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狼の時刻(とき)



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【この小説が収録されている参考書籍】
狼の時刻(とき) (創元ミステリ)

狼の時刻(とき)の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

推理要素は皆無です

なにやらいわくありげな人ばかりが出てくる作品です。
基本的にこの作品はひとつの事実を除けば
犯行の描写に関しても包み隠さず読者に伝えられますし
殺人を犯した人間に関してもばっちりやってしまった光景が
出てきますので推理要素は0です。

すべては俗に言うヒモの男の愛人の犬が
殺されたことから始まります。
その相手の男の周辺人物に
なにやらわけがあったことから物語は複雑に
絡んできます。

作者は女性ですが
女性独自のいやーな甘ったるさは
極力押さえられています。
その代わり登場人物の腹黒さは
強烈ではありますが。

最後は煮え切らない展開となります。
そう、残ったものは
罠にがんじがらめとなり
身動きが取れなくなるのです。

推理小説(重厚なもの)が好きな人は
苦手とする作品なはずなので
スルーした方がよさそうです。
狼の時刻(とき) (創元ミステリ)Amazon書評・レビュー:狼の時刻(とき) (創元ミステリ)より
4488012418
No.1:
(4pt)

わかやすい破壊的ドラマ。

金持ちが出てきて、その財産をねらう誰かが出てきて、 騙し騙されの攻防・・・・筋書きは、アルレーの王道なんだけど 話がすべて、破滅的です。 救いがまるでありません。 登場人物を全員、絶望させて「完」みたいな。 騙し騙されのトリックも、そんなに複雑じゃないし 昼メロになる位のわかりやすさ、ドラマティックさで、相当面白いです。 この本も、アレンジすれば、もう、まさに火サスの世界。 アホみたいに人間でてきて、登場人物が最後まで把握できないクリスティと比べると これは5人。 アルレーの本は、だいたい登場人物も少ないです。 そこも良い。
狼の時刻(とき) (創元ミステリ)Amazon書評・レビュー:狼の時刻(とき) (創元ミステリ)より
4488012418

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