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探偵の探偵4
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探偵の探偵4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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Ⅲで完結かと思ったがそうではなかった。松岡さんとの出会いはキカイダーでした。探偵Qも面白かった。Ⅳで終わりですよね? | ||||
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推理小説としても楽しめるが、やっぱり一番惹かれるのは、松岡圭祐さん特有のリアルな世界観。フィクションなのに、ふわっとしている部分がどこにもない。尾行・逃走・侵入・盗聴…登場する探偵たちの非現実的な行為が多々描かれているが、そこに“実際にありえるかも⁈”と思わせる執筆力。本当に作者何者⁇という感じです。 それと合わせて、主人公・玲奈の葛藤や苦悩、それを礎にした強さも魅力。 個性的なキャラクターたちが、一切甘えの許されない現実で闘い、生き抜こうとするこのシリーズはまさに壮絶の一言につきます。新刊4巻まで、読み始めたら止まりません。 | ||||
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まるで魂が抜けてしまったかのように傷ついた玲奈の復活・再生の物語。 とはいえ玲奈がようやく自分を取り戻すのは最後の最後なので,その意味では本書は新たな物語の「序章」にすぎない。最後に復活の兆しを見せるまで主人公の玲奈は抜け殻のようになってしまったこともあり,このシリーズの特徴である壮絶で過激なバトル&暴力的なシーンはそれほど頻繁に見られない。ただし描かれる回数が減った分,そのディープさは今まで以上で,過激さの度合いは増す。これが新シリーズの軸になるとしたら,相当スケールアップするだろう。 | ||||
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松岡さんのQシリーズとはおもむきの全く違ったシリーズですが、なかなか迫力がありました。細かいことをいうと少しはあるのですが、全体としてかなりレベルの高い構成と描写でぐいぐい引き込まれて読んでしまうのはさすがです。 このシリーズがまだ続くような感じですが、期待しています。 | ||||
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発売を待ってました。面白くてあっという間に読み切ってしまいました。 | ||||
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ついに完結の探偵の探偵四巻目。 今までと違って、玲奈の心の動きがより激しく描かれている気がした。 最後に出てきた黒幕が少し小物のような感じさえしたが、 しかし、レポーターもよい役を演じておりテンポよく進んでいったと思う。 そして、また、このシリーズが何らかの形で続きそうな余韻を感じた。 同時にテレビドラマも始まり、 こちらはどのように展開していくのか。 楽しみであるし、一方、書籍の良さをいかに生かしていくのか不安でもある。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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本作はシリーズ4作目で、これまでの物語を追ってきた読者は、過酷な人生を歩んできた主人公の探偵の探偵である玲奈が、どのようなクライマックスを迎えるのか、ハラハラドキドキしていることでしょう。この4作目は、これまでのシリーズとは少し趣を変え、スリルとアクションよりも、玲奈の成長に焦点をあてたストーリーになっています。妹の復讐のみに囚われていた玲奈の心が、どのように変化していくのか、玲奈を応援している人は必読です。このストーリーの先に、どのような玲奈の活躍が描かれるのか、ファンの一人としては新たなな展開に大いに期待させられました。 | ||||
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IVを読んでいる間に始まったドラマを見ましたが、余計に??となってしまいました。怪しく見せすぎる設定や雰囲気に(ドラマ側に) 違和感を感じながら読みました。 ここまで急に琴葉が変わるのか?と思いながらも、玲奈が少し普通の人に近寄ってきたことに安心感がありました。 いつもと違う探偵もの、良かったです。 | ||||
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復讐を果たし、空虚な心をどこに向けるのか?何の為に生きるのか?新たなる旅立ちへと繋がるドラマチックな展開に脱帽。悪を許さない、真実の愛を求める姿勢に感動。今後の展開に大いに期待。 | ||||
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バイオレンスだけど暖かい。「探偵の探偵I」を読んだ時からの、この感想はIからIVまで、ずっと引き継がれています。 ストーリー展開の速さに、ともすると内容にのみ目が行きがちですが、それでも読後に暖かさを感じるのは、玲奈と琴葉の情愛を感じるからです。血を分けた真の姉妹の情愛と、血は繋がらずとも、奥底で繋がっている二人の女性の情愛が、ともに読む者の胸を打ちます。探偵という職業の表裏を余すところなく描写している部分には、なるほどと感心し、玲奈のした手法を、試して見たい衝動に駆られてしまいます。まさにストーリーの面白さに、プラスαの薬味を加えているように思います。主人公の玲奈役の北川景子さんは、イメージにぴったりです。ドラマ化を想像したとき、真っ先に思い浮かべた女優さんです。アクションに挑戦の北川さんに「頑張れ!」のエールをおくります。 | ||||
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スリリングな展開と胸を打つ結末。 熱と感動のクォリティの高い4巻だった。 でもまあ死神編とでもいうべきストーリー自体は3巻で終わっていたかなとはやはり思う。 だが1つだけいいたいのは、なぜ表紙が清原じゃないんだ… 「Q」1巻から外伝にいたるまでずっと描いてきた清原を、まさかのまさか、 最後にリストラするとは… ドラマ化以降に出版された1~3巻は清原の表紙の上にドラマの写真を被せているダブル表紙(?)なのでまだわかるが、 4巻は両方とも実写… しかもこれは北川ですらないような… | ||||
