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贖い
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贖いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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組織の中の一個人のあるべき姿、捜査はこうあらねばと思わされた最高の作品です。 | ||||
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犯人の稲葉さんの執念、星野警部の粘り、どちらも応援したいと思わされるような素晴らしい作品でした。 | ||||
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東京の杉並、埼玉、そして名古屋でそれぞれ6年生の男子生徒、中学2年生の女子生徒、そして1歳の男児が殺される。杉並の男子生徒は 殺害後頭部を切断して学校に晒されるという猟奇殺人であった。それぞれの事件に接点があるわけでなく、それぞれ警視庁や所轄の警察が 捜査にあたることなる。杉並では殺人捜査に不慣れな元交渉人であった警部の星野が若い女性刑事とペアを組み、埼玉ではやや軽い 捜査一課の神崎が胸襟を開かない女性刑事中江と捜査に当たる。そして、名古屋では東京から実質追い出された刑事の坪川が行きがかり上 この捜査担当になる。それぞれの刑事たちの持つ過去と悩みが巧くエピソードとして挟まれていく。そして、彼ら3か所の刑事たちと同じように 頻繁に登場するのが、ストイックで孤独の商社マン稲葉である。少なくともこの作品の上巻において、この3つの事件がお互い関係しているようには 思えないし、稲葉がどういう立場でこの作品に登場ししているかも分からないようになっている。読者は、その巧みなプロットの設定ゆえに、 ページを捲る手が止まることがない。そして、下巻でやっとそれぞれの事件がクロスし始める。事件の背景とその原因については、正直やや陳腐な 感は否めないが、設定とストーリーの巧みな進め方のお陰で、非常に面白く読むことが出来た。間違いなく、映画化かTVのドラマとして映像化 されそうな気がする。いわゆる「刑事捜査物語」としては上質の作品であることは間違いない。 | ||||
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これぞミステリーの真髄。そう思わせてくれる作品。3つの一見何の繋がりもないと思える事件。この事件がなぜ繋がっていくのか。読者にもハラハラする展開。奇抜な展開はなく、逆に地道に一つ一つ筋道立てて点を繋いでいく。終盤に近づくにつれて興味はどんどん高まっていく。数あるミステリーの中でも屈指の作品。読み応え十分の長編だが、読後の満足感は半端ない。 | ||||
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まだ上巻しか読んでませんが読みごたえがあります。下巻が楽しみです。 | ||||
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最後は一気に読めました! 映画のような描写でおもしろかったけど既に使い古されている表現描写が多かったかなあ | ||||
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読み始めはありふれた話かと読んでいたが、読み続けるといつの間にかのめり込んでいた リカ以来読み応えのある本だった | ||||
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星野刑事の前作は未読ですが、雰囲気出ている刑事ですね。 あそこまで会社に訪問は普通ありえませんね。いじめの復習(親による)は設定的によく有りそうですが、ここまで根が深いとは。購う 辞書で調べてしまいました。 奥さんの心境をもっと聴きたい気がしました。愛してるの一言だけですからね。 | ||||
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ネタバレになるので、多くは語れません。3箇所で全く異なる殺人事件が、連続します。なので、県警も所轄もバラバラに動いていきます。星野刑事は、犯人を早いうちから特定していますが、他県では、ちょっとずつ真相に辿りついてるけど、なんかズレが生じます。だから、かなりのボリュームの本ですが、スラスラ、読めます。ただ、星野刑事がひょうひょうとしてるキャラなのはいいのですが、なぜ、そんな早い段階で犯人に目をつけたのが分からなかった。そこは、キャラだけでは、ゆるい気がします。だから、☆4つ! | ||||
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一見無関係な3つの事件それぞれの先行きが見えないまま上巻が終わってしまった。先が気になります。 | ||||
