕事にしてい る人にとっての、都合の良い理屈に聞 こえます。 ほんの少しの失敗で、その後の人生 が大きく変わってしまう。そんなこと を考える様になるであろう作品です。 シェアハウスに集まる人たちが、皆何 がしかの理由のある人ばかりで、あま り面白おかしいような話の展開にはな りません。 読んだ後に、「ああ面白かった」とか 「楽しかった」と言った気持ちで過ご したい人には、向いていない作品では ないでしょうか。 映像化もされているようなので、 活字が苦手な方はそちらで楽しむこと が出来るでしょう。 人と人との関係が描かれ、後からゆっ くりと噛みしめるような作品が好きな 方なら、もっと評価は高いのではない でしょうか。私にはあまり合いません でした。 ーーーーー | ||||
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死刑・無期懲役の代わりに両腕を切断せよって、そりゃ再犯はありえんでしょう。でも税金で介護をつけてやらんと便所も行けんよ。しかし、すげー考え方だなぁ。 | ||||
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大人で訳ありの人達の集まるシェアハウス。ネタバレしたらダメだから詳細は記載しませんが、確かにラストに向けてゆっくりと助走し疾走するスピード感は見事!ただ、ラストは真実を知らされ大どんでん返しで驚きます!ただ、このストーリーは読み手の感覚で幸福なストーリーにも感じれるだろうし、行き場のない切ないストーリーにも取れる作品ですね。ただ、私が評価が難しいと感じたのは、明らかにリアリティのない世界観。大人のシェアハウス⁈ここに集う人々は前科ありなど訳ありすぎだけど、悪人が出てこない。こんな世界観に慣れる事が出来なかった。ただ読み物としては、非常に面白い! | ||||
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誰も彼もが皆人にいいづらい過去を抱えてているのだが、最後に彰さんの死によってどうな変化があったのかが今一わかりづらい。特に美羽は、自分の身代わりに彰が死んだだけで、人の心を取り戻したように見えるのは、ちょっと安易に感じてしまった。 ほぼハッピーエンドに終わったわりには読後感がスッキリしない。 | ||||
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謎解きと絡ませなくてもよかったような気がします。 私には取ってつけたような解決に見え、感動はありませんでした。 | ||||
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ドラマを見て面白く原作を読みました。 ドラマとはちょいちょい違ってて、ごめんなさい私はドラマ版が好きです。 | ||||
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こういう軽いのはどなたかも書いてましたが東野圭吾の方が上手い気がする。誉田哲也だとどこかを強引に押し切って、そこに掛かった無理を補修する為に無理が重なるって事になると読んでてどうかなぁと思ったり(ジウ3とかルージュとか)。 今回の場合、最後の落ちへの基本プロットはよく練られたモノなんですが、このプロットに導く事件の経緯がお粗末というか、作者も書いていてやばいなぁと思ったんじゃないかなと。Bが殺されてAが被疑者となり、12年の刑になるも再審で冤罪とされて釈放されるんですが、Bの人となりを警察が調べ上げればAより怪しいのがBのバックにはうようよ居るわけで、今の検察が物証もなく自供もしてないAをC子の証言だけで有罪にするか?とか、C子がこれまた最後までほぼ描写されずじまいで作者が作品上、重要な事件の全貌を読者につまびらかにしてないという、かなり無茶な話で、要はあくまで主人公達の再生の物語として読まないと、ミステリーとしては粗が目立ちます。 舞台設定はなかなか面白いんですが、叙述トリック的な手法を使った割りにはどんどん話が割れて来ちゃうんで効果はどうかなと。キャラクターはそこそこ立っていて女性は魅力的なんですが男性は十把一絡げというかヒロシを常連にする意味が分からない。 | ||||
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覚醒剤で逮捕され執行猶予中に火事でアパートを追い出され、 行き場を失った主人公が行き着いた先はシュアハウス。 ただし、前科者をはじめいわくつきの人物しかしないという。 章ごとに各住人に視点が変わって物語が進んでいくタイプの小説で、 住人たちの心理が分かりやすく、なかなか面白かったです。 | ||||
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WOWOWでドラマ化されると聞き、さっそく読みました。読む前から期待しすぎたかもしれません(^_^;) 物語の伏線がいまいちつながりにくく、最後の展開も唐突すぎて、そうだったのか!というスッキリ感があまりなかったです。 全体的には、可もなく不可もなくといったところでしょうか。 | ||||
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厄介な事情を抱える男女が住んでいるシェアハウスで起きた物語を描いたミステリ。 過去に犯した罪は簡単にリセットできず、過去はいつでもついてまわる。そんな前科者たちに再スタートのチャンスを与えるために始めたプラージュというシェアハウスの中で、前科者たちの境遇や生き方を中心に物語は展開されていく。 貴生、潤子、美羽以外の前科者たちの人物像がいまいち分かりずらかったし、それぞれの心境や境遇などの描写ももう少しほしかった。 また、物語後半の美羽を巡る事件についても、緊迫感がなくいまいち盛り上がらなかった。結局、主人公の貴生がどう成長したのかもよく分からなかった。 伸介さんが語っていた犯罪者への罰則の考え方は興味深かった。犯罪が行えなくなった前科者をいかに社会が受け入れるのか、というテーマで小説を描いたらおもしろいかもしれない。 | ||||
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立ち直りと再生部分は、オーソドックスで、楽しく読んだ。 もうひとつの軸の「謎」にかんしては、出てきた時から「そら、ちょっとありえない『司法取引』でしょう。 荒唐無稽な。 ここ日本だよ?」と思ってしまったんで、何でもいいや。 という感覚でした。 普通に楽しめると思います。 | ||||
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