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違法行為の手口をここまで書いて大丈夫なのか、と心配にはなるが、それ故にどの場面も臨場感たっぷりだ。ハラハラドキドキが止まらない。しかし、相変わらず玲奈が痛々しい。物語のラストで玲奈と琴葉が元の関係に戻れたことが、この物語で唯一の玲奈への「優しい部分」だろう。 | ||||
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よくここまで調べ上げて書いたものだ。ストーリーの面白さはもちろんのこと、この細部に対するこだわりに興味を惹かれる。また、ラストの展開はいつもながら鮮やかで、読むのに時間を忘れてしまう。レポーターの役回りも面白い。是非、新しい章の始まりを期待する。 | ||||
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※このレビューは途中からネタバレになるのでご注意ください 本書は「探偵の探偵」シリーズ最終巻。 紗崎玲奈の物語はきちんと完結するので、 ドラマを観て原作が気になった人など、 興味を持ってる人には1~4巻一気買いをすすめたいです。 3巻までと同様、4巻も読み出したら途中でやめられない スピード感ある展開と、複雑な心理が絡み合う感じが絶妙な1冊です。 なのになんでマイナス1で★4評価なのかというと、 盛り上がりの高まりは3巻の方が上だったかなという気がするのと、 少し強引な状況があり、追い込まれた主人公がとる行動のために お膳立てされすぎた環境での戦いがめだったためです。 表紙が突然写真になってるのも微妙な気持ちに。 (後日イラスト版も出るそうですが、だったら初版だけでもイラスト版にしてほしかった) それでも、ハラハラしてページをめくる手がとまらないのは 前作までと同じだったので、ワクワク感だけなら十分★5だとおもいます 【以降ネタバレ】 ラスボスがまだいると判明した時点で 思わず本を上から見て、残りページ数を確認してしまいました。 左手に持っている未読部分のページ数が少なくて 「この残りの尺では消化不良になるのでは…」と不安に。 その不安は拭いきれず、ちょっと戦いが地味だったかなと。 三巻の、死神を目前に、琴葉は人質、自分はコンクリの中というほうが 絶対状況として際だっていて、 あれを越えるだろうという期待をしてしまうと肩すかし。 また、砂糖大活躍とか、電磁波とか、 同じような手段での戦いも、ちょっと残念。 まったく別な切り口での攻防は 「そこにそれがあって良かったね」というラッキーな状況過ぎて いまいち現実味がなく。 事件の舞台が大きくなって、派手な話になったものの リアリティが薄れてしまったような。 …とちょっと不満はありつつも、 本作での玲奈さんの変化も良かったですし、 オチも良いところに収まってると思います。 玲奈さんと琴葉とそれぞれの実の姉妹が生み出した 3つの姉妹愛の形と心の葛藤は、4巻通しても正解はなく切ない話で 読後も行動の解釈など、読み直しが楽しめそうです。 そして、この発行ペースで、 こんなワクワク感を最初から廉価な文庫発刊で楽しめたので 他の終わってないorなかなか続きが出ないor中だるみ…みたいな 別の作者作品を思い返すと、 最後まで勢いよくかっ飛ばしてくれて、良心的なシリーズだと思います。 スピンオフにはなんとなく、 須磨先生の過去の事件がからみそうですね、 今から非常に楽しみです。 | ||||
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とにかく逃げまくり、攻めまくる玲奈。「そんな所にそんな物がそんなに多量にあるわけないだろう!!」と突っ込みたくなる場面もありましたが(これで星一つ減)、細かいことは気にせず、流れに乗って一気にラストまで読みきることができる本です。テレビドラマにもなりましたが、やはり小説の方が圧倒的にいいです。 | ||||
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四巻目にして作者松岡さんの本作に込めた思いに気づかされた。どちらかというとアウトロー的な“探偵”、一方社会的にオーソライズされた“精神科医”、どちらもクライアントの信用の上に成り立つ職業である。しかし、その信用をたやすく裏切るものもいる。信用が強ければ強いほど、その副作用は大きい。そんな社会の闇に対する一筋の光、それが“玲奈”だったのだと改めて気づかされた。正義とかではない、不条理に対する救い、それを松岡さんは描きたかったのでは、と感じた。 | ||||
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これぞ松岡圭祐ワールド!がクライマックスに待っていました。 I~IIIそれぞれの巻にも松岡さんらしい展開がしっかりあるのですが、正直何か物足りなかった。 それはアクションの描写が激しすぎて私の感性が麻痺してるせいかなと思っていたのですが…。 全てはIV巻に込められていました! 読み終わった後の爽快感はもちろん、期待していた以上の安堵感がこの作品にはありました。 ますます松岡圭祐さんの作品に虜です! | ||||
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玲奈が成長して、琴葉との関係や、現実の探偵のあり方に気づく。感動的な最終巻だった。3巻ではなんら完結していないことはちゃんとした読者なら分かる。 | ||||
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第3巻の巻末次回予告で、4部作完結が示唆されていたため、今回の肝は玲奈がいかに試練を乗り越え 琴葉との関係に道を見出すかにあった。3巻で死神と戦ったからといって勝手に今回新しい話を求めるのはおかしい。 その完結編であるが、琴葉の言葉に傷ついた玲奈が自分に折り合いをつけ、真の思いに目覚めていく様子が 実に巧みに表現されていた。とりわけ須磨からの電話には重要なメッセージがあった。それこそが、 玲奈と琴葉を組ませた真の理由だったと気づかされるのである。 須磨、桐嶋、警視庁の坂東には獅靭会なる組織を巡る因縁があるようだ。昨日やってたドラマでも、もう獅靭会という 名がセリフで出てきて驚いた。今後も新章に期待したい。次回作の「水鏡推理」にも。 | ||||
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