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一気に5時間かかった。徐々に面白くなっていく。上下巻あるのだから、中だるみがあると思っていたが、登場人物への関心が強くなるばかりで、中々進まないストーリーなのに、手放せない感が、流石、五十嵐さん!リカを超えるモノがなかなか見つからなかったけれど、やっと出てきた。楽しかった。 | ||||
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三件の事件が、一人の犯人にたどり着くプロセスが面白く、一気に読み終える! | ||||
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三つの殺人事件を取り扱っているが、犯人はおおよそ見当がつく構成になっている。むしろ、謎なのはその動機のほうだろう。やがて、殺された子どもの親がかつて中学生の頃、同じ学校にいたことが判り、つまりいじめの問題があったことが示唆される…。 7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。2日埼玉・和光。林で、中学生の少女の刺殺死体が発見された。3日愛知・名古屋。ス-パーで一歳児が行方不明になる。それぞれ、全く別な事件として捜査される。その捜査を過程を丹念に描かれている。 最後のほうで、真犯人が最初に被害にあった子どもたちだけでなく、その親たちも殺害しようとしているのでは、と思わせる展開で、一気に緊迫の度合いが高まる。 最後のシーンは、思わず泣かせる展開になります。読後感は悪くない。 確かに、いじめで自殺した子どもの親の気持ちを思うと、判る側面もあるものの、それでも、その加害者側の何の罪も無い子どもを殺害するというのは、さすがに飛躍しすぎと思うのは私だけだろうか。その犯行に及ぶ際の、躊躇や、迷いを描くのは難しかったののだろうか。 重厚で面白い作品ですが、残念なのは、なぜ警部の星野が、その人物を怪しいと思ったのかと言う点が、最後まで曖昧な点ですね。 | ||||
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ハラハラドキドキ。次の展開がどうなるのか気になり一気に読んでしまいました | ||||
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登場人物達の苦悩と葛藤が伝わってくる濃密で濃密なストーリーだと思いました | ||||
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今年ダントツ。リカを書いた五十嵐貴久さんが、ここまでやるか!物語は3カ所で別々に起きた子供の殺害事件。そのそれぞれがひとつひとつのの別の事件のように描かれるので、とにかく読むのに時間がかかる。文字数も通常の単行本の倍はあるのでは無いか?しかし、量に全く劣らない内容の濃い深い作品になっている。 | ||||
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ハードカバーで読んで大変感動した作品がいよいよ文庫で。物語は3カ所で別々に起きた子供の殺害事件。そのそれぞれがひとつひとつのの別の事件のように描かれるので、とにかく読むのに時間がかかる。文字数も通常の単行本の倍はあるのでは無いか?しかし、量に全く劣らない内容の濃い深い作品になっている。 | ||||
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「自分の人生で『罪』と呼べることは何一つしたことがな い」 こう言い切れる人間はいない。 断言してもいい。 大小はあるけれど、誰しもが「罪」を背負っている。 その罪を贖って生きていかなければ、そんなことを再確認 させられた。 もし、「自分の人生は真っ白だ」と思っている人には是非 本作を読んで欲しい。 きっと認識を改めると思う。 | ||||
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能力はあるのに上から煙たがられる警部、どこかにそんなシチュエーションがあったなぁ・・・。 ということで、まぁまぁステレオタイプの設定かもしれないですが、ストーリー自体はとても面白い。 3つの単独の事件の真相解決がなかなか進展しないのですが、稲葉さんの名前が二つの事件で出てきた辺りから ストーリーは大きく動き、それに伴い読むのをやめられなくなりました。 なんで最初に稲葉さんを犯人と決めつけたのかそのあたりの理由がちょっと弱いかな、また、理解のない上司 っていうのもちょっとワンパターンかな、といったところで1点マイナス。 でも、十分楽しめた作品でした。 | ||||
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文久元年の〜、の作者と知らずに読み始めた。 長々とよくできたプロットで面白かったが、女刑事二人に、進行過程で何度もいらついた。 作者は女を知らないのかも知れない。 藤原伊織や白川道には本当に惚れたくなるような女性キャラが描き込まれていた。 この作者のルックスじゃ仕方ないかも知れない。 | ||||